表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
盗賊王女の冒険  作者: こーむー
10/29

新リーダー 昇進

私達はいつもの酒場に集まっていた。

「かんぱーい」


「いやあ、今日は新入りの活躍凄かったなぁ」

「俺も投げられちゃったよー」

「ところで逃した女の子達どうする」


どうしよう?とりあえず私に出来る事するしかない。

私は、今回の報酬を含めた全金額の銀貨3枚をテーブルに置く。

「これで親元に帰ってもらうのはどうかしら」

「全員だとちょっと足らないなぁ?俺も少し援助するよ」「俺も」

「オレは時間あるから、子供達を送って行くよ」


この人達、盗賊としてはダメだけど、ホントにお人好しなんだよね。


「あんまり、公爵には迷惑かけたくないもんな」

「うん。確かにそれ賛成だわ」

「あとさ、オレ、リーダー辞めようかって思うんだ」

「え?なんでだよ」

「リーダーってリリーの方が相応しいと思うんだ。新入りなのにこんなに偉そうにしてるし」

「違いねえ。リリーのおかげで上手くいってるもんな」

「賛成だ」


「ちょっと待って!私はその、とある公爵様とは会えないよ!」

「その役はオレが引き続きやるから大丈夫だよ。細かい事は任せて」

「じゃあさ、とある公爵様にお願いしたい事があるんだけど」

「なんだ?」

「あの悪徳貴族の部下のセバスって人を助けて欲しいの。立派な人だし」

「ああ、お伝えするよ」


じゃあ、解散だね。君達、次回までに精進して。ベスは痩せなきゃだよ。盗賊らしくないから。



元リーダーのケリーが公爵邸で事の次第を話している。

「そうか。新入りの投げ技はそんなに凄かったのか?」

「ええ、敵はおろか、味方までも投げてました」

「ははは。大活躍だな」

「貴族邸の下調べもバッチリで、大したもんです。俺達のリーダーになったんです」

「その娘が、盗賊のリーダー?それも面白い」


「では、約束の銀貨だ。ところで助け出した子供達はどうした?」

「はい。みんなで話し合って親元に返してあげる事にしました。公爵様にご迷惑をかけたくないってのがみんなの総意です」

「皆で決めた事であれば、尊重しよう。私はおまえ達を誇りに思うぞ。ただし、無理はするな。困ったことは相談に来るんだ」

「あの娘のおかげです。不思議な小娘です。悪徳貴族は少年だと思い込んでいました。ふざけた仮面の少年と呼ばれていました」

「わはは。最高だ。良い話を聞かせてくれた。礼を言うぞ。今回も愉快であった!」



「次は隠された秘宝探しだ!どうだ。面白そうだろう」

「はい。ぜひとも、やらせてください」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ