第5章までの説明
今回で最後の説明回となります。
では情報の整理に参ります。
※ ※ ※ 人物関係 ※ ※ ※
便利屋:アリアンナ邸にいる。付け焼き刃ながら統身道を習得。ティモシーの動きを止め、蟲毒の儀式の護衛をしている。名はスラフ。
ロレイン:アリアンナ邸にいる。ネズミの魔物、“チキニー”を実験台にして魔術の腕を磨いた。ティモシーを救うために、蟲毒の儀式にて詠唱している。
ティモシー:アリアンナ邸にいる。バルベリスに肉体の主導権を奪われ、長きに渡って意識を眠らされていたが覚醒した。蟲毒の儀式の詠唱をロレインと共に唱え、バルベリスの魂と戦っている。
フィリップ:アリアンナ邸にいる。儀式中のティモシーを励ますため、声をかけている。
バルベリス:アリアンナ邸にいる。ティモシーに肉体の主導権を取り返され、精神空間に意識を移している。蟲毒の儀式によってティモシーの魂と戦っている。
マデリーン:都にいる。アウェイクニング作戦の突然の決行に混乱する富豪や貴族を説得し、避難訓練を指揮している。
バルマン:都にいる。バルベリスの精神感応によって数日間も夢の中にいたが覚醒した。長き眠りで衰弱しているので都で待機中。
騎士団:都にいる。団長が中心となって、民衆の避難誘導を行っている。一部の精鋭はアリアンナ邸に援軍として向かっている。
チンピラ:アリアンナ邸にて就寝中。
※ ※ ※ 用語解説 ※ ※ ※
蟲毒:虫や小動物を壺などに入れて共食いをさせ、生き残った1匹を精霊に変える呪術。この精霊は術者に幸福をもたらしたり、憎い相手に不幸を招くために使われる。バルベリスはこの呪術を基にして儀式を編み出した。
蟲毒の儀式:ティモシーの肉体を器に見立て、ティモシーとバルベリスの魂を戦わせる蟲毒を応用した儀式。蟲毒は危険な呪術のため、バルマンが間者になる事でバルベリスに編み出させた。
アウェイクニング作戦:蟲毒の儀式をバルベリスに編み出させ、その儀式を逆用する作戦。バルベリスを倒し、ティモシーを救出するために立案された。
避難訓練:アウェイクニング作戦が失敗した際に都の民を王都へ移動させるための避難。混乱を起こさないように訓練という体で行われている。マデリーンと騎士団が指揮している。
チキニー:バルマンがバルベリスの儀式を再現することで作られたネズミの魔物。鶏肉が好きなためこう名付けられた。アウェイクニング作戦が失敗した際の対処のために、このチキニーを実験台にして対バルベリス用の聖水や銀、切り札といった武器が作られた。
切り札:チキニーを実験台にして対バルベリス用に作られた、とっておきの武器。
聖域:バルベリスが自身の精神内に作った、真っ白で広大な精神空間。意のままに作り替え、引きずり込んだ相手の精神に幻を見せることが出来る。
満月の夜:世界に魔力が満ちる時間。この時間に魔術や儀式を行うと飛躍的に成功率が上がる。ゆえにバルベリスはこの時間に儀式を行った。
謎の欠片:バルベリスが所持している謎と邪気に満ちた金属片。便利屋に奪われたが取り戻した。
夜の羽根:遠い地にある宗教。“慈愛のジブリール”という天使の息子が預言者と噂されていたが、実際は預言者の父親も母親も人間だった。
泣き虫の天使:ロレインが母から教えてもらった天使。世界が滅びの炎に包まれた際、己の涙を雨にして炎を消すことで生命を救おうとした。
※ ※ ※ 図 ※ ※ ※
図にすると上のようになります。
ここまでご付き合いくださり、誠にありがとうございました。
それでは最終章へと参りましょう。
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