第44話 迷宮街
33話の誤字と38話の最後の部分を少し訂正しました。
ダンジョンを出た時雨は一度アルカードの冒険者ギルドに戻り指名依頼の報告をしていた
「おう、依頼はしっかり達成してくれたか?」
俺が部屋に入るとラオルはそう聞いてくる
「いや、あの場に勇者はいなかったな。」
そう答えるとラオルは
「それはどういうことだ?あのダンジョンに勇者一行が入ったのは確認できていたんだが」
驚きを隠しきれていない様子で聞いてきたので俺は実際に見たことを伝えた
「確かにあのダンジョンには勇者らしきやつらがいた、だがあいつらは勇者でなくこの国の、国王の奴隷だった。」
「勇者が奴隷に?あの国王は終わってるな。」
「なんか、魔王を倒すとか言っていたが魔王はいるのか?」
俺はそのことが気になっていたことで、召喚されたときにエルから魔族がいると聞いていたがこれまで魔族を見たことがなかったのでギルドマスターに聞いてみたのだ
すると驚く答えが返ってきた
「確かに魔族や魔王はいるぞ?というか魔王はいまお前の目の前にいるんだがな」
「は?」
「だから、俺が魔王、魔王ラオル・エグゼベルンだ。」
俺はその言葉を聞きすぐに鑑定した
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ラオル・エグゼベルン
性別 男
種族 魔族
職業 魔王
HP 325000
MP 450000
ATK 150000
DEF 210000
INT 208000
MIND 254000
DEX 189000
LUK 100
【ユニークスキル】
幻影魔法
【ノーマルスキル】
身体強化Lv.6、闇魔法Lv.7、隠蔽Lv.6、
鑑定Lv.5、火魔法Lv.4、魔力操作Lv.7、
気配察知Lv.5、気配遮断Lv.5、威圧Lv.6
【称号】
歴代最強の魔王、ギルドマスター
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(この世界に来たばかりの俺のステータスよりは低いが勇者には間違いなく勝てるだろうな、それに歴代最強の魔王か)
俺は鑑定の結果を見てそう思っているとラオルが声をかけてきた
「おい大丈夫か?」
どうやらそれなりの時間考えていたようでいつの間にかセリアさんもいてこちらを心配そうに見ていた
「大丈夫だ、依頼の方の判断はそっちに任せる、あと俺のパーティだがリーダーを胡桃に移して俺は抜けるから手続きを頼む。あと、俺はこの街から別のところに移動する」
「分かった、ここからだと迷宮街オルトラがいいだろう。手続きはすませておくから行ってくるといい」
ラオルに教えてくれた礼を言ってからギルドを出てアルカードの門を出ると横に出てきたシズクが教えてくれた
「マスター、オルトラは馬車だと一週間ほどかかりますがマスターが走ると日暮れ前に着くと思いますがどうしますか?」
俺は迷宮街ということが気になるので走って行くとシズクに伝えると分かりましたと頷き二人で同時に走り出した。周りからは消えたと思われる程の速さで。
道中何事もなく無事にオルトラに着くとシズクはすでにいなかった。自分がいると手続きに時間がかかるから、ということらしい。
門に近づき近くにいた門番に街に入ってもいいか確認をすると
「冒険者だったら門番にギルドカードを見せたあと確認が済めば普通に入れるからな覚えておくといい」
そう言われ俺は自分のギルドカードを取り出して見せる
「Aランクなのか、若いのにすごいな。確認したから入っても大丈夫だぞ。ようこそ迷宮街オルトラへ」
その言葉を聞きながら俺はあらたな街に入っていった
やっと魔王を出すことが出来ました。
次回は迷宮街の冒険者ギルドを書きたいと思います
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