距離
新キャラ、出るよ(─ ∀ ─)
退屈な入学式が終わった。
校長の話長すぎだろ……
みんなうつらうつらしてたぞ……
え?おれ?
半分以上寝てましたがなにか?
あくびを噛み殺していると
背中に衝撃を感じた。
「どーん!」
「ぐはっっ!!」
この感じだと……
振り向くとやはり1組の男女がいた。
「やっぱお前らか、凪咲、俊」
この2人実は幼馴染みだったりする。
このタックルをかましてきた少女は小寺凪咲。
コイツも顔はそこそこだ。少し脱色した髪を上の方で縛ったポニーテールや、その笑顔から快活な彼女の性格が伺える。少し高めの身長で165とかだろうか。腕や脚にも程よく筋肉がついておりスポーツをやっていそうな感じが全面に出ている。胸は城崎には及ばぬものの、それなりだな、うん。よく攻撃をうけるが怪我はしないし妙に凪咲の機嫌が良くなるのでほっておく。
あ?俊?高峰 俊、つんつん頭、背は俺より少し低い。以上でいいよな?
ついでに言うと俺は172くらいで茶色が強い髪を目にかかるほど伸ばしてたりする。
「てか、なんでニコニコしてる?」
「!?べつに!今日初めて会えたからとかじゃないからね!?わかった!?」
ほんのり頬が赤い。
「あーはいはい。」
「うー、なんなのよもう。」
めんどい……
「お前ら何組だったんだ?」
「2組だぜ!」
「ウザイ、暑苦しい、消えろ」
「グハァ!?」
俊が暑苦しかったので鳩尾突いて悶絶させる。
「ゆうは?」
「3組だよ」
突然凪咲が心配顔になる。
「あたしたちいなくて友達出来た?大丈夫?」
「あー、いるっちゃいる……かな」
『え!?』
なんで2人してそんな驚く……
周りを見渡して
何故かあちらもキョロキョロしている
城崎を見つけ近づいていく。
「こいつだよ」
「ひゃっ!?」
!?後ろから肩に手を置いただけだぞ!?
決して何もしてないからな!?
「あ、時巡さん!?お久しぶりです!」
「いや久しぶりでは無いよな……」
コイツも結構天然なんだろうか。
「何!?この美人さんはだれ!?」
「あー、また優の魔眼が発動したのかな?ん?」
「うるせえよ」
妙に焦る凪咲と暑苦しい俊に呆れる。
城崎も混乱しているようだ。
「城崎。こっちの2人は小寺凪咲と高峰俊、まぁ俺の幼馴染みだ。コイツは城崎凛。色々あって仲良く……なった?よく知らん」
『出たな魔眼!』
うるせえ……城崎もポカンとしている。
アイツらの言っている魔眼とは……
「あー、城崎さんだっけ?魔眼とは何か教えてしんぜよう」
ウザイ……
「コイツ小中とまじ王子様してきたんだわ。すぐ女の子に優しくしてな。で、その時に見つめられたらもうアウト!ファンクラブ何人いたっけな……それでついた名が魔眼」
「ほんと不思議な目、してますよね」
2人組がオロオロ言い始めた。
言っている……
大丈夫かこいつら……
てか凪咲がハリセンボンだ。
膨らんでいる。
「城崎さん!!」
「は、はい。なんでしょう?」
気圧されてるなぁ……
「あなたと優……どんな関係なの?」
「えっ……と」
あれ?さっき友達って言ったのに……
「初めての殿方とでも言いましょうか……」
『ぶはっ!?』
「やめろ城崎!それは違う!」
周りの目が!目がぁ!
凪咲がじろりと見てくる。
「ゆう〜〜!?」
「いや違うからな!?」
何にせよ……
「仲良くしよおおおぜぃ!城崎さん!」
「は、はい」
仲良くなれたようで何よりだ。
うん。ウザイな。
てか握手するのか……
城崎の手を掴む
「え?」
「もういこう」
なんでこんなことしたかわからない
ただ
なんとなく
他の男子と手を繋いでいるのを見るのは嫌だった。
きっと俊だからだな、ウザイし。
無理矢理納得しておく。
城崎もなすがままにされている。
あっと、離さないとな……
「わり……引っ張っちゃったな」
「あっ……いえ……」
なんで離す時そんな寂しそうな顔するの!?
キュンってしちゃうよ!?
てか周りも「甘いっっ!?」「初々しい!?」とか言って吐血している……大惨事だ……
「それじゃ行くか……」
「……はい」
だから!マジマジと自分の手を見ないで!
恥ずかしい!
てか可愛い!
もともとだ!
テンションが変になりつつある。
そうして俺達の間に
妙に寂しい空間を作りながら
歩き出す……
いつか埋めれたらなんて
ゼロに出来たらなんて考える俺は
変なのだろうか。
人肌恋しさからなの……だろうか
わからないまま
校門前の
何か知らないがひっちゃかめっちゃかな
大騒ぎへと突入していく……
はい!距離でした!
甘々度をだんだん強くしていきます……
明らかに優の態度が変わってたり
幼馴染みが挙動不審だったり……
物語がまた動きそうですね!
大体今までの5人で動く……かもしれないし追加されるかもしれない……
次は!優君のイケメソシーンの筈です!
城崎視点は2話につき1話にしようと思っています!
ではこのあたりで!
凪咲、俊『お前ん家からの距離で迷うとかないわwww』
優「しょぼーん」
凪咲、凛『か、可愛いッッ!』




