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第52話

 俺達の戦いは熾烈(しれつ)を極めていた。目を塞ぎたくなるほど飛び交う魔法。耳を塞ぎたくなるほど鳴り響く肉弾音。この常軌を逸する戦いは終わりが近づいてきている。

 大紅蓮砲ぉ――っ!!

「くっ!」



 炎の塊が高速でアーリマンに向かって飛んで行く。俺はリーナから魔力を受け取ったことにより、全属性魔法を使えるようになった。そんな状態に戸惑うようなことは一切なく、魔力は俺の体にしっかりと馴染み、各属性魔法を自由自在に扱うことが出来た。



「ぉぉおおおおおおっ!!」

 アーリマンは闇属性魔法を得意とするようで、俺の大紅蓮砲を闇の影が飲み込んでいく。それと同時に俺の足元から飛び出す黒い棘。魔力の動きでそれを察知していた俺は難なく交わす。戦闘時の余裕が俺にはあり、アーリマンには一切なかった。



「はぁっはぁっ……何故だぁああああ! 貴様の魔力は吸い尽くしたはずだ! あの女から魔力を譲渡された程度で私と張り合うことなど、ありえるはずがっ――」

 俺は容赦なくアーリマンの足元を土魔法で持ち上げる。バランスを崩したところへ風魔法の援護を受けた速度で強烈な蹴りを繰り出す。

「ぐぁああああ! おのれェッ!」

 吹き飛ばされたアーリマンは体勢を素早く整え、何やら呟き出す。掌を上に向け、魔力を強く練り上げ、闇魔法独特の黒い魔法を作り上げていく。

「これで――終いだぁああああ!」

 小さく凝縮された闇エネルギーとでもいう塊は俺に高速で向かってくる。俺もそれに応戦するように光魔法で作られた魔力の固まりを放つ。

 くらえぇええええ!

 二つの魔法は俺たちの中間でぶつかり合い、炸裂した。


1分間の読書、ありがとうございました。

また明日の18時に会えることを願っています。

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