第1話 異世界への召喚
次に目を覚ましたのはまわりが白い壁の部屋だった
(ここはどこなんだ?)
「ここは天界と呼ばれる場所ですよ」
俺の言葉に答えたのは身長が170程の整った顔をした女性だ、だがこの女性は背中に大きな羽根をつけているため人間では無いことがすぐにわかった。
(この人は誰でいったいどこから出てきた?)
「私は女神と呼ばれるものではじめからこの場所にいましたが、、、まあそれは置いといて、あなた方は異世界に召喚されました。私の力では阻止することは出来ませんでしたがあなた方に能力を差し上げることは出来ますので能力を差し上げたいと思います」
女神はそう言うと一人ずつこちらにくるように手招きをした
途中、男どもが鼻の下を伸ばしているのが女子にばれ冷ややかな目で見られていたが気にしないでおこう
ん?俺?真横に女神をも越える天使がいるのに女神に鼻の下を伸ばすなんてことあるわけがないだろ?
さらにはある女子の方からすごい目で見られているがまあこれも気にしないでおこう
なんか"俺はチートでハーレム作るぞー!"とか言ってるやつがいたり、どんな能力が貰えるのか楽しみにしてわいわいしてるやつらがいたりしたがやっと俺の番がきた
「あなたが最後ですね、どんな能力になるかはわかりませんがあなたからはまわりとは違う雰囲気がするので特別なスキルになるでしょう」
「では能力を差し上げ終わったのであなた方が召喚される世界と現状ついて話しましょう、召喚される世界はあなた方の世界とは異なる世界『ソルライン』と呼ばれています。この世界には人間に獣人、エルフやドワーフ、魔族が存在しています。またこの世界にはステータスと呼ばれるものが存在しますがそれはあちらの世界で確認してください。あなた方は『ソルライン』にあるマグナスタッド王国に召喚されました。召喚の内容まではわからないので国王に聞いてください」
女神はここまで説明すると一度話を切った
(説明が一部なげやりなのだが他のやつらは気にしないのか?)
時雨は、疑問に思いながら周りを見てみると、異世界に召喚されたときいて盛り上がってるやつや
「もとの世界に帰れないのかな?」
と泣いてるやつもいるが誰一人女神に対して質問していなかった。
そう思っていると女神が、
「そろそろ異世界に召喚されますのでお別れです、皆さん頑張ってくださいね」
そう言ってすぐに俺たちの足元が光を放ち俺たちは光に飲み込まれていった
時雨たちが転移した後、その場に残った女神は
「今回、召喚された方々のなかに不思議な方がいましたね、最高神様にお許しをいただいて下界に降り、あの方の様子をみようかな?」
そう言うとその場から消え、なにもない白い部屋だけが残った
今回は少し短いですがごめんなさいm(_ _)m
次回は少し長めにするように頑張ります
誤字脱字があればご指摘ください
また誤字脱字以外でもご指摘があればご指摘くださいm(_ _)m