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第17章 紬夢のGTRを運転する

明くる日、朝6時に茉白が起きると柚葉が先に起きてパンを焼いてコーヒーを淹れていた。「おはようございます。柚葉ちゃん。今日は早いね。有り難う。」茉白が柚葉の顔を見た。「おはようございます。いつも茉白さんにやってもらうの悪いのでたまにはやらないと。」柚葉は茉白の顔を見てニヤリ微笑んだ。「なんか、ありがたいわね。」茉白が柚葉の顔を見た。「茉白さん。昨日はご来店有り難うございました。」柚葉は茉白の顔を見て微笑んだ。「ラーメン屋さんの帰りだったの今度、一緒に行こう。美味しかったから。」茉白は柚葉の顔を見た。「そうだったんすか?是非連れて行って下さい。もしかして、鬼者語ですか?先輩方が言ってましたから。」柚葉は茉白の顔を見た。「ビンゴだよ。柚葉ちゃん。ワハハハ」茉白は柚葉を見て最後に笑った。「おはようございます。」紬が起きて来て椅子にドカッと座った。「おはよう。」茉白が挨拶した。「おはよう。」柚葉が挨拶を返した、「ごめん。テレビつけるよ。国会議員達騒いでないか確認する。」茉白はテレビをつけた。「あらら。ら、騒いでないわね。気付いてないんだわ?ウフフフ」茉白が小さく含み笑いをした。「今日はGTRいじれるから楽しみ。」紬がニコニコしながら二人を見た。「紬ちゃん、パン焼けたよ。茉白さんもどうぞ。コーヒー今から淹れますね。紬ちゃん。夢叶うぬ。よかったよ。」柚葉が言った。「いたたきます。」二人は合掌してバンを食べた。「ご馳走様でした。」三人は完食し合掌した。紬は席を立つとバスルームへ行きシャワーを浴びた。次に柚葉、最後に茉白とシャワーを浴びて、紬と柚葉は出かける準備を始めた。茉白もヤマハへ行く準備を始めた。茉白はオフィスカジュアルでまとめ紺のシャツに白いズボン。柚葉はスポーツカジュアルでまとめオールブラックのナイキのジャージ。紬は白のツナギ。紬は9時にマンションを出た。NSXの試乗をするので30分早く出た。「いってきます。」紬は玄関を出た。二人は見送り「行ってらっしゃい。」声をかけた。茉白と柚葉は9時半にマンションを出た、車に乗ると柚葉は職場へ茉白はイイアスのヤマハへと出かけた。茉白はイイアスに着いて3階のヤマハへと向かった。受付に女性が立っていた。「すいません。ピアノのレッスンを希望します。」茉白が受付の女性に声をかけた。「有り難うございます。レッスンはご本人様ですか?それとも?」女性は茉白の顔を見て言葉をそこで止めた。「レッスンを受けるのは私です。」茉白は女性の顔を見てニヤリ微笑んだ。「失礼しました。いつもの癖でつい。一カ月前に一度ご来店くださいましたよね。サロンの方でピアノ買って頂いたとかで話は聞いております。有り難うございました。それではこちらをご覧頂き納得いただけたらこちらに記入していただけますか?」受付の渋谷さんが茉白に説明した。「オッケー!わかりました。」茉白は説明を読んで納得し、申込書にサインをした。「ひいらぎさまとお呼びして宜しいですね。」渋谷は茉白の顔を見て確認した。「はい。ひいらぎましろです。間違ってないですよ。」茉白は渋谷の顔を見て優しく微笑んだ。「柊様、個人レッスンをご希望と言う事で。何曜日、時間をお聞かせ下さい。後、男の先生か女の先生か希望がありましたら。」渋谷は茉白の顔を見て微笑んだ。「何曜日でも、時間は午後4時くらいからでお願い致します。女の先生で。」茉白は渋谷の顔を見た。「ご自宅にピアノ有り、音符も読めると言う事で宜しいてますね。」渋谷は茉白の顔を見た。「はい。」茉白も渋谷の顔を見て返事した。「女の先生が良いと言う事で最短は、少しお待ち下さい。」渋谷はスケジュール表を見た。「明日の4時にお願い致します。毎週火曜日の4時は確保しました。後は先生と話し合って下さい。渡辺涼子先生です。楽譜等は先生と相談してお買い求め下さい。とりあえずヤマハのテキストお渡しいたします。これ、どうぞ。明日までに予習するといいてますよ。」渋谷は茉白を見て優しく微笑んだ。「有り難う。」茉白はお礼を言った。「それでは以上です。ご入会、有り難うございました。明日、お待ちしております。」渋谷は茉白の顔を見て笑顔で微笑んだ。「宜しくお願い致します。失礼します。」茉白は渋谷に頭を下げた。その頃、紬はNSXを試乗させて貰って社長と話し合っていた。「紬ちゃん。今日の作業は34GTRの点検とオイル交換頼む。面野井さんと言う女性のお客様ださら。頼んで運転させてもらったら?どっちにするか答えが出ると思うよ。俺からも頼んでみっから。」社長は紬の顔を見た。10時に面野井樹潤の34GTRが独特の音で駐車場に入って来た。「こんにちは、おものいじゅじゅです。あまぼうきさん。点検とオイル交換お願い致します。旦那さんお元気ですか?」樹潤は天宝喜の顔を見た。「元気よ。毎週、つくばサーキットで走り込んでるわよ。GRヤリスで。樹潤さんははしってないの?」芽郁が樹潤の顔を見た。「いらっしゃい!」社長が樹潤の顔を見て微笑んだ。「紬ちゃん。GTR来たぞ!」社長が怒鳴った。紬が裏口から事務所に入って来た。「こんにちは、初めまして枳殻紬です。今日の点検とオイル交換担当させていただきます。調子悪い所ないですか?」紬は樹潤の顔を見て優しく微笑んだ。「ない。社長新人ですか?宜しく頼んだ。」樹潤も紬の顔を見て微笑んだ。「車おあずかりします。鍵はついてますか?」紬はエンジンをかけて工場まで運転した。「腕の良い新人だ。良い子が入った。」社長は樹潤の顔を見た。「面野井君、今は横浜キヤノンイーグルスだよな!元気か?後、頼みがあるんだけど紬ちゃんに君のGTR試乗させてくれないか?今、GTRにするかNSXにするか悩んでいる所なんだ。」社長が樹潤の顔を見つめた。「かまいませんよ。」樹潤は社長の顔を見た。「そっか!ありがたい。」社長は樹潤の顔を見てニコリ微笑んだ。社長は工場にまわって紬に試乗オッケー出た事を知らせて紬の作業を観察した。「社長、このGTRそうとういじってますよね。見た目でブレーキ、サス、マフラーは社外ですよね。」紬が社長の顔を見た。「良くわかった。流石好きなだけある。エンジンの中身、タービンも違うぞ!後でエンジンルーム見たら感動するぞ!」社長は紬の顔を眺めた。下周りの点検は終了した。車が上がっている間にオイル交換、フィルター交換の為ドレンボルトを触ると「紬ちゃん、それ、ドレンボルトマグネット式なんだ。特殊だから気をつけてね。」社長が声をあげた。紬は慎重にドレンボルトを外し汚れたオイルを抜いた。すべて抜けきったのを確認してオイルフィルターを外して新しい物を取付けた。ドレンボルトを慎重に付けた。「社長、ブレーキパットの交換はいかがします。ブレンボ純正ですか?」紬は社長の指示を待った。「そうだな変えなきゃいけないレベルか?」社長は紬に尋ねた。「五分ですかね。交換しましょう。」紬が言うとブレンボの純正パットを社長が持ってきて紬に渡した。紬はブレーキパットを交換して下周りを終了させた。車のリフトを下げてボンネットを開けてエンジンルームを覗いて驚いた。すこぶる綺麗だった。タービンも大きな物がついていた。日産純正スポーツオイルをいれた。ゲージで確認した。社長がエンジンルームを眺め

「よし、綺麗にしてる。紬ちゃん。走り屋はこうでなくちゃ駄目だぞ!良い手本だ。表まで車まわして、試乗行って来い。」社長は紬の顔を見た。紬はエンジンを始動させてハンドルをきって表に車をまわした。事務所に入ると「お客様、終わりました。ブレーキパット交換いたしました。半分でした。試乗させていただけるんですか?感激です。」紬は樹潤の顔を笑顔で見た。「いいわよ。私、隣に座るね。スピード出るから気をつけて運転してね。」樹潤は紬の顔を見た。車は駐車場を出た。道路に出ると「アクセルあまり踏み込まないで軽く踏むだけでいいから。」樹潤が注意した。「わかりました。」紬は返事をしたがテンパっていた。エンジンは軽かった。軽自動車なんか思いっきり踏み込まないと前に進まないからそのギャップにとまどっていた。紬はこの日を見越してAT限定にはしてなかった。夢が実現した瞬間だった。「大通り出たら思いっきり踏み込んでみな!パワー凄いから。」樹潤が言った。紬は少し緊張していた。「午前中NSXも運転させてもらいました。あれはあれで有りかなと思ったんですがGTRは違う。」紬が言った。「天宝喜さんのNSX運転したんだ?あの車も速いからね。つくばサーキットでよくバトルしたもの。」樹潤が過去を思い出していた。「大通り出たらアクセル踏み込んで。」樹潤が叫ぶと紬はアクセルを踏み込んだ一気に身体が後へ持っていかれた。次の信号は赤だった。紬はギアをおとして減速をすると吸排気音がバックファイヤーとともに凄かった。また、これがシビレる音なんだと紬は体感できて感激して涙が出そうだった。「この辺は白バイが網張ってるから抑えめに行こう。」樹潤が紬の横顔を見た。「はい。わかりました。じゅじゅさん、34GTRは今幾らくらいしますか?」紬が質問した。「高いのは三千万円はするやつから八百万円まで幅広いよな。だから無理しないで天宝喜さんのNSXをおすすめするよ。スポーツカーデビューだろ、あなた。たぶん、安くしてくれると思う。あのNSXも鬼ケ窪社長が作ったんだよ。すべて!間違いないよ。事故車だけど。心配ない。」樹潤は紬の横顔を見た。「この車は難しいよ。」樹潤は紬の横顔を見た。「有り難うございます。」紬は樹潤の横顔を見た。帰りはゆっくり帰って来た。鬼ケ窪モータースの駐車場に入った。バックで停めた。「有り難うございました。」紬は樹潤の目を見つめて鍵を手渡した。事務所に入ると社長が声をかけて来た。「どうだった?念願のGTRは?」社長は紬の目を見つめた。「最高でした。車を運転しているって感じで。でも私にはまだ扱えなさそうです。社長、そのNSXは幾らしますか?樹潤さんにこっちを勧められました。」紬は社長の目を見つめた。「聞いてやる。天宝喜君、旦那さんは今、何処にいる?」社長が天宝喜さんに聞いた。「うちで株の相場見てると思います。この車幾らで売るって聞いた事あるか?電話してみっか?」社長は天宝喜さんの顔を見た。「聞いた事ありません。」天宝喜は社長の顔を見た。社長は電話をとって、天宝喜琢磨へ電話した。「こんにちは、鬼ケ窪です。お久しぶりです。今月後半、ヤリスの点検くるのかな?今日、電話したのは、NSXの件なんだよ。うちの新しく入った従業員が琢磨君のNSXが欲しいと言っているんだけどぶっちゃけ幾らなら手放す?20歳の女の子だから安くしてもらうとありがたい。」社長は琢磨に尋ねた。「鬼ケ窪社長の所の従業員さんが乗ってくれるなら安くしますよ。八百万円でなおしたんでしたよね。半額の四百万円でいかがでしょう?今、あのNSXは中古価格一千万円はするでしょう?女の子に乗れるのかな?それが心配ですが。」琢磨は話した。「もうちょっと安くならないか?二百万円くらいにだったら即決させるから。」社長は琢磨に無理な相談をぶち投げた。「二百万円か?社長にもお世話になっているし、うちの妻もお世話になっているから、いいでしょう?二百万円で。一つだけ条件があります。一度その女の子に合わせてください。明日、行きます。点検もついでにお願い致します。」琢磨は社長のいい値でオッケーした。「有り難う琢磨君。明日、点検予定しとくから10時に来てくれ!それでは失礼します。」社長は電話を切った。「紬ちゃん。格安の二百万円で譲ってくれるって、是非、君に会いたいらしい。明日くるから。現金あるのか?」社長は紬の顔を見つめた。紬はニコニコだった。「お金、茉白さんに借ります。明日用意できますよ。社長有り難うございました。」紬は笑顔で社長の顔を見つめて頭を下げた。

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