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第22話

「ほら、行くわよ。私たちが行かなくてどうするのよ」

 通常モードのエリスに怒られる俺。もちろん全然嬉しくはない。

「遅歩様、世界が滅亡の危機に落ちいっています。どうか、お力添えを」

 カテリーナ姫までもが俺を地獄に向かって引っ張る。ってか……

 やっぱり来るの? カテリーナ姫は……。



 時間は少々遡る。

「では行ってくるわね、アリア」

「はい、どうか、どうか生きて帰ってきてください」

 俺の意見は完全に無視され、魔王退治に出かけることになった俺とエリス。

 はぁ~、これから毎日魔物に怯えながら野宿をしなくちゃいけないのか……。

 俺のため息と愚痴を聞き取ったのか、ある一名の方がビックリ発言をする。



「でしたら私も付いてまいります」

 ……は?

「なりません! 姫様は――」

「アリア。もうこの世界に絶対安全という場所はありません。……私以外」

 ……はい?

 王女自身が絶対安全な場所? 俺は頭の中がハテナマークでいっぱいだった。



「遅歩様。私は無属性魔法の強力な障壁と結界魔法が使えます。どうか道中、私をお使いください。役立ってみせます。戦闘でも足手まといにはなりません」

 それからみんなして王女を危険な場所に生かせないよう説得するが、王女は頑固だった。頑なに自分の意見を変えず、「異世界人の遅歩様が行くのだから、私が行かなくてどうするのです」との一点張りだった。本当に仕方なく、魔王退治は俺、エリス、そしてヨイツ帝国王女――カテリーナ姫で行くこととなった。


1分間の読書、ありがとうございました。

また明日の18時に会えることを願っています。

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