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邂逅ー城崎凛視点

今回は凛視点です


女の子って難しい……



「迷ったの……かなぁ?」


思わず呟く。

今日は高校の入学式だ。

両親と離れての生活は不安だけど

少なくとも高校生活は楽しみだった。

今はスタート地点にさえいないけど……


「どーしよう……」


ここに来たのはつい最近だ。

正直、闇雲に動くのは

事態を悪化させるだろう。

周りを見渡してもいるのは

おじいちゃんだけだった。


「同級生っぽい人もいないし……完全に迷子……だよね……」


若干沈むよぅ……

せっかくの入学式が遅刻なんて!

あ、なんか視界がボヤけて……

どうしようもなくてオロオロしていると

ふと1人の男子生徒に気がつく。

見られてる……めっちゃ見られてる……

このカラダのせいで見られることはよくある。

むしろ嫌なことだって何度かあった。


「……」


近づいてみる。

反応は……ない……

堂々と見つめてくるなぁこの人……

不思議と嫌悪感は無かった。

この人の目のせいだろう。

不思議な目だった。

綺麗でとても澄んでいるようで

どこか寂しげで……

包み込むような視線だった。

眉にかかる色素の薄い髪にも隠れない、

その目に私は引き付けられていた。

いや、惹きつけられていたのかもしれない。

というか、もう目の前なのに

まったくもって反応が無いよ!?

見えてないとか!?私死んでる!?

勝手に混乱しつつ声をかける。


「あの!」


「うおっへぃ!?」


!?!?

ほんとに気づいて無かったの!?

しかも……うおっへぃ……って……

悶絶しながら話そうとするが

逆に怒られてしまった。

可愛い……

この人変な人だな。

人のこと言えないかもだけど!


彼の話によるとここは全然違う所だったらしい。

むぅ……

駅のお巡りさんにちゃんと聞いたのに!

しっかりしてください!

むくれているとあることに気づく。


「どれくらいかかりますか?」


たぶん入学式までそう時間は無いだろう。

このままでは遅れてしまう……


「あの……」


「ほら、乗って」


「え?」


思わず聞き返す。

バスがあるか聞こうとしていたのだ。


「送ってやるよ」


正直、彼のこの提案は

ありがたい。

ただ、甘えていいのかわからない。

だってはじめて会ったばかりの人だ。

ふと見上げると、またあの目だ。

優しい、どこまでも優しい目だった。

意を決して自転車に乗る。


「しっかり掴まってろよ!」


言われた通りにしがみつくと

彼の意外と筋肉質な身体がよくわかった。

不覚にも、赤面してしまう。

もう!山城凛!どーしたの!

こちらの葛藤など気にせず

彼は自転車を走らせる。

て、待って!?

速い!?

周りの景色がどんどん流れて行く。

思わず興奮してしまう。

今まで見た事のない景色。

新しい、世界。

彼の見ている景色と同じだと思うと

少し嬉しかった。

そしてその感情に戸惑った。

いや、今はそれは関係ない。

この気持ちいい風を浴びて、ただ笑った。


まだ彼女はその感情が何か知らない。

彼女の笑い声だけが

彼らの通り過ぎた道に響いた……

ということで

凛ちゃん視点でした!

どうも橘です。

女の子難しいですね……

地の文が堅くて緊張してるのがわかります^^;

分量も少なくなってしまいましたが

凛ちゃんと一緒に成長出来たら……と思います!

これは女の子らしくないってところは

指摘くださるとありがたいです。

それではこの辺で!


凛「お巡りさん。この学校はどこにありますか?」


警官「えーとこれは、あっちかな?(うわぉ、めっちゃ可愛い!てか、道知らないけどいいとこみせたい!)」


凛「ありがとうございます。」


警官「気をつけてビシッ(あってるかな……?)」

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