第3話 王との謁見と勇者のステータス
プロローグの一部の表現が分かりにくいとの意見がありましたので少し訂正しました
胡桃のステータスを見せてもらうと
クルミ モリサキ
性別 女
職業 聖女
HP 3000
MP 7500
ATK 2400
DEF 2700
INT 4200
MIND 13000
DEX 5000
LUK 200
二人とも職業にあったステータスであった
「確認はできましたか?戦ってくださるかどうかを決めていただく前に先に父に会っていただきます。私のあとをついてきてください。」
王女は確認をとったあと扉から出ていったので俺たちも見失わないように王女のあとをついていった。
しばらく歩いていると
「ここが父がいる場所になりますが、部屋に入った後、玉座と扉の真ん中程の場所で膝をついて頭を下げてください」
と王女が言うとすぐに扉を開いた、部屋はとても広く一番奥には豪華な椅子に座った男性とその近くに白い鎧を纏った男の人が立っていた。
「お父様、この度の勇者召喚に応じてくださった勇者様方をお連れいたしました」
「うむ、この度は我々の勇者召喚に応じてくれたこと感謝する。私はここマグナスタッド王国の国王ジルボルト・マグナスタッドという。現状はルミナスから聞いていると思うが魔族との戦いにてを貸してくれるか?」
国王は俺たちに向かって聞いてきた。すると高崎が
「わかりました、俺たちに力があるのならこの世界を救うのは当然のこと。みんなそうだろ?」
他のクラスメイトはこの世界で力があることに浮かれて賛同していた
「俺たちは魔族との戦いに参加します。そしてこの世界を救ってみせます!」
そういって意気込む高崎をみて瞳の奥で嘲笑う国王を俺は見逃さなかった
(あいつ魔族との戦いに参加するとか言ってるが人を殺すと言っているようなものだぞ?理解できているのか?それに国王のあの目何か企んでるな)
そんなことを思いつつも
「すみませんが俺は現状をちゃんと把握出来ていません、なので少し時間をいただいてもよろしいですか?」
俺は戦争に参加しようとは思わないので国王に時間を貰おうと思い発言した
「わかった、そなたの答えは明日聞こう、各自個室を与えるのでそこで一晩過ごしてくれ、またメイドもしくは執事を一人一人につける。それでは各々の個室へ案内してもらえ」
国王はそう言うと部屋から出ていった
俺はすぐに千栄と胡桃を呼び夕食のあと俺の部屋に来るように言った。
部屋につき確認すると大きなベッドに大きめのクローゼット、机と椅子が置かれていたのでベッドに寝転び自分のステータスとスキルを確認した。
シグレ トノサキ
性別 男
職業 死神
HP Error
MP Error
ATK 590000
DEF 450000
INT 500000
MIND 400000
DEX 520000
LUK 500
エクストラスキル
武具召喚、防具召喚、魂狩り、眷属化、神獣契約、暴食、言霊術、アイテムボックス、創造魔法
ノーマルスキル
刀術…Lv.max
鎌術…Lv.max
闇魔法…Lv.max
鑑定…Lv.max
隠蔽…Lv.max
偽装…Lv.max
身体強化…Lv.max
───────────────────────
(うわーまじでバグってるじゃないか、スキルの詳細は確認できるのか?)
と思いスキルをタップすると
武具召喚……使用した者に最も適した装備を呼び出すことが出来る、また使用者により複数呼び出されることもある。
防具召喚と使用用途は同じです
(表示された、でも複数呼び出されたらアイテムボックスないやつは持てないんじゃないか?)
そんなことを考えているとメイドが呼びにきたので食堂に移動する。
食堂に着くと他のやつは既に座っていた、俺は端に座ろうとしたが千栄と胡桃が手招きしていたので仕方なくそちらに行き席についた。
夕食を食べ終わり自分の部屋に戻るとすぐ扉がノックされた、扉についている小窓から千栄が見えたのですぐに扉を開け招き入れた。
「どうしたの?私たちを呼んで」
胡桃がそう聞いてきたので俺は自分のステータスと考えていることと国王のことをすべて話した、最初は疑っていた二人だが話しているうちに信じてくれたようだったので、”話しはこれだけだから“とそれぞれの部屋に帰らせたあとすぐに俺は寝た。
次の日の朝、朝食を食べたあと再び玉座の間に呼ばれたので向かったが今度は一番だったが、他のやつが揃ってから話が始まった。
「一晩考えてもらえただろうか?私はいまそなたらのステータスが気になっておるのでみせてくれんか?」
と突然言われたのだが高崎は”大丈夫です“と即答した。そして高崎のステータスは
ヒカル タカサキ
性別 男
職業 勇者
HP 10000
MP 10000
ATK 9000
DEF 8500
INT 9200
MIND 7000
DEX 8200
LUK 150
やはり勇者であったが俺のステータスよりかは圧倒的に低かった、これで自分が明らかに人外であることがわかった
時雨が人外だと証明されましたね、
次回は武具召喚、防具召喚以外の説明と国からの追放を書きたいと思います。
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