30 おじいちゃん登場
2年.....2年はやりすぎに長いですね
反省してます、が、この先も感覚が空くと思います
平に御容赦ください。
それでは、30おじいちゃん登場
おたのしみください!
上流住人街を走る一台の馬車、装飾は華美ではないものの
風格があり、すれ違う馬車の御者も振り返るほどである
上流住人街は奥へ進めば進むほど敷地が広くそして貴族としてのランクも高くなる
ズンズンと進んでいく馬車は、その歩みを一番奥の邸宅前で止める
白の大理石で作られた柱が、玄関アプローチをはさんでなんとも荘厳で
格式ある家だということが一目でわかるほどである。
邸宅の門が開かれると、馬車の中から一組の老夫婦が降り立って敷地へと入ってゆく。
門戸から屋敷の入り口まで2人の男女を先頭に、
その家のメイドたちが整列をしてその二人の人物を迎え入れる
「お久しぶりです!父上!母上!」
「あぁ、久しいな、ダンヴィブ。元気にしていたかな?」
この二人こそグリュフルト・シュバルツ・エドラーとアリル・シュバルツ・エドラー
セシル達のおじいちゃんおばあちゃんであり、
ラグア王国の前王なわけだ。
まだそれほど年というわけでもなく、
いやダンヴィブやラルフの両親だから
それ相応の年齢なわけだけれども、
政権をラルフに譲ったのも早かったこともあり
前王としてはまだかなり若かい部類に入ったりするのだ。
当の私はというと、初めて会うおじいちゃんとおばあちゃんの
観察するのに大忙しなのである
グリュフルトおじいちゃん、長いからグリュじいちゃんでいいかな?
グリュじいは紳士って感じ、パパりんと同じ蒼い目に白髪がちょっとだけ入った黒髪で
パパりんをもちっと渋くした感じのおじいちゃん
アリルおばあちゃんは、銀髪で軽くウェーブが掛かっててブラウンの瞳
魔女の宅急便に出てくるニシンのパイを焼いてくれたおばあちゃんに似てたりする。
っと、そんな熱々の視線に気づいたのかおばあちゃんたちが近寄ってきたではありませんか!!
「あらあら、この子達が三姉妹ね!」
「おばあさま!おじいさま!はじめまして、セシル・エドラーです!
で、こっちがルノアと、お母様の腕で寝てるのがアイノです!」
何とか挨拶は終わりましたね!
一応最初ですしカテーシーをしながらきちんと挨拶しとかないとですよ!!
「あら、セシル。どこでそんな挨拶の仕方を?まだ教えてなかったと思うけど.....」
「ふふふ、サティアさん?子供というのは案外しっかりと親のやることを見て覚えてるものですよ?」
「なるほど、そうですね、私たちもしっかりしていなくては!ね、あなた?」
そうですよ?しっかりと観察しながら、この世界に適応できるようにがんばっているのです!!
今は、絶賛おばあちゃんの腕に中で抱かれている状況でございます
おばあちゃんはやさしいフローラルの香りがいて落ち着きます!
「あら、セシルちゃんどうかした?」
「んなぁ。えっとおばあちゃんがいい匂いだなーと思って!」
「ふふ、ありがとう」
「それにしてもセシルちゃんはちゃんとしてますねー、ダンの子供のころとはえらい違いだわ!」
ええ、えぇ!そうでしょうとも!伊達に転生してるわけじゃないんですよ!!!
こんなこと、まだ言えないけどね!
感動の初対面から場所を移して大広間です
私は、と言うとおばぁちゃんの膝の上に座りながら
お土産のクッキーをソボソボと齧っているのです
このクッキー美味しいですねモゴモゴあのゴックン
チョコレートの甘い香りが拡がるのですが
そこまで甘ったるくもなく、とても上品な甘さで
しかも外サクサク中しっとりとしてとても美味しいです
にしても....どこかで食べたことあるような???
あ!あれです、カントリーマ○ムです!
とてもお上品なカ○ントリ○ー厶って感じです。
いやぁ、美味しかった。
んん?なにか熱い、とても暑い視線を感じますよ?
「それにしても、セシルちゃんは本当に可愛いわね~
あと、ものすごい知性を感じるわ!」
熱い視線の元はおばあさまでありましたか。
にしても、知性だなんてやっぱり?
こう溢れ出るオーラは隠せないものですか。
「さて、もうそろそろ仕立て屋さんがいらっしゃいますけど
お披露目式どんなドレスにしましょうか?
可憐な雰囲気が分かるような物が良さそうですが」
ふむふむ、可憐な雰囲気そんなおおっぴらに褒められると照れるですよ
でも、私としては壷装束結構気に入ってたりするんですけど
まぁ、せっかく作ってもられるわけだし!任せてみますかね!
「あら、今日お披露目式の採寸をなさるの?」
「えぇ、仕立て屋さんが忙しいらしく早めに仕上げたい
との事で、今日お願いしてまして。」
「なるほど、そうでしたか。
サティナさん、私も同席してよろしいかしら?
孫達の衣装、一緒に考えさせて貰えないかしら?」
ぬ!アリルばあちゃんが一緒に来てくれるのですか!?
これは、なんとも嬉しいですね!
という事で絶賛ドレッサールームに向けて移動中です!!
いやぁ!さすが見た目がホワ○トハウス!
大広間から歩けども歩けどもまだ辿り着きませんよ?
だだっ広い......。これは、探索のしがいがありそうですね!!
でも、まだあまり体力が無い身としては大人ペースについて行くのは
ちょっとキツイですよ?そろそろへばりそうです。。。
「さ、着いたわよ。ここがドレッサールーム
両隣はお手洗いとお風呂、これからあまり動けないから
お手洗いを済ませるなら先にしてらっしゃい?」
ぬぉ、ようやくご到着でしたか。長かったぁ......
にしてもドレッサールーム、さながら楽屋みたいな部屋ですね
大きな鏡に向かってテーブルと椅子が並んでて
反対側の壁面は、これはもしかしてクローゼットですか!?
なんと!大きな.......。
ん?お庭側に扉がありますね?どうしてでしょうか?
「あの扉はなんであんな所にあるの?」
「あぁ、あの扉ね、あれはねここで着替えて
すぐにここから馬車に乗れるようにしてあるのよ」
そう言われて、窓の外を見てみると確かに
この部屋は中庭に面していて、目の前は馬車を停留出来るように
屋根付きの乗降場が拵えてあった。
「動きづらい格好をして、
わざわざ玄関まで行って乗る必要もないでしょ?」
ふむふむ、確かに!!
このホワイ〇ハウスを設計した人は頭が良いですな!
さて、30 おじいちゃん登場 いかがでしたでしょうか?
そうです、おじいちゃんは元国王陛下
それでも年齢は55歳くらいなのです、若いですねぇ
さてさて、次回 31 仕立て屋
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