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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第3章〜四人だけで挑んだ始まり〜
70/400

椿が拐われた!?

バレンタイン話しようとしましたが普通に間に合いませんでしたw

このまま話を続けて小説内でその時期がきたらバレンタイン話しようかなとも思います

「はあ!?椿君が拐われた!?」


緊急会議ということで一二年の四女帝全員集合し

最初に告げられたのがこの話だった

なんでも道端に『六道椿は頂いた』という紙が落ちていたらしい


「学園中を捜し電話をしてみましたが椿さんは見当たりませんでしたわ」


「みゅう・・・・まさか拐われるだなんて・・・・」


「誰か、心当たりはないんですか?」


坂本の質問に全員首をかしげるばかり

居場所が分からないとなると厄介だ

それよりもほんの前まで戦争まで起こして欲しがっていた物を

こんなにもあっさりと音沙汰もなく拐われるとは全員思いもしなかった

すると生徒会長が美少女を連れて入ってきた


「話は聞いたわ、なんでも椿さんが連れ去られたと」


「私達三年生も協力させてください」


三年生二人は簡単な自己紹介をしてから

ホワイトボードを出して簡単に今の状況をまとめた


「椿さんの居場所は残された紙によって特定出来るわ。だけど全員で乗り込んだらその間に学園を襲われてしまう、ということで2組に別れてもらうわ」


生徒会長はそう言うと

簡単にグループ分けを行った

椿を救うグループが

三年生二人、二年生三人(守を省く三人)

学園に残るグループが

一年生四人プラス守となった


「ちょ、ちょっと待ってください!何故そのグループわけなんですか!」


「京塚真琴の気持ちは分かるけど、なんでも場所が場所なので最高戦力で挑みたいの」


「場所・・・・?そういえば椿君は一体どこに?」


「この海堂付属専門学校と北雪高校と同じ時期に出来た夢幻牢獄よ」


夢幻牢獄、その名の通り捕まったものは

夢を見、幻を見、捕まったことすら気付けない者もいる

地獄のような、人によっては天国のような牢獄

誰が、何故、なんの目的で作られたか定かではない

そして椿は何故そこにいるのか全員は理解不明だった

その牢獄に嫌気をさして脱獄すれば最後

すぐに死を迎えることになるという噂までたっている


「なるほど・・・・少人数で最高戦力じゃないとこちら側が死んでしまうと・・・・」


「夢幻牢獄なら宝玉も手をつけていないはずですわ!誰が攫ったんですの!?」


「それを確かめに行くのよ、全員すぐに準備して」






俺は目を覚ますと真っ暗な牢屋に入れられていることすぐに気がついた

え?俺なんで捕まってんの?

寝ぼけ眼で牢屋の部屋のあたりを見てみるが

トイレ用であろう壺と寝床であろうわらベットがあるだけだった

俺は女装も解かれてることに気づき衣装もまるで奴隷みたいだ


「おい!誰かいないのか!おーーい!」


「うるさいですよ、少しは静かにしてはどうだ?」


真っ暗すぎて目ではわからなかったが

壁の端っこに誰かいるのが分かる

よくみるとわらベットも二つある

え、牢屋もシェアなの?という疑問を持つが

その間に話しかけてきた男が俺の隣に座る

同い年風の見た目の男であり

その人を見た瞬間俺は驚愕した


「お前あの時の悪党!!!」


そう、そこには

あの時学園長の別荘を襲い

俺がゾーン解放のきっかけにもなったあのリーダーだった

誕生日ってこと忘れるくらい今日は忙しいですw


さて、椿の前に現れたのは最初のゾーンに入るきっかけになった悪党!

誰だっけと思った方は読み返してくださいw

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