主な登場人物
大地震の直後こそ、日本中の人が口々に「怖かった」とか「大変なことが起きた」と言って、つまらない損得や欲望なんて忘れたかのような雰囲気だった。しかし、少しの時間が経ったら、地震のことを話題にする人さえいなくなった。
鴨 長明 『方丈記』
これは、1185年8月の大地震「文治地震」について記された、鎌倉時代の随筆家の一文である。
TKO 東京シティの私立探偵。本名を鬼方多生男という
孫 大誠 TKOの右腕。在日中国人三世の凄腕ハッカー
リアナ・ショウ SWATを退職して来日するスナイパー。TKOの恋人
島崎 江梨子 フォートの広報兼秘書
ハン・ソンナム MIT時代の大誠の親友。韓国警察情報局の情報分析官
梁瀬 圭一 ヒューマノイド・ゾーイの生みの親。優秀な科学者
遠藤 葉月 梁瀬の妻であった香月の双児の妹。梨々の母親代わり
梁瀬 梨々 梁瀬の一人娘。ヒューマノイド・ゾーイの原型
森本 信二郎 マイクロメカニック社の梁瀬のパートナー。物理博士
マギー・ウォン 上海の富裕層出身の女性医師。ローズ献血センター財団の所長
テ・ソジン 北朝鮮から脱北した特殊工作員。実動部隊のリーダー
カン・ジュンソク 拉致犯人として逮捕される謎の東洋人。朝鮮系かと思われる
滝川ロベルト 湾岸警察、防犯課の刑事。TKOの友人
篠田 冴 湾岸警察、防犯課の婦人警官
篠田 啓介 篠田の父親。以前は戦場ジャーナリストをしていた
遊佐 義人 科学技術大臣。『ネクスト・システム』と『美食クラブ』を主催
人コウモリ TKOが時おり夢に見る、ヒトを狩る醜悪な怪物
影を持たずに実在することが出来るだろうか。闇があってこそ、人として完全なのだ。
カール・ユング




