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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
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明かされる闇

毎回仕事してると彼女いるの?の質問に対して年齢とイコールしてますって説明するの切ないですw

正直、サイ相手にここまで苦戦する必要は無かった

白碧と違って狩りをあまりしないのでサイの特性なんて知るわけがない

突進してくる動物としか知らない俺はどの程度力を出せばいいのか分からなかった

しかしゾーンに入らなくても大丈夫そうなので

俺は突進してくるサイをなんとか避けてから三発ほど殴ってみるが

意外と硬く、こっちの拳が痛くなった

これは本気でやったほうがよさそうだな


「忠実さん!そっちは任せたぞ!」


「ふえ?は、はい!」


俺は背中に背負ってた棍棒を取り出し

二体のサイを一気に相手する

物凄く硬くて手がジンジンするが何とか気絶させた

俺は一息ついてから忠美さんの方を見てると

サイの突進に一直線で逃げ回っていた

最年少だからそこまで頭が回らないか、仕方ない

俺はゾーンを解放して忠美さんより先回ると忠美さんを抱える

俺はそのまま勢いでジャンプして突進をギリギリ避ける

サイはそのまま近くにあった木にぶつかり気絶する


「ふぅー間一髪」


「す、すみましぇん、助けてもらって」


「いえ、大丈夫ですよ」


俺はそのまま忠美さんを抱えて

荷台にはサイ五体を乗せてなんとか運搬した

それにしても、ここに来てからもう一週間

あまり過ぎてない筈なのに物凄く長いこといたような感覚だ

だがここまでいてわかる、皆それぞれ事情があるんだ

決して許される行為ではないものの救えることは十分可能

後はお母様が世界征服を目論む理由を探らなければ

そう考えてるとアジトに帰り着きサイ五体を食事係に渡してから忠美さんをベットに寝かせた

とりあえず報告がてらお母様のところに行くと

御厨先輩と何が話しているのが見えた


「そう、じゃあその手はずで問題ないわ」


「分かりました、では」


丁度話が終わったみたいで御厨先輩は俺とすれ違いに部屋を出る

俺はなんの話をしていたのか気になったものの

後で話してくれるだろうと思いそのままお母様に報告する


「お母様、食料調達でサイ五体を狩ってきました」


「あらありがとう。椿はよく働いてくれて嬉しいわ」


「有難いお言葉です」


「・・・・ところで椿、貴方にもそろそろ教えないといけないようね、私達の目的の理由」


お母様から切り出してくれるとは思わず

俺は思わず「えっ」と声を漏らす

お母様はクスッと笑うとモニターを出してくる


「と言っても私がしてることを見ていたらなんとなくわかるはずよ」


「してること?身寄りのない子とかを集めてる事ですか?」


「そう、私は生きたくても生きられない人達を集める。それが私の償いだから」

次回!ついに宝玉の過去が明らかに!?

全てはここから始まった?宝玉の罪とは一体?

これからもお楽しみに!

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