第十四話 覚醒と龍の神
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第十三話 覚醒と龍の神
宿に帰った俺は早速覚醒草を飲んでみることにした。
「土魔法・土操作」
この魔法は土を自在に変形させることができる初級魔法だこれで土を変形させ、煎じ器にする。
そこに覚醒草を投入しすりつぶす。
覚醒草はみるみるうちに液状化していき、先に作っておいた土のコップに注ぐ。
俺はそれをなんのためらいもなく、一気に煽った。
「ぐっ!!」
体が・・焼けるように・・痛い!!
細胞が、骨格が、筋肉が形を失いもう一度構築される。
はぁ、はぁ、はぁ
たった数秒で汗だくになり、俺は息を切らす。
しかし、それを終えた俺の体はあの痛みが嘘のように力に満ち溢れていた。
と、盗神の神眼。
種族 空人・祖
空人・祖・・・混じりけのない、純粋な空人であり。覇空との繋がりが確保されている。意志の力により
覇力を空力と混合することで使用可能になった。空力が爆発的に増大する。
空力 400000
おお、特殊項とやらの空力が大幅に増大したぞ!!
でも、これの使い方を知らないんだよな・・・。
ん?これは!!
頭の中に空力の力の使い方が入ってくる。
これなら・・・!!
「《空》」
俺は、最初に目に入ったヴィーシャの背後に一瞬で移動した。
ヴィーシャが驚いて、、頭がおかしくなりそうになっているが、気にしない。
なるほど、空力はイメージした動作を空、という鍵言で現実に反映する力か。
尚、そのあとヴィーシャにも煎じたものを飲ませてやった。
苦しむヴィーシャを見て性癖に目覚めそうになったが、あの苦しみを実際に味わっているので何とも言えない。
勿論、このあとヴィーシャがガチギレしそうになり、宿の部屋が壊れそうになったのはマジで焦った。
熾竜狼・祖・・・主人を最善に導くだけでなくそれを引き寄せる。また、主人の力を一時的に借り受ける
ことができる。
次の日の朝、再びヴィーシャとともに新たなクエストを受けることにした。
どれに、しようか。
そう俺が迷っていると。
ドガァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアン
な、なんだ!?
「た、大変だ!!!りゅ、龍がこの街を襲っている!!」
「なんだって!?」
『龍!?それってお伽噺の存在じゃ・・』
『今の音が聞こえなかったのか!?ドラゴンだろうと一撃ごときで立てられる音量じゃないぞ!!』
龍が襲っているという情報を聞き全員がてんやわんや、逃げ出すもの、「俺が倒す!!」と息巻くもの、それをなだめるもの一瞬にして平穏が・・・崩された。
「鎮まれい!!」
声のした方向を向くと、筋肉がアホほどついている元気そうなおじいちゃんがいた。
誰だ?あの人。
高ランクしかいないこのギルド内を一瞬で鎮めやがった。
「ぎ、ギルドマスター!!」
『ギルマス!?』
あれが・・・ギルドマスター!?
どっからどう見ても元気そうなおじいちゃんにしか見えないのだが・・・。
「今、王国五指が事態の鎮静に向かっている、慌てることはない!!彼に任せておけば大丈夫だ!!」
彼!?まさか!!
そう思いギルドを飛び出す。
そこには、漆黒の巨大なとぐろを巻いた強大なオーラを感じさせる・・・龍が、いた。
しかし俺はそんなことも眼中にないと言わんばかりにその龍に近づいていく。
まさか、まさか、まさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさか!!
ドグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
バァァァァァァァァァァァンン
そこに飛んできたのは・・・。
「アレクさん!!」
紛れもなくアレクさんその人だった。
駆け寄り、昨日少しだけ売らずにとっておいた上級薬草を煎じたものを飲ませる。
ある程度の傷は回復するが治りきらない。
くそ!!もっと取っておけば!!
《スキル属性親和により治癒魔法を獲得しました》
その声とともに使い方が流れ込んでくる。
「完全治癒!!」
アレクさんの傷は瞬く間に消える。
しかし、それでも、それでも!!
「俺はお前を許さない」
地獄の業火をも凍り付かせそうな冷たい声で俺は龍にいった。
本気を出す、魂までも消してやる。
《スキル枷が解除されましたステータスが大幅に強化。スキル鬼神ノ断罪を獲得しました。スキル初級全属性魔法が極級全属性魔法を獲得しました。精神力が増大しました。空力が増大しました。》
「盗神の神眼」
名ファフニール
種族 炎龍神
レベル600
HP50000000000/50000000000 MP60000000000/600000000000
魔操力100000000 器用さ400000000
耐久力700000000 筋力80000000000000
素早さ60000000 精神力40000
特殊項
龍力 501511325
スキル
龍神乱舞 風水操作 炎雷操作 炎龍ノ息吹 龍神眼 天炎 災禍
神スキル
龍神
種族固有スキル
炎龍 神威 破眼
称号
龍 管理者 炎の支配者 災禍 神 破壊神 ランク表記不能存在
説明は読み飛ばす。
「コピー」
《炎龍神のステータスをコピーしました》
「属性親和」
《情報量が膨大すぎます思考強化、並列思考、思考加速獲得しました》
《強大な復讐心を確認、称号復讐神を獲得》
《ユニークスキル戦闘者を獲得、強き願いを確認、窮極能力戦闘ノ王を獲得しました》
《記憶封印が解けましたすべてが思い出されます》
思い出した、そうだ俺は・・・!!
「覇人斬!!」
彼の少年が編み出した核をも消滅させる一振りが、ステータスやスキルという異世界の力も加わり炎龍の神を呑む。
跡形もなく炎龍神は消えた。
はは、龍じゃなくそれ飛ばして龍神か、よ。
重力に引かれ俺は地面に落下するそして彼は夢を見た。
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