続きの続きの続きの終わり
『あぁ われは そなたらを いっしょう あいし つづけよう。それに このさき いくら ときが きざまれようとも われの このきもちが しずまることは ない だろう。それに このまま かえっても われが ぶじに くにへ もどれるかも あやういからな。ちょうどよく われは そなたらと いっしょに いなければならない。はじめて そなたらを みて さけんだのも いま ここに いるのも 「うんめい」 って ものなの かも しれぬな』
おうじは そういい おもわず わらって しまいました。それに つられてか りゅうのおやこも わらい はじめました。
『わたしが みこんだ とおりの ひと でしたね。ひとつだけ のぞいて おっとに にてますね』
そういうと おひめさまは くすくすと わらいました。おうじは それを きいて ぎもんに おもい たずねました。
『ひとつだけ のぞく ですか。どういう いみ ですか』
『あなたは せいじつそう ってこと ですよ』
おひめさまは そういうと おうじに えがおを かけた。おうじは みょうな おかんを かんじましたが きゆうだろうと おもい ひとまず ほめてもらった ことに たいして おれいを しました。
『では おうじ。むすめを よめに もらっては くれませんか』
おひめさまは おうじに りゅうの まえに でるよう いい そして おうじに 「ちかいのしるし」を つけるように いいました。おうじは そっと りゅうに ちかづくと その おおきな くちに キスを しました。すると りゅうが ひかりだし その ひかりは おうじと おなじ ひとの すがたへと かたどり はじめたのです。おうじは その まぶしさから めを とじて いましたが しばらくすると その ひかりが よわまり よわまると どうじに やわらかい かんしょくが おうじに ふれて きました。
『そ そなたは いったい…』
おうじの めのまえには おひめさまをも かすませるほどの うつくしい じょせいが たっておりました。
『わたしたち りゅうぞくは あいし あいされた ものと むすばれる とき そのひとと おなじ すがたに なるのです』
おひめさまは そういうと 「うまれかわった」むすめに ひとつの ぬのを かけてやりました。
『しかし』
こえが ひびき わたると おひめさまは おうじに ちゅうい しました。
『むすめを かなしませては いけませんよ。かなしませたとき あなたは わたしの おっとと おなじ 「うんめい」を たどる かも しれませんよ』
そして さいごに 「わたしの ちを ひいている のだから」と みみもとで ささやきました。おうじに またもや おかんが はしりました。そして おうじは おもわず きいてしまいました。
『いま だんなさまは いずこへ…』
ふふふと おひめさまは わらうと くちに ゆびを あてて いいました。
『あのひとが わるいの ですよ。うわき なんて するから』
おうじは ちょっかん しました。
『ま まさか…』
『きを つけて くださいね』
おひめさまが にっこり わらうと うしろから りゅうのむすめが ひょっこり かおを だして いいました。
『うわき したら たべちゃうよ〜 がお〜』
おうじは そういった りゅうのむすめの えがおに たいして にがわらいでしか こたえれませんでした。
こうして りゅうのおやこと おうじは しあわせに くらしたとさ めでたし めでたし。




