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ウインド─第一章、改稿作業予定─  作者: 水無月 蒼次
壱なる門と二人目の転生者
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紫の霧の中を翔ぶ

作者:「今日は遅刻しなかったぞ」

ジン:「それが普通だ」

レン:「えー、じゃあ僕は異常なの!?」

ジン:「ああ異常だ」

作者:「非凡ではあるね」

レン:「まあ僕は優秀だから」

ソウジが落下していった頃

 

フウカは紫の霧の中を飛んでいた。

掌の上の魔法陣からは再現なく水晶が溢れだしている。


目の前の霧を水晶に変えながら進んでいるから速度は遅い


ついさっきから「この際だからこの霧全て吹き飛ばしてもいいのでは?」と思考を繰り返している


「これだけ魔力も濃いから全部消し飛ばせそうな気がしてきた」


フウカは杖を空に向け詠唱を始める


『大いなる風よ、汝渦巻き天へ昇る竜となりて大気中の魔力を吸いてその力を更に大きくし、我が道を塞ぐ全てのものを吹き飛ばせ

暴風昇天』


杖の石突きに小さな竜巻が発生する

その竜巻は瞬く間に成長してフウカを包み込み、高さ約4mの大きさになった。


「往きなさい」


フウカの言葉の直後、竜巻は前方の霧に向かって進み始め周囲から風と魔水晶と霧を吸い込んで成長しながら斜め前に進んでいった。

竜巻に合わせてフウカも風の壁の内側を飛行するのだった。


▲▽▲▽▲▽▲▽


ケイトとエルは霧の密集する場所、コアに向かって飛行していた。


「まだ後数分はかかる、それまでしっかり摑まって居れよ?」


「この速度で飛んでもまだ数分もかかるの?」


「応、遠くから見ているからいまいち大きさを測りにくいかもしれんがあの紫の霧の密集地帯はかなり広い、端から端まではワシが百羽並んでも足らん程にな」


「早く伝えて手伝いに行かないとね」


その直後前方の霧の中から巨大な竜巻が伸び中央に向かって進みつつ巨大化していった。


「遅かったかもしれないわね」


「卵が……」


竜巻は中央に到着すると周りの霧が渦巻く様に動き始め、竜巻に吸い込まれていった。


竜巻が紫色になると思われたが、竜巻は予想外の反応を示した。


「竜巻が昇っていく…」


密集地帯を丸ごと包み込むほどの大きさまで肥大した竜巻はその後も周囲の霧を吸いながら天に昇っていったのだ。


「……卵が………」


竜巻が天に消えるとその場には霧が欠片も残されておらず、その他色々なものもかなり吸い込まれた。

その場に残ったのは二つの光点だけだった。


「なんじゃあれは?」


「多分、私の仲間よ」


「なんじゃお主ら二人だけじゃなんだのか?」


「ええ、もう一人はすぐにコアを見抜いて飛んでいきましたから」


▲▽▲▽▲▽▲▽


フウカは空間魔法で障壁を張って身を守っていた。


「この巨大な卵がコアかな」


そこには高さ4m程の卵があった


その卵は淡く白く発光しており先程の竜巻に巻き込まれても破壊されなかった物である。


「これを壊せばこのゴタゴタもおしまい」


フウカは藤色の魔法陣を手に発生させようとするが…


魔法陣は一瞬現れて霧散した。


「ここまで来て…魔力切れか……」


フウカは杖を持ち直す


「……でもここまで来て諦めたくないよね」


フウカは杖に、指先に意識を集中させる

作者:「エルの全長が100m弱それを百羽並べたら……」


ジン:「10,000mだ」


作者:「ああ、ありがと。つまり半径は5㎞か。所でジン君、レン君は今日は欠席?」


ジン:「ああ、本編でやることがあるらしい。と言うか自分の小説の展開ぐらい把握しておけよ!」



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