かがり火の中で
頭が重い。
自分が寝ているのか、起きているのか、それとも夢の中なのか。
曖昧な意識の縁を、誰かの声がかすめた気がした。
……体が、揺れている。
目を開けたくても、瞼が鉛のように重くて持ち上がらない。
手足を動かそうとしても、意識だけが空回りして、体はまるで人形のように言うことをきかなかった。
低く響くエンジン音が、かすかに耳に届く。
振動とともに、車の中にいることだけはわかった。
そして私は、誰かの肩にもたれかかっているようだった。
「……こんなことするなんて、聞いてない……」
女の声がした。玲美? どこか、震えるような声。
「この、そっくりさんは誰だ?」
今度は男の声。
聞き覚えのあるような、ないような、でも荒々しい響き。
「私は知らん……。洋一、言ったよね、文菜を守るためやからって……」
言い返す玲美の声がかすれていく。
「うるせ!」
「静かにしろ!」
別の男の怒鳴り声とともに、車が左右に大きく揺れた。
タイヤが何かを乗り越えたのか、硬い音が足元に響く。
「……本物は、こっちで間違いないんやな?」
誰かが念を押すように尋ねる。
「そう……」
玲美の声が、弱々しくもはっきりと応じた。
その直後、私の左手に、やわらかな指先が触れた。
玲美だ。
震えていたけれど、確かに私を撫でるように包んでいた。
そのぬくもりだけが、わずかに現実へと引き戻してくれる。
けれど、まぶたは重く、意識は深い底へとゆっくりと沈んでいった。
すべての音が遠くなっていく。
冷たい暗闇の中に、玲美のぬくもりだけが小さく灯っていた。
髪の毛がさらさらと顔にかかり、くすぐったい。
私は空気の冷たさに、ハッとして目を開けた。
視線の先には、生い茂る木々の隙間から覗く、藍色に染まった夜空。
そこに小さく、星が瞬いている。
湿った土と木の香りが混じり合い、風に揺れる枝葉が、はらはらとこすれる音を立てていた。
背中に感じるのは、硬くて冷たい感触。
私は、地面ではなく、なにか石のような台の上に横たえられていたらしい。
「お目覚めだね」
頭の上の方から、男の声がした。
まだ意識がふわふわとしていて、重たい頭をゆっくりと起こし、声の方へ視線を向ける。
パチ、パチ……。
かがり火の炎が、赤く、柔らかに、そこかしこで灯っている。
闇の中に揺らめくその光が、ある男の顔を浮かび上がらせた。
「……洋一さん?」
私の問いかけに、男はふっと口元をゆるめて笑った。
「覚えていてくれたとは、光栄だね」
「玲美は? 五月さんはどこ?」
焦りが声ににじむと、洋一は顎をクイッと動かした。
その示す先、かがり火の影から玲美が姿を現す。
「玲美……良かった」
ホッと胸を撫で下ろす。
私は石の台の縁に腰を掛け、そっと足を地面に降ろした。
サンダル越しに、ぬかるんだ土の湿気がじんわりと伝わってくる。
足元に気をつけながら、玲美の方へと近づいていく。
「玲美……五月さんは?それに、ここは、どこ?」
私が問いかけると、玲美は一瞬言い淀んだ。
「……五月さんはここにはいない……ここは――」
その答えを、洋一の声が遮った。
「まあ、そんなことより」
にじり寄ってきた洋一が、唐突に私の腕を掴む。
その手は容赦がなく、妖しく光る金の指輪が肌に食い込んで、思わず顔がこわばる。
「離してください」
私は力を込めて腕を引いた。
「洋一、離して!」
玲美が声をあげる。
「チッ……」
舌打ちをして洋一が手を離すと、私は赤くなった腕を擦った。
夏とは思えないほどの、冷えた空気がその部分にヒリヒリと染みる。
「……ねえ、帰ろう、玲美」
私は玲美に向き直り、手を伸ばす。
「それは困るな。もう少し、いてもらわないと」
洋一が薄ら笑いを浮かべて応じる。
その目には明らかに侮蔑の色があった。
無視して玲美の手を取ろうとした、その瞬間。
玲美はそっと、一歩だけ後ずさった。
手を差し出しかけて……そのまま、スッと引っ込めた。
「え?」
戸惑って見つめると、玲美は俯いたまま、小さく唇を噛みしめていた。
目を泳がせ、まるで何かから目を背けるように。
「……ごめん、文菜……」
「玲美……?」
玲美の声が弱く震える。
私は何かを悟るように息を呑んだ。
「……じゃあ、私、一人で帰る。失礼します」
二人の間を通り抜けようとしたその時――
「キャッ!」
洋一の腕が伸び、私の身体を乱暴に引き戻したかと思うと、勢いよく突き飛ばされた。
膝を地面に打ち、私はその場に崩れ落ちる。
「乱暴はやめて!」
玲美が駆け寄り、洋一を制するように叫ぶ。
その顔には明らかな恐怖と動揺が浮かんでいた。
「ったく、使えない女だな……お前がもっと上手くやっていれば、とっくに形代にできたものを」
洋一は、吐き捨てるように言い放った。
その目には、暴力をためらわない者だけが持つ、冷たい光が宿っていた。
「まあ、君の中に眠る当麻の思念は封じたから、後は贄になって貰うだけさ」
「神奈備の想念は消えていた。これで封印は解ける。フフフフフフ」
「後は、真なる器を待つだけ」
かがり火のはぜる音をかき消すように、洋一の声だけが異様に響く。
まるで何かに取り憑かれているかのように、顔を紅潮させ、一人芝居のように饒舌に語り続けていた。
「器?……もしかして」
口をついて出た言葉に、背筋がひやりと冷える。
「そうだ。羽代の血を受け継ぐ、香取諒だよ」
ああ――やっぱり……。
私は慌てて自分のバッグを探した。どこにも、ない。
「玲美、お願い、スマホ貸して……!」
すがるように彼女の腕を掴んだが、玲美は顔を伏せたまま、静かに首を振った。
その仕草は、痛ましいほどゆっくりで、決して目を合わせようとはしなかった。
「玲美……お願い……!」
震える声で叫ぶようにして訴える。
「もう、電波通じないんよ……。儀式の結界、張ってあるから」
悔しさと諦めを含んだ、玲美の声が沈む。
「……」
私はふらつきながらも立ち上がり、足を踏み出した。
膝に鈍い痛みが走るけれど、構っていられない。
「文菜!」
玲美の声を背に受けながら、私は洋一の前へと進み出た。
かがり火に照らされたその顔は、どこか歪んで見えた。
「……どいてください」
にやりと口角を吊り上げる洋一が憎たらしい。
その目は、諒の名を口にした瞬間から、異様な光を宿している。
「どいてッ!!」
思わず叫ぶと、
――パシン!
頬に鋭い痛みが走った。
洋一の平手打ち。
思った以上に力がこもっていて、私は体をよろめかせ、土の上に尻もちをついた。
「文菜っ……! 乱暴はやめてって言ったのに!」
玲美が駆け寄ってくる。
息を切らし、必死の形相で。
それでも洋一は鼻で笑うように舌打ちし、頭を掻いた。
「ちっ……」
その時だった。
「おい、勝手な真似をするんじゃないよ」
背後の闇から、ゆっくりと姿を現したのは、一人の老人。
長い髭をたくわえ、年季の入った和装に身を包み、凛とした空気をまとっている。
「この人が……」
言葉にはしなかったが、私の直感が確かに告げていた――
この男が、根本宗顕だ。
炎に照らされたその顔は穏やかで、表情の端には柔らかな笑みすら浮かんでいる。
けれど、目だけが違っていた。奥の奥まで空虚で、どこまでも冷たい。
洋一はすぐさま背を伸ばし、深く頭を下げた。
傲慢だった態度は影も形もない。まるで忠実な犬のように道を開ける。
ザッ……ザッ……。
湿った足音を立てて、宗顕がこちらへ歩を進める。
「すまないね、お嬢さん」
そう言って、宗顕は私の前に立ち、すっと手を差し出した。
その仕草にはまったく無理がなく、むしろ紳士的でさえあった。
でも――ダメ。
私は、本能でそれを拒んだ。
触れてはいけない。
その手は、静かに微笑む仮面の下で、何かを飲み込もうとしている。
「そうですか……まあ、おとなしくしていて下さい」
宗顕は私の反応に眉一つ動かすことなく、涼しい顔でそう言い、踵を返して奥へと進んでいく。
その後を、無言のままの男たちが二人、静かに従う。
洋一も一礼の後、それに続いた。
再び辺りは焚き火の音と、夜の虫の声に支配される。
私はその場に座ったまま、しばらく動けなかった。
落ち着け、文菜。
しっかりしなきゃ。
泥の着いた手をはたいて、そっと胸に手を添えて大きく息を吸って、吐いた。
そのとき、そっと唇にやわらかい感触。
「血が出てる……ごめんね、文菜」
玲美が、ハンカチでそっと私の頬を拭いていた。
その手は、微かに震えていた。
「いいよ、もう……。しょうがないもん。何がどうなってるのか分からないけど……」
私は呟きながら、そっと左手の薬指を撫でた。
そこには、諒がくれた指輪がある。
「……あんなんでも、好きなん」
玲美が、どこか寂しげに笑う。
「うん、分かるよ……」
玲美の瞳が潤んで見えたのは、焚き火のせいだけじゃなかった。
その時だった――
耳に、微かに地を踏む音が届いた。
風に乗って、複数の足音が、こちらへ向かってくるのがわかる。
ふいに山の風が抜け、かがり火の炎が、ぼうっと音を立てて揺れた。
「文菜さん!」
風の音を裂くように、あの声が届いた。
「慎哉さん……!」
私は思わず声を上げて立ち上がる。
その瞬間――
闇の中から、まるで地面から湧き出すように、いくつもの人影が現れた。
数人の男たちは、炎の灯りに照らされてもなお、黒く、影のようなままだ。
輪郭だけが不気味に浮かび上がり、その瞳は真っ黒なまま、こちらをじっと見ていた。
「文菜さん、無事でよかった」
慎哉の姿が、その黒い影の向こう、かがり火の淡い光の中にはっきりと見えた。
白いシャツの裾が風に揺れ、眉間に寄せた皺と、その奥の優しい眼差しが、すぐにこちらを捉える。
「お願い、慎哉さん……帰って……諒くんに伝えて。来ちゃ、ダメなの……!」
懇願する声が震えた。喉の奥から絞り出すようにして発した言葉だった。
けれど、慎哉は悲しそうに笑って、首をほんのわずかに振った。
「そうも、行かないみたいだけどね」
その後ろ――
夜明友昭が、静かに現れた。
少し背を丸めた細身の体でありながら、立ち姿には威厳があった。
その隣にいたのは、あの時、夜明の家で見た――庭で剪定をしていた男性と、飲み物を運んでくれた女性。
まさか彼らまで……。
「くそ……馬鹿な息子どもが」
苛立ちを隠しきれない声が、友昭の口からこぼれる。
しかしその目は鋭く、炎の揺らぎの中でも決して衰えを見せていなかった。
「文菜さん、もうすぐ応援が来るから」
慎哉の声は静かで、それでいて確かな芯があった。
彼の口調には焦りも怒りもなく、ただ私を気遣う柔らかさだけがあった。
「ダメなの、慎哉さん……諒くんは……来ちゃダメなの」
必死に訴える。
全身に力が入らない。
震えが止まらなかった。
「分かってる。分かってるよ」
慎哉はそっと頷いた。
「でも……ここにいる奴らくらいなら、僕の力でも何とかなる、と思う」
華奢な身体のどこにそんな確信があるのか――
その瞳と僅かに上げた口の端には、確かな自信が満ちていた。
影の男たちは五人。
彼らの足取りは不気味なほど静かで、すでに距離を詰めつつあった。
慎哉はゆっくりと立ち位置を変え、直立する。
両腕を大きく広げるようにしてから、片手を前方に掲げ、もう一方の指先を口元へ。
目を閉じ、静かに、何かを唱え始めた。
その唇はほとんど動いていない。
影たちが一斉に動き出す、その瞬間――
「止まれ!」
夜明友昭が声を張り、前へ踏み出す。
両脇には、あの男女――見た目こそ老いていたが、目の奥に鋭さが宿っている。
彼ら三人が、影たちの進行を食い止めようと、迷いなく立ちはだかった。
だめ……勝てるわけないよ……
私が立とうと足を動かした時。
「急急如律令ッ!!」
慎哉の声が、空気を切り裂いて響き渡った。
その瞬間、空気がぴんと張り詰め、世界がほんの一瞬止まったように思えた。
――ザァァァッ!
つむじ風が突然、地面から巻き上がり、枝葉を舞わせ、かがり火の炎を大きく揺らした。
火の粉が渦となり、夜空へ舞い上がる。
美しかった。
恐怖の中にあって、ほんの一瞬、息を呑むほどに――美しかった。
そして――
影の男たちは、まるで糸が切れた人形のように膝をつき、ゆっくりと崩れ落ちた。
地面に沈み込むように、溶けるように、闇に還っていく。
私の目の前から、その存在が音もなく消えていった。
唖然とする私の手を、玲美がそっと握った。
その手はひどく冷たくて、けれど小刻みに震えていた。
玲美の顔を見る。
睫毛の奥で、涙がにじんでいた。
私は、まだ夢を見ているのかもしれない――
そんな感覚に囚われながら、それでも慎哉の姿を、確かに見つめていた。
「慎哉さん……」
目の前に立つその姿は、あの夜と同じように髪を後ろでひとつに束ねていた。
薄明かりの中、かがり火が揺れ、慎哉のシルエットを橙に染める。
「よかった……」
慎哉は私の前に片膝をつき、安堵の笑みを浮かべた。
目尻がゆるみ、その手がそっと私の腕に触れた。
「真名井の娘さん、すまんのう」
その隣で同じく膝をついた夜明友昭が、私の肩をぽんと優しく叩く。
深く刻まれた皺の奥の目が、静かに私を見つめていた。
「……でも、どうして、ここに?」
思わず問うと、慎哉が小さく肩をすくめるようにして答えた。
「君を追ってた。でも山王神社から続く道で、手間取って……見失った。そんな時、この方たちが助けてくれたんだ」
「友さん、マズい」
頭に手拭いを巻いた男性が、友昭の耳元で低く囁く。
「お若いの、この娘さんを連れて逃げんるんじゃ。早う……」
私は慎哉の腕を頼りに立ち上がろうとする。
だがその瞬間――
「文菜は、ここにいなきゃダメ」
玲美が突然、私の腕を強く引いた。
「玲美……?」
その瞳は涙をたたえながらも、私を放そうとしなかった。
「分からんお嬢さんじゃのう……洋一たちがやろうとしているのは、天に唾する行為じゃ」
友昭の言葉が深く、苦々しい。
「友さん!」
男性は私の背後をグッと見つめている。
異様な冷たさの視線を感じて振り向くと、宗顕が戻ってきた。
洋一ともう一人。
その後ろにも一人。
影のように見えた。
「おやおや、面白い面々だことで」
淡い光に照らされたその姿は、威厳と異様さをまとい、まるで神域の闇から這い出してきたようだった。
「……父さん、間に合ってくれ……」
慎哉のかすかな声が聞こえた。
恐れにも似た、それでいて祈るような声音だった。
宗顕は一歩、また一歩とゆっくり進みながら、言葉を投げる。
「友昭よ。何も知らず、社を守っていればよかったものを……それに山背の末。それに羽代か……ふむ、やはり生きておったか。まあ、今さらどうということもない」
突然、洋一が玲美に近づく。
「やめて……」
玲美が声を絞り出す間もなく、洋一の手が振り上げられ――
パシン!
鋭い音が夜に響き渡る。
玲美の頬が赤く染まり、唇を噛みながら顔を伏せ、肩を震わせた。
「さっさと、その女を奥へ連れて行け」
怒気を含んだ洋一の声が響く。
「文菜……一緒に来て……」
玲美が震える声で囁くように言った。
「やだよ!」
私が叫ぶと、友昭と二人の男女が立ち上がって私の前に出た。
「やめんかい、友一、洋一、それに宗顕さん……」
友昭が声を張る。
「うるせえジジイは引っ込んでろ」
洋一が拳を振り上げ――
鈍い音と共に、友昭は地面に崩れ落ちた。
「あなたは……山背の末」
手拭いを巻いた男が慎哉にそっと囁く。
「私達が結界を張ります。その隙に、お嬢さんを……」
「無理だ。二人じゃ……あの爺さんには敵わない。束になっても無理だよ」
慎哉は苦々しく顔をしかめながらも、視線を逸らさなかった。
「でも、時間稼ぎならできる。父さんさえ来てくれれば……勝てるかは分からないけど、負けはしない。……くそっ、蜉蝣は何やってんだ……」
普段、冷静な慎哉とは思えない苛立ち。
焦りや恐怖がそうさせているのかもしれない。
「ならば……共に時間を稼ごう。お嬢さん、息子を……よろしく」
「え……?」
「素敵なお嫁さんでよかったわ」
後ろにいた女性が微笑んで私に囁く。
――え?
混乱する私の腕を、慎哉がそっと引いた。
「いい加減、文菜さんを離したらどうだい?」
玲美は首を振る。
「ダメ……」
「君が愛してる男は、君を愛してはいない。それ、分かってるんじゃないの?」
慎哉の言葉は優しく、それでも静かな刃のように響く。
玲美は、唇をきゅっと結び、何も言えなかった。
その時――
前に出た二人の男女が、何かを唱え始める。
風が微かに鳴り、空気の密度が変わっていくのを感じた。
慎哉が私の手を強く握った。
声が聞こえた気がした。
「僕たちが動いたら、隙を見て逃げるんだ……いいね」
……だめだよ、無理しないで……お願いだから……
心の中で叫ぶ。
けれど、慎哉はそれを見透かしたように、優しく笑った。
「フッ……やっぱり君は賢い。今、僕が心を読むと分かっていたんだね」
「大丈夫、死にたくはないよ僕だって、でもね僕の家の使命でもあるんだ、言ったでしょ、それに君を助けたいって……」
ニコッと子供のように笑い、慎哉はスッと立ち上がる。
夜風に結んだ髪がそよぎ、かがり火の炎が慎哉の横顔を照らす。
目を閉じて大きく息を吸いカッと目を見開いた。
その笑顔とも恐怖とも取れる表情に炎の影が映り燃えているようだった。
「――第36代、山背日立、参る!」
その瞬間、誰かの手がそっと私の口を覆う。
ハンカチの感触。
微かな香。
世界が揺らぎ、視界が霞み、音が遠のいていった。
意識が、薄れていく――。
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