女神?
花菜ちゃんサイドのお話です。
気づくと私はベットで寝ていた。
「ん…。どこだろここ。」
目を開け、周りを見渡す。全体的に白っぽいとてもきれいな部屋ようだ。
横には青い髪で赤い目をした男の子?が立っている
すごく幼く中性的な見た目だ。
「あなただれ?」
「あ!起きたんだね!!!」
「お姉さんおきた!おーーい!ミルユ!お姉さんおきたよ!!」
隣の男の子が大声をだす。ミルユ?さんを呼んでいるようだ。
「お姉さんじゃないだろ!!大声出して女神様に迷惑だろ!このバカシルユ。すいません弟が」
奥から隣にいたシルユ君?と同じ髪の色をした少し身長の高い女の子が出てくる。目の色は緑??
「い、いえ、大丈夫です。それよりこれはどういう状況なんでしょうか…」
「そうですね。説明させていただきます女神様。ここはダルクジャン王国です。あなたは私の家の前で倒れていたんですよ。私に課せられた天命だと思い部屋にお運びしました!!」
「そうだったんですか…ありがとうございます。それにしてもダルクジャン王国?聞いたことないな…それにミルユさんもシルユ君も日本語ですよね?」
「あなた様は女神ですから下界の国など知らなくても普通ですよ。それより日本語とは?そのような言語もましてや日本という国も聞いたことがありませんが。」
「…??」
「どうなされました?女神様」
「さっきから気になっていたんだけどその女神ってどういうことなんですか?私は花菜って名前があるんだけど…」
「お名前でお呼びするなど恐れ多いです…ですが…松山花菜様でお間違えないですよね。」
「そうだけど…私女神なんかじゃ…」
どうやら人違いをされているようだ。
「謙遜なさって…あ、そうですね!そこの窓から外みてください」
ミルユさんが窓を開ける。外から明るい光が目にはいる。
「わぁ…、すごいとこ…。」
緑色の羽を4枚つけて飛んでいる車のような乗り物。
スカイツリーのように大きく綺麗なお城。
「見えますか?あの大きな城はダルク城です。でも私が見せたかったのはあれです。下の噴水見えますか?」
ミルユさんが指差す方向をみると半透明な石でできた噴水がある。真ん中に石像がある…
「あれって…」
「そうです。あれがダルクジャン王国に伝わる女神の像です。服から髪型まであなた様そっくりに作られているんです!」
高校の制服をきた長い髪の女性の像だ。顔まではよく見えないが自分に似せて作ってあるのがわかる。
「ミルユさん…あれっていつからあるの?」
「確かこの王国になる前の村だったときからですから、ざっと150年くらい前ですね。」
「150年…」
「ねぇ。ここって地球よね?」
「そうですよ?なにいってるんですか??あ!地球儀ありますよ?」
「見せてもらっていい?」
「はい!おいシルユ早く持って来い。」
「はいはい。」
シルユ君はため息をつき地球儀をとりにいく。
「はい。どーぞ女神様!」
「ありがとうシルユ君。…これ地球なの?」
「そうですよ。この大きい大陸がユート。私たちの住んでいる大陸です。半分が私たちの国です!小さい大陸がディスト。私はあまり詳しくないですが昔は陸続きだったそうです!今は国交を切っていますが四つの国があるそうです!」
「…そうなんだ。ユート、ディスト…」
ユートと呼ばれる大陸はユーラシア大陸+アフリカ大陸ぐらいの大きさでとても大きくたくさんの川が流れているようだ。
そしてディストと呼ばれる大陸はオーストラリア大陸ぐらいで砂漠が広がっているようだ。
「ユートのもう半分は何て国なの?」
「あんなの国じゃありませんよ…魔国アルバト…恐ろしいところです。」
「そうなんだ…。わかったわ。」
どうやら私は違う世界。異世界というところに来てしまったようだ。
「あ、女神様の荷物はベットの横の机に置いてあります!どのようなご用事できたのかわかりませんが、なにかありましたら私たち姉弟に何なりとお申し付けください!」
「ありがとうございます…」
二人は部屋を出ていく。
「荷物は…教科書にスマホ、それとお財布か…どうしようかな、これから…」
自分と同じ格好をした像の周りを水が飛び交うのをみて、ため息がでた。
次は颯天君のお話です。




