24話 シュラの国の依頼
流れが遅くてすいません。
ただ毎日更新しますのでお付き合いください。
ネタがわからない方は、『サウザー』『ハート様』などとはまったく関係ありません。
けして、YAHOOでググらないよう願います。
「ふう・・・すっきりすかっと爽やか。」
いつもより、髪がサラサラになったような気がするドクロさん。
「やっぱり溜め込むのはよくないよね~。特に肌に。」
肌は綺麗だが、今はまさに卵肌。テカテカつやつやしているマグマ。
「わわわわ。」
自分のやったことに驚いているキース。
でもなんかいつもより、笑顔が見える。
まあ、ずっといろいろ溜め込んでたのが今回で噴出してしまったのだろう。
これで少しはストレス解消になってめでたし。めでたし。
『めでたかないわっ!!!』
怒りマークをうかべ抗議してくるサウz・・・じゃなくて領主。
『みて!あれ!あそこ寝室。わかる?ベットみえる?わかる?あれみて?普通に砂入ってくるわよね?寝れなくない?今夜わたしどこ寝るの?ほらあれも!あれ・・・あれマッホイガニーの机よ?!いくらだと思ってるの?!!?あれ仕事用の仕事机。わかる?!わかる?!ああああああ!』
自業自得だろう。
あれだけうざいことしてこれだけすむとか、俺たちは天使に違いない。
しかもなんかおねえ言葉になっているのがさらにうざい。
「まあ、お前のベットと机事情はわかった。いいじゃないか。お前も反省しただろう?」
『ちがくない?ねえ??ちがくない?反省の方向性ちがぅくない!?』
「なんだ。反省が足りなそうだな。」
『ごめんなさい!ごめんなさい!なんかすごく納得いかないけどごめんなさい!!!』
ああ、うっとおしいと思いながらも、もともとの目的を話す。
「もう世紀末的なことはどうでもいいからさ。領主に合わせてほしい。」
ふふんっと胸を張りながら答える金髪。
『わたしよ。』
「ネタはいいから領主を出せ。」
『わたしだっていってるじゃない!!!』
なんだろう。すごく納得いかない。っというかいいのかシュラの国。
こんなんが領主で。
つか、領主は世襲制なのだろうかといろいろ考えてしまった。
『これでもかなり敏腕なのよ?ってかこれ・・・んんん!脱げないのよ!』
思っていたことが顔にでているようだ。
「上半身裸で、空からペケ字な攻撃をしてくる領主が敏腕とか誰が信じるんだよ。」
うんうんとうなずくみんな。
「まあいいわ。とにかく急用だ。話を聞いてもらっていいか?」
『いいわ。ただこちらもお願いがあるんだけどいいかしら?』
う~んっと少し考え、
「まあ内容による・・・かな。」
そういうとこくりとうなずき、とりあえずピラミッドの中に入った。
たしかにピラミッドはピラミッドだが、中は普通の館だった。
調度品も派手ではなく、どちらかというと落ち着いたものが多い。
外見の趣味は微妙だが、中身はそれなりに趣味がいい。
しかも壷だけでなく、ところどころに盆栽とか掛け軸などがあるのはどうしてだろう?
和洋折衷ってわけでもなさそうだし。なにかバラバラな調度品だ。
上っ面だけを塗り替えられている何かもやっとした感じだ。
この街に入った感じと重なる。
もちろん、目的のことである、種の件を相談すると、その種についての注意発起やほかの街への情報共有は承諾してくれた。
しかも予想外に、『善処する。』といっていつ動くか動かないかわからない動きを予想していた。
だって、金髪上半身全裸だから普通思うはず。
だが、個人ごとではないと即判断し、「ルシアン」というギルドをきっちり信じてくれた。
手をパンパン!!!と叩くと、忍者のような人が出てくる。
ちょう報員の部下みたいなものですっと領主は答えた。
どこの街にたいがいいるそうだ。
即部下に通達するように指示していた姿は、ふざけた格好でも領主をしているということがわかる。
「なんか思ったより、ちゃんと仕事してるって感じだよね。」
うんうんとうなずきながら答えるマグマ。
「おれてっきり、『お前の血は何色だぁ・・・』って部屋でやってるだけで仕事してないと思ってたよ。」
「そしてなんか人間椅子とかやってそうだよね。」
思いのほかひどいことをいうキース。
「一応領主は領主ってことだな。」
そんなことを話していると落ち着いたのか、こちらに近づいてきた。
『おまたせ。これでここ周辺の街へは伝わったはずよ。ようは種みたいな何か出現したら首都プロローグに連絡がいくように、そして即行動出来るように交通を配備すればいいのね?』
「ああ、できるのか?通信手段はないが。」
『大丈夫よぉ。ちゃんと各街に専属の時空士を雇い入れたわ。向こう半年間ね。』
ほほう、と関心する。
なにせ半年間ある意味なにもなかったら、なにもしないでお金の入る時空士を雇い入れてるということだ。
まあ、だが移動とかに使えるし、たしかに街に一人いたほうがいいかもしれない。
「ああ、たすかった。もしものときはその街に移動もできるってことだな。」
『そういうこと。』
「んで、そこまで迅速に動いてくれたわけだ。うちとしてもまあそれなりに返そうと思う。」
そのまま何も反応しない領主。
「そちらの依頼を聞かせてもらおうか。」
概要はこうだ。
つい、1ヶ月前まではこのシュラの国ではすごく綺麗な街だった。
水や木も豊富で、どちらかというと文明は地球の福岡に限りなく、近い雰囲気だったらしい。
さすがに自動車やバイクなどはないが、人力車や馬車ぐらいは走っていた。
つまり、首都プロローグより文明的だったのだ。
だがある日一人の魔道士が現れた。
そして彼はいった。
「なんだよぉ。かえれないじゃんかっ!しかもなにこれ!せっかく異世界っぽいのに明治っぽいじゃん!もういいよ!遊んでから帰る!!!!」
その一言をいった途端、
綺麗な町並みだった日本の美を彷彿とさせる家、昭和のような建物たちが、すべてあばらの家に。
イケメンの男がすべてモヒカンに。
モラルすらもすべて様変わりしてしまったのだ。
「異世界じゃなくて世紀末っぽくプロデュース♪」
そして歌いながら、西の森の奥に消えていったと当時のみかけた街の人がいっていた。
西の森は、まず一般人では入れない死の森だ。
もちろん誰も追おうとしなかった。
領主の家も別にもともとピラミッドではなく、純和風の日本庭園のように綺麗だったらしい。
そして依頼は魔道士にあって、戻してほしいとの依頼だ。
マグマがすごいまじめな顔をしている。
「ドクロさんもしかして・・・これは種の仕業・・・。」
なにかドクロさんが頭を抱えている。
「あ・・・うん。なるほどね。うん。あるある。」
なにか目をそらしながら答えるドクロさん。
ボソボソとマグマが耳打ちをする。
(もしかして・・・・ギルドメンバー?)
ビクッとなり、口をがっと抑える。
(だまってろ。っという確立はかなり高く・・・つかぶっちゃけ一番戻ってきてほしくないやつだ。)
口でパクパクと意思疎通をする。
最近この二人は読唇術で会話ができるのだ。
『ところでこの依頼を受けていただけるだろうか。さすがに死の森の探索も入っているからそこそこの報酬のお支払いを約束するわ。』
心配そうにこちらに目を向ける領主。
「もっもちろんですよ!もう大船に乗り込んだとおもったぐらい安心してください!」
『そう?助かるわ。そうね。報酬はこれでいいかしら。』
手で3つほど指をたてる。
300000ぐらいかな?
「うっうんうん!ドクロさんもそれでいいよね?!」
すごく不満そうに答える。
「これにならないか。」
5を提示する。
『・・・わかったわ。5000万ね。まあそのかわり成功報酬ってことでいいかしら?』
「え!?ちょっご?!」
マグマが驚いている。
いくらだとおもってたか気になるところではあるが、上位ギルドを動かすにはそれぐらいが妥当なのだ。
「いいだろ。まかせとけ。生死は?」
こくっとうなずく。
『もちろん問わないわ。首はもってきてちょうだい。』
「わかった。」
こくりと普通にうなずく。
(ちょちょちょ・・・ちょっとドクロさん!いいの!?ギルドメンバーじゃ?!)
(あのなぁ。さすがに殺しはしないさ、その覚悟でやることぐらいはこの領主にみせとかないとな。あのタイミングで殺さないとかいったらなにかしら疑われるだろ。ぶっちゃけ身内のせいかもしれないのにさ。それにだ・・・ギルドハウスに帰ってこないでこんなとこで遊んでるやつはおしおきはまず必要だ。)
くっくっくと声のならない声で笑っている。
なんだかんだで怖い人だ・・・絶対敵にならないようにしよっと。
でも、街ひとつをさまがわりさせちゃう人か。
どんな人か楽しみではあるな!ギルドメンバーだし殺されることもないだろうしね!
っと考えるマグマであった。




