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白灰の国  作者: 陽下 捻
序章
1/15

緊急報告書

重大インシデント報告

本日深夜、監視エリア“メフュラ帝国帝都シェルスティア”にて発生していた火災が突如鎮火した。

火災は“炎の魔女”ソリン・イルトイの攻撃によって引き起こされ、五年もの間燃え続けていたためカテゴリーE魔術災害に指定されていた。


鎮火の際、シェルスティア上空に巨大な“光輪”が発生したことを確認したため、未確認の“魔人”が出現したと予想される。

光輪の出現直後、シェルスティア内部に極めて多数の人型実体が突如として出現。実体群はシェルスティアからの脱出を試みるかのように移動を始め、周囲に張り巡らされていたウィルコックス・メジャー式大規模魔術防壁を突破した。

その際、状況維持のためにシェルスティア監視エージェントが人型実体群と激しい戦闘となり、死者十九名、行方不明者三十二名、生存者は二名のみという被害を出したが、人型実体群はその後消失した。


一連の事象については何が起きたか全く不明であり、調査するには人員が足りない。恐らく、この件には突如出現した魔人が関与したと見られるが、どうやって内部に現れたかは不明。鎮火時、ウィルコックス・メジャー式魔術防壁は正常に機能しており、外部からの進入は不可能な状態だった。


以上により、調査人員の補充、及び魔人の捜索チーム結成を求む。

また、ラバス魔術院への協力要請を提案する。


・・


回答

人員の補充については承認し、速やかに対処に移る。しかしながら、ラバス魔術院への協力要請は却下する。


・・


極秘文書保護術式の発動報告

紐づけされた文書の最低一枚が、遠隔複写術式の実行後、受取人の確認前に不明な人物に傍受されました。

即座に不可視、暗号化措置、自壊措置、周囲への精神破壊魔術の実行を行います。


実行を確認。紐づけされた文書は正常に破棄されました。




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