第8話 ビビリ王爆誕!?
アスカ「とりあえずこれでいいかな...。」
リク「バグもおおかた修正できましたね。」
アスカ「誰かに遊んでもらいたいなー。」
シュント「僕がプレイしましょうか?」
アスカ「いいの!?ありがと!」
コントローラー を手に持つシュント。
シュント「で、今回はどんなゲームを?」
アスカ「そう!私初めてホラゲーを作ったんだけど。」
にっこりアスカ。
シュント「え!?」
笑顔が歪むシュント。
後ろにはニヤニヤしている小野寺兄弟とヒナタがいた。
こちらを襲おうとしてる恐ろしいサルがいる怖いタイトル画面。
シュント「あぁ〜へぇ〜、雰囲気すご〜い...。」苦笑いシュント。
アスカ「キャラクターは全部ヒロトに描いてもらったの!」
コウタ「ヒロト先輩のキャラ!?見たい!シュント早く〜。」
シュント「わ、わかったよ...。」
スタート。
[飼育員の男:夜の動物園の見回りなんてやだなぁ]
シュント「僕もやだです。」
[飼育員の男:さっさと仕事を終わらせよう]
ゲーム画面にチェックリストが表示される。
そこには、うさぎ、猿、ゾウ、のように書かれてた。
アスカ「全部の檻を回って動物のチェックと鍵のチェックをしたらクリアだよ。」
ソウタ「なんだ簡単じゃん、ねぇシュント〜?」
シュントは険しい顔をしている。
シュント「そうだね。」
一歩歩く。木々が揺らぐ音がする。
シュント「うわぁぁああ!!」
ソウタ「こりゃ1日かかるな。」
シュント「よし、うさぎは全員いた。次は猿の檻。あ...れ...?」
コウタ「猿がいないな。」
アスカ「うん、そうだよ。」
アスカ「これは猿に追いかけられながら全部の檻をチェックするゲームだからね。」
シュント「帰ろう。」
コウタ•ソウタ「待て待て待て待て。」
後ろでは逃がさないぞとばかりにヒナタが黙ってドアを防いでいる。
シュント「だって絶対タイトル画面のやつでてくるじゃぁん...。」
アスカ「シュント、無理にやらなくてもいいよ?人間苦手なものの一つや二つくらいあるし。」
後ろではヒナタが
「コウタも暗いところ苦手だもんね」
と書かれたホワイトボードを持っている。
シュント「う...、いややります。大丈夫です、これくらいへっちゃらです!」
シュントは笑顔をアスカに向けた。
アスカ「ほんと色んな意味でビビリだね...。」
シュント「よし、やるぞー!」
シュント「うわぁあ!でたぁあああ!」
コウタ「横にもいるぞ!」
シュント「ぎゃあああ!」
ソウタ「前も見ろ!」
シュント「ぬわぁぁあ!」
ソウタ「シュント後ろ!」
現実で後ろに振り向くシュント。
「ゃだああああ!」
コウタ「バカこっちみんな!!」
デデデン、ゲームオーバー。
ヒナタはそっとシュントの肩に手を当てる、
「最初から頑張れ」
と書かれたホワイトボードを手に持って。
シュント「鬼が...。」
3時間後。
シュント「よし!全部閉めた!早く!こんな場所とっととおさらばだー!」
アスカ「ナイスクリア!」
コウタ「やっとだよ...。」
シュント「3人が関係ないところでずっとビビらせてきたからでしょ!?」
リク「あ、今動物園の入り口の鍵閉めましたか?」
シュント「え?いや...。」
リク「これ最後初見殺しあって。」
リク「扉の鍵も閉めないと家まで猿が追いかけてきてゲームオーバーになります。」
ゲーム画面には大量の凶暴猿が映っている。
シュント「うわぁぁああ!」
リク「また最初からですね。がんば...あれ?シュント先輩?」
コウタ「魂抜けてんなこれ。」
ヒナタは
「119」
と書かれたホワイトボードを持っていた。




