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第45話 人助け

ブックマークの数が200件を越えていました。皆さんありがとうございます!

これからもよろしくお願いいたします


 街に入った俺はまずは冒険者ギルドに向かおうとしたのだが大事なことを忘れていた


「ギルドの場所聞くの忘れてた」


初めてきた場所だからといって迷子になるわけにもいかないので近くにいた人に聞くことにした


「すみません、冒険者ギルドの場所を教えてくれませんか?」


俺が声をかけたのはいかつい感じの男性だったのだが


「冒険者ギルドならここをまっすぐ行くと看板が見えるからすぐにわかるぞ」


「ありがとうございます」


「おう、お前も頑張れよ!」


とてもいい人だった。今まで会ってきた男はほとんど女や金を奪おうとするような腐ったやつらだったのであの男性にはすこし感動した


 頭の中でシズクが


『私、マスターのサポート係なのに頼られなかった。』


と拗ねていたのであとでちゃんと慰めとかないとな


 男性に教えてもらった通りに進むとギルドの看板とその建物が見えてきた


 迷宮があるからなのかオルトラの冒険者ギルドはアルカードの冒険者ギルドよりも大きかった


建物のなかに入るとかなりの数の視線が集まった。………なんでだよ


俺に視線が集まるなか一人の男が話しかけてきた


「お前、アルカードから来たのか?」


そう聞いてきたので「確かにそうだが」と返すと男は突然笑いだした


俺はその意味が理解できずその男に目を向けると男は笑うのをやめ説明を始めた


「すまなかったな、突然笑ったりして。実は最近冒険者の間である噂が流れていてな」


「噂?」


「ああ、ガイアドラゴンを単独で撃退したやつがいるっていう噂でその撃退したやつの容姿も流れてたんだよ。銀髪に黒と金のオッドアイ、黒いコートだってな。お前の容姿があまりに似ていたからどこから来たか聞くとアルカードからだと答えたから分かったんだがまさかこんなに若かったとはな」


男はそこまで話すと引き留めて悪かったな、と言ってもといた席に戻っていった


まさかあの事がここまで広がっていたとは思っていなかったので混乱していたがSSランクを単独で撃退したんだからそうなるか、と一人で納得していた


 そのあと受付に向かうといたのは女性ばかりだった


(男性の受付を見たことないがこの世界では女性が受付をしないといけないのか?)


『この世界では男性の冒険者が多いため女性が受付をすることで彼らの士気を高めたいのかと』


俺の疑問にシズクが答えてくれる


シズクとそんなやりとりをしたあと受付で迷宮のこととこの街の迷宮のことを聞く


「迷宮のことですね、まず迷宮とは階層が150層を超えたとても広いダンジョンのことです。この街にはご存じ通り迷宮があります。ちょうどギルドの目の前にあるのですが許可証がないと見えないですがね。名前はソルの迷宮といい階層はおそらく250層程だと言われていますが誰も最深部に到達したことがないので本当なのかどうかは分かりません。現在の最高到達層は124層でこれは何十年か前に召喚された勇者たちの記録になります。

 簡単な説明は以上ですが詳しい説明はしますか?」


確認してくれる受付嬢にある程度は分かったので大丈夫だ、と答えてからこの近くにオススメの宿があるか聞いてみるとこのギルドの向かいにある宿がオススメだと言われたので礼を言ってからギルドを出ようとするとバンッという音をたてて扉が勢いよく開かれた


 俺はかろうじて避けれたが危なかったので注意しようとするとそこにいたのは幼い子供を抱いている案内してくれた男性だった


男性はかなり焦っているようでギルドの中に入るなり大声で話し出した


「誰か!妻を、フロンを助けてくれ!頼む!」


その声に反応した受付嬢が詳しい話を聞かせて欲しいと言っていたので男性は話始めた


「ああ、買い物が終わってから家に帰ると家の中が荒らされてさらにフロンがいなかったから探していたがどこにもいなかったがこんなものが置かれていたから急いで来たんだ」


そう言って一枚の紙を取り出した。そこにはこう書かれていた


“妻を返して欲しければ西の森にある俺たちの拠点まで来い   赤のアギト”


それを見た受付嬢は大声で言った


「皆さん!依頼です。相手は指名手配されている赤のアギトで拠点の場所も分かりました!」


その言葉に多くの冒険者が反応していたが俺はシズクに確認していたので拠点の場所が嘘の情報だということと本当の拠点とフロンさんの位置が分かったのでその場を離れて書かれていた場所と反対の東の森に向かった


 森に入ってすぐに気配遮断のスキルを使い歩いていると話し声が聞こえてきたのでその方向に向かって歩いていると開けた場所に出たのだがそこには着ていたものをすべて脱がされ泣いている一人の女性とその姿を見て笑っている六人の男がいた。その光景を見た俺は気づけば体が勝手に動いていた


 男たちが突然現れた俺に驚いている間に女性の一番近くにいた、おそらく女性を犯そうとしていた男を取り出した神流で真っ二つにしてその反対にいた男は凪で斬り、残りのやつらには闇の中級魔法『ダークランス』を当てる


 突然の出来事に固まっていた女性だったが自分が助かったことが分かりその場で座り込んだ。


それを見て一度森の中に戻りシズクに人化してもらって女性の着るものを渡し様子を見ておくように頼む


シズクが頷くのをみてから俺は男たちの後ろにあった拠点の入り口に入っていく



次回は赤のアギトの掃除ですかね

誤字脱字等がありましたらご指摘お願いします

またアドバイスや感想等も書いていただければ参考にしたいと思います

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