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剣と銃

ブクマ、感想ありがとうございますっ

 

 おはようございます。マイホームからお届けします。今日は新たな攻撃方法を生み出したいと思う。《並列思考》のスキルレベルも上がり、同時に4つのことを処理できるので、大抵のことはできるのではないかと思い始めている。でもまずは初心に帰ってみる。


 《氷魔法》でアイスアローとも呼ぶべき氷で作った矢を作成する。うーん。ライフルがあれば十分だなぁ。下位互換って感じだ。

 アイスウォール。使い所が浮かばないなあ。そもそも《硬化》が使えるし。

 アイスランス。これは結構いいのではないだろうか。大きさも自在だから巨大な魔物相手の時に活躍しそうだな。

 そういえば《水魔法》は選択肢に入れてない。攻撃力、という面では《氷魔法》の方が高いからだ。イメージもしやすいしな。

 その後も色々と足場を凍らす魔法だとかマシンガンとかも考えてみたが、なんだかんだゲームで使われていた武器が1番使いやすく、攻撃力もあることが分かった。しかも火薬を使うのではなく魔法なので発射音がしない点においてライフルやショットガンが他武器より優れているのが明らかだ。マシンガンだって面制圧に向いてる。遠距離攻撃を手に入れたが、広範囲への攻撃法が手持ちのスキルにはないのだ…インフェルノとか使えたら広範囲殲滅魔法っぽいのに……いっそ氷の隕石を作ってメテオ!とかやるか?魔力の無駄だな。作れそうだけれども。

 近接武器として一応剣も作ってみよう。作った後どうやって操作するのかはともかくやってみよう。

 両刃の刀身を形作っていく。先端は鋭く徐々に太くしていくように。氷でできた透明な100cmくらいのロングソードができた。作って思ったがこれ持ち手いらないな。亀だし。握れないし。ただ《水の支配者》で剣を振るうことはできた。剣を沢山周りに浮かべて攻撃する亀、どうだろうか。見た目はカッコいいかもしれないが、剣より銃の方が強いし却下だな。

 無駄に時間を使ってしまったので今日の探索は島の外周をなぞるように進もう。外周とはいってもほぼ森なのでやることは何時もとあまり変わらない。マイホームを抜け出し、海上に飛び出す。《浮遊》と《水の支配者》を使って森へ直進していると海中からいくつかの魔力が近づいてくるのを感知した。

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 フライングフィッシュ。トビウオの魔物。海中から飛び出して胸ビレを広げると、少しの時間滑空できる。胸ビレの切れ味が高い。

 level: 12

 skill: 突進Ⅰ 手刀Ⅱ

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 水面を突き破ってこちらに飛び出してきたのはトビウオだった。そして広げた胸ビレでの攻撃が《手刀》扱いになっている不思議。

 飛び出してきたフライングフィッシュは5匹だった。しかしまだまだ水面下にいくつもの影がみえる。《氷魔法》のショットガンを5匹に放ち、胴体を千切り飛ばし即死させると、残りも後を追うように水面から突進してきた。胸ビレを広げて向かってくる全てに照準を合わせライフルを放つ。撃った弾は全弾フライングフィッシュを貫通し、海面は静かになった。フライングフィッシュのバラバラ死体が浮かんでいるが気にしない。



 森に入った。森に入るとすぐに出会ったゴブリンを撃ち抜き外周をなぞるように進む。50mも進まないうちにまたゴブリンの一団を発見した。今度はホブゴブリンと--杖を持っているやつは魔法を使うのか?


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 ゴブリンメイジ。魔法が使えるようになったゴブリン。

 level: 15

 skill: 火魔法Ⅰ

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 ゴブリンなのに魔法が使えるのか。そういえば物語ではよくいたタイプだったな。自分以外の魔法使いを見たことがないからコイツは魔法を見てから倒そう。

 氷の弾丸でホブゴブリンと取り巻きを倒し、思考停止したのか固まったゴブリンメイジの前に姿を見せる。この惨状もあり、俺を敵と判断したのかすぐに魔法の詠唱に入った。魔法って詠唱があるのか。それとも低レベルだからか?それに敵の前なのにゴブリンメイジも目を瞑って詠唱しているのはどうかと思う。律儀に10秒ほど待つとゴブリンメイジは目をカッと開けて杖でこちらに指し「ギャッギャ!」と叫んだ。《魔力感知》を使うと、魔力が杖の先に集まってそれが火の球に変換する様子が感じ取れた。20cmほどに膨らんだメラメラと燃える火の球は結構な速度でこちらに飛んできた。躱すことも容易いが、こちらの魔法で受け止めてみる。眼前に迫る火の球に対してアイスウォールを出現させる。使い所ないとか言ってごめんよ。さすがはレベル10の《氷魔法》で、溶けることもヒビが入ることもなく受け止めることに成功した。こちらがダメージを負ってないことに驚いたゴブリンメイジはあわてて目を閉じて再び詠唱に入る。もう一回繰り返しても仕方ないのでもう殺すことにする。アイスランスを作りそれを放つ。魔力を込めすぎたようだ。後ろの木を貫通して穴が開いてしまった。これも調整が必要だな。


 この辺はゴブリンが多いようで、あれ以来30匹ほどのゴブリンを倒しつつ進んでいると太陽が沈んできて結構暗くなってきた。ただでさえ木々で光が遮られているのにこれ以上暗くなると何も見えなくなるなあと思った矢先に急に視界が明るくなり、昼間のように見やすくなった。思わずステータスを確認するがスキルは増えていなかった。夜目とか獲得したと思ったのだが、これはどうやら《環境適応》のおかげのようだ。適応の範囲が広くてとてもいいと思います。昼間木の陰になっているようなところも明るくなってはっきりと見えるので、なんならお昼時よりもやりやすいかもしれない。


 外周部分をスイスイ進むと突然背中に衝撃が走った。ダメージは無かったのだが背中を蛇が確認すると、フクロウが爪で甲羅を引っ掻いていた。すぐさまライフルを撃ち頭に風穴を開けて殺したのだが、《魔力感知》に引っかからず、亀と蛇のちょうど死角から攻撃を与えてくる存在がいることは注意しないといけないな。今のはかなり驚いた。


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 ブラックアウル。フクロウの魔物。羽ばたく音がせず、夜の闇に紛れるとまず見つからない。

 level: 21

 skill: 気配隠蔽Ⅴ 魔力隠蔽Ⅴ

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 レベルの高い相手だった。今はまだダメージをくらうことなく倒せているが、これからどうなるか分からないからな。察知系と防御を上げていかないと困ることになるかもしれない。


 ステータスを確認したら今日はもう終わろう。


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 name: ハルカ・ドウジョウ


 race: 玄武


 level: 8


 skill: 鑑定Ⅵ 咬撃Ⅶ 硬化Ⅷ 機動力上昇Ⅳ 魔力操作Ⅵ 水の支配者- 水魔法Ⅹ 氷魔法Ⅹ 魔力探知Ⅴ 投擲Ⅳ 狙撃Ⅳ 遠泳Ⅶ 速泳Ⅴ 飢餓耐性Ⅴ 睡眠耐性Ⅴ 並列思考Ⅲ 環境適応- 浮遊- 無限収納- 異世界の思考Ⅹ

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 レベルがただ上がる回だったな。レベルを10まで上げるとまた進化するのだろうか?それともレベル上限も進化によって上がったのだろうか?明日にはレベル10まで上がるだろうから確かめよう。


次話で無双します。

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