AI漫画 マッチングアプリで出会ったら(姉、弟)だった! (姉、弟)だと指摘したらアプリを使ってるのがばれてしまう。仕方がないこのまま(姉、弟)とデートしよう!(上)
内容はタイトルの通り。
制作時間トライアル作品。
キャラクターデザイン、作画、文字修正等で12時間30分で作成。
一度に投稿するとみてみんで表示できる画像の上限(20枚)にひっかかり、全ページが表示できていなかったので3分割します。
ついでに他の漫画化を含めての漫画集にしました。
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小説本文
(くそ、服を着替えるのに手間取った。急がないと)
高校生2年生の智也は、マッチングアプリでマッチングしたナツと待ち合わせし、待ち合わせ場所の駅に向かって走っていた。
精一杯のおしゃれをしている智也だが、家からおしゃれすると、姉の夏美に馬鹿にされると思い、わざわざ駅のトイレで着替えてきたのだ。
さらに、普段はメガネだが、ひそかに買ったコンタクトレンズに変える。
だが、ヘアセットに思いのほか手間取ったのだ。
スマホを握りしめて時間を確認しながら走り、何とか待ち合わせ時間に間に合った。
(あ、聞いていた通りの服装だ)
と、ナツを見つけて後ろから声をかけた。
「ナツさんですか」
女性が
「あ、トモくんね」
と笑顔で振り返る。
(((姉、弟)じゃないか!~~))
((え?間違いなく(夏美、智也)だよね?))
((なんだその(ギャル、中二病)ファッションは!))
(まあ、(私、俺)はばっちりと(メイクしているし、髪も決めてるし)、ばれてないだろうけど)
((でも、一応、確認するか)
「は、初めましてトモです」
「こちらこそ、初めましてナツです」
((よし! ばれていないようだ))
((しかし、お前(姉、弟)だろと指摘したら、(私、俺)まで、マッチングアプリをしていたとばれてしまう))
((仕方がない、このままデートするしかない))
「じゃあ、行こうか」
「ええ」
((だが、些細なことでばれないとも限らない、マッチングアプリでのキャラを演じきるしかない))
(しかし……。家ではいつもジャージでゴロゴロしているのに、ミニスカートなんか履いておしゃれしてるな。俺じゃなかったら見逃しちゃうね)
(でも……。家ではボサボサ頭なのに、ワックスなんてつけてカッコつけちゃって。私じゃなかったら見逃しちゃうね)
「なに、俺の顔に何かついてる?」
「ううん、トモくんこそ、私の方ばかりみてるじゃない」
((まさかばれたか? ごまかさないと))
「い、いや、かわいいなと思って」
「わ、私もトモくんカッコよいなって」
((そ、そうか(私、俺)に見とれてたか。まあ当然(ね、だな)))
「あ、ここが予約していたカフェだよ」
「へ~。おしゃれなカフェですね」
「あ、ああ。ネットで調べたんだ」
(お。私のために調べてくれたんだ。頑張ってるね)
「え、何、にやにやして」
「あ、ううん。私のために調べてくれてありがとう」
「い、いや、たいしたことないよ」
(赤くなっちゃってかわいいわね)
(家では口うるさいばかりなのに、なんかすごく褒めてくれるな。俺も何か言わないと……)
「ナ、ナツさんも、ともてかわいいよ。お、俺のためにおしゃれしてくれたのかな」
「そ、そうね。ほ、褒めてくれてありがとう」
(え、なに、いつも家ではブスとか言ってるのに)
(なんかすごくて照れてる。家ではいつもブスっとしているのに)
「トモくんもとてもカッコいいよ」
「そ、そうかな。ありがとう」
智也
(いつも家ではダサいとか言っているのに)
夏美
(なんかすごい照れてる。家ではいつも不機嫌そうなのに)
「と、とにかく中に入ろうか」
「ええ。そうね」
「いらっしゃいませ」
「予約していた……トモです」
「え? トモ様ですか? 予約表にはありませんけど……」
予約は「智也」でとっているので名前が見つからない。
ウエイトレスがパソコンのディスプレイを見ながら困惑している。
智也がカウンターに乗り出し、ディスプレイを指さした。
夏美は見て見ぬふりをしている。
「あ、これです」
「あ、はい。智「うん。それ!」」
ウエイトレスが、予約名を読み上げようとするのを、自分の声でかき消そうとする智也。
(うわ。すごい胡麻化そうとしている)
夏美は笑うのをこらえるのに必死だ。
ウエイトレスに案内されて席に向かう。
夏美は
「何か胡麻化してました?」
と笑う。
智也は、
「本名で予約してて……。アプリの名前で呼び合ってるのに興ざめだろ」
(さすがに鈍感でも、名前を聞いたら俺って気づいちまう)




