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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
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最終決戦の前日

目が覚めると何処かの学校の保健室というのがすぐ分かった

俺は・・・・一体・・・・あの後どうなったんだ?


「やっと起きたか、もう昼だぞ」


俺が起き上がると隣に蒼が座っていた

多分、俺を助けてくれたのは蒼だ

今の今までどこにいるか分からなかったが

正直これは助かった、死ぬとこだったからな


「フン、感謝されるほどでもないよ。ここは北雪高校だ。皆に会ってくるといい」


蒼が言ってる途中で誰かが入ったかと思えば目の前が真っ暗になる

あ、うん、この顔にかかる柔らかい圧力はおそらく莇さんだ


「椿さ〜ん!会いたかったですわ〜!」


「だ、ダメだよ菫ちゃん、傷に触るよ〜?」


「やっほー間抜けさん。傷の調子はどう?」


莇さんの他に皀さんと京塚さんもいて

入り口には入っていいのか困ってる坂本さんもいる

正直撃たれたっけ?てほど痛くないので大丈夫だが

誰が間抜けじゃこら


「わざわざ僕まで裏切ったくせに気絶して戻ってくるんだもん。ねっ間抜けさん〜♪」


「う、うぜぇ・・・・」


「そんなことはどうでもいいですわ!明日にはもうアジトに乗り込むつもりですの!椿さんの状態を確認したくて」


「アジトに乗り込むんだ・・・・俺は大丈夫。正直まだ力が入らないような感覚だけどまずは俺が見てきた組織の人達を教えよう」


その後、俺は作戦会議室に皆を呼び

今までのこと全て話した

皆終始驚きを隠せなかった様だが

俺が言いたいのは


あのアジトの人達は全員殺してはいけない


やってはいけない行動とはいえ

皆いい人ではあるんだ

きっと皆なら一からやり直せるはずだ

そこまで話してから色々と作戦会議にうつり

そして最後の夜が訪れた

俺は眠れずに中庭で寝転がっていると

隣に坂本さんが来て座りはじめた


「寝れないの?」


「あはは、緊張しちゃって」


「私も。全ての始まりを終わらせる日が来るなんてね」


「確かに戦争は終わるかもしれないし。でも100が0になるのと一緒だ。俺たちはまだまだやることは一杯だよ」


「分かってる。でもきっとつば・・・・六道さんと一緒ならなんとかなると信じてる」


「あはは、なんだよそれ」


暫くの間坂本さんと会話してから部屋に戻ると

京塚さんが女物服を並べて待ってくれていた


「あ、椿君いい所に」


「見なかったことにしてやるからとりあえずそれを直せ」


「やだよ、明日椿君は女装して行くんだから」

暫くタイトル通りじゃなかったというのもありますが

やっぱり男の娘が主役なのでね、椿にはこれぐらいしてもらわなきゃw

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