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第21話

 安全な場所など既にない俺たちに、行き先の選択肢は数少ない。その中の一つで、情報が多く集まるであろう傭兵ギルドに、俺たちは向かっていた。傭兵たちは外で暴れているため、中は大丈夫かもしれないと当たりをつけての行動だ。

「悪魔じゃ~。悪魔がついに世界を滅ぼしに来たのじゃ~。世界は終わりじゃ~。神よ、私たちをお救いください」

 道端にいたおいぼれ爺さんは、王宮が燃えるという恐怖のあまりに神に祈り続けていた。



 傭兵ギルドに辿り着いた俺たちは、慎重に慎重を重ねギルドの窓から中を窺った。そこから見える様子としては、テーブルや椅子が散乱しているものの、今は落ち着いた状況になっていた。そして窓から見える入り口は椅子などが高く積み上げられ、バリケードが作られていた。



 エリスは、入り口から中に入るのは無理と判断し、仕方なく窓を優しく叩いた。激しく叩くと暴れている傭兵と勘違いされるからだろう。その音に反応したギルド職員がこちらに駆け寄ってくる。

「エリスさん」

 エリスと職員の女性は知り合いのようだった。それから俺たちは、ギルドで今後のことについて話し合った。この状況の原因であろう悪魔についてもだ。



 結果、俺の分解魔法の強さをエリスに暴露され、俺はわざわざ危険の渦中へと飛び込む必要が出てしまった。

 なんで死ぬような所に行かなくてはいけないんだ……。


1分間の読書、ありがとうございました。

また明日の18時に会えることを願っています。

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