表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

涙のカーテンが開かれるとき

「流星先輩・・・っ」

 全力で、文化祭後の静まり返った校舎を駆け抜ける。

 大翔の想い。そして、自分の想い。

 複雑すぎて、そして、苦しすぎて、目を背けたくもなる。

 でも。

『どんな結果だったとしても、ぶつからないと駄目だよ、・・・緋花。』

 大翔は、自分が振られるだろうな、と分かっていても、今までの関係を壊すかもしれなくても、想いを打ち明けてくれた。

 自分は、流星先輩には彼女がいるからという理由で逃げてきた。

 でも、それだと、大翔に失礼じゃないか、と思ったのだ。

 どんなに辛くても、不誠実な人にはなりたくない。

 涙で見えなかった未来も、きっと、あるはず。

 だから、これから涙のカーテンを開いて、そして・・・

 教室のドアの窓から、外を眺めていた流星が居るのを確認した。

 ぺし、と自分の頬を叩いて気合いを入れ、勢い良いドアを開ける。

「流星先輩」



 急に現れた緋花に驚き、心臓は全力疾走後のような跳ね方をしている。

「ど、どうした?緋花」

 声が震えてしまうのが悲しい。

 今頃、彼氏とよろしくやってるものだと思っていたのに・・・

「あの、私、流星先輩のことが・・・っ」

 ガタンと音を立てて椅子から立ち上がる。

 女の子に先に()わせるなんてそんなの・・・っ

「緋花が好きだ」

 静まり返った教室。確かめるように再び口を開く。

「ずっと前から、緋花のことが好きだった」

 緋花は、驚いたように目を見開く。

「え、だって、流星先輩、彼女、いるんじゃ・・・っ」

 彼女?あ、もしかして・・・

「妹のことか?神崎瑠奈。」

 そういうと、緋花はへたへた、とその場に座り込んでしまう。

 そばに寄ると、意地悪なのは分かっているけど、どうしても聞きたかったので、聞いてしまう。

「で?告白の答え、聞いてないんだけど」

 かあっと顔が真っ赤に染まる。そういうつもりで来たんじゃないのかよ。てか可愛すぎ。

「私も、流星先輩のことが、好きです」

 小さな声で、絞り出すようにして好き、と言ってくれた。

 衝動的にだった。

「・・・!」

 いつの間にか夕陽が差し込んできた教室に、顔の部分が合わさった、二つの影が並んでいた。



拙く、訳の分からないお話だったと思います。

それでも、読んでくださった方がいるのは、とても嬉しかったです。

フラグが回収しきれなかった部分があるのが心残りです。

読んでくださって、本当に、ありがとうございました!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ