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ウインド─第一章、改稿作業予定─  作者: 水無月 蒼次
壱なる門と二人目の転生者
80/260

魔力が充満した地下室を抜けて

作者:「ストック大量生産中」

レン:「何故に?」

作者:「来年は受験生だから」

レン:「あー、君学生だもんね」

作者:「そうそう」

ジン:「大学に行くってことはエリートか?」

作者:「エリートだったら小説書いてゲームしてない」

レン:「大学=エリート街道って考え方はちょっと古すぎじゃない?」

作者:「学生運動以前の考え方だよ。平成だと大学に行くのはあたりまえみたいになってるんだよ」

ジン:「別に他の世界の現状に疎くてもいいだろ!エリアスは一部を除いて自足できてるんだし」

レン:「確かにここ以外の全ての世界が消滅してもここ単体で生産、消費、を賄えるけど多少は興味持とうよ」

ジン:「五百年も引き籠ってたネクラに言われたくないな」

レン:「やーい、昭和から脱せられないオッサン」

ジン:「そっちこそ安土桃山時代」

作者:「別に日本の歴史でやらなくてもいいよ、それに俺世界史選択だし」

レン:「やーい、ゆとり脱却世代」

作者:「そうだけど何か?」

レン:「乗り悪いね」

ジン:「全くだ、宴会とかで場の空気を壊すタイプのやつだ」

作者:「ほんとのこと言うなよー、別にネクラゲーマーでもいいだろ?」

レン、ジン:「・・・」

作者:「なんか言ってよ!」

私達の前には薄紫色の霧が立ち込めた地下への階段があった。


「魔力って薄紫色なんだ……」


「可視化されるまで濃縮された魔力が立ち込めてます。通常の人間がこの中に入るのは危険ですね」


「魔力って有害なんだー」


「でもこれをどうにかしないと話が始まらないし、魔力濃度を下げる方法を考えないと」


「風で外に吹き飛ばすってのはどうでしょう」


「ご近所に迷惑でしょ」


「人間は呼吸による吸収ではある程度の大きさの固体は吸収できないから魔力をさらに圧縮して固体化させていけば多分いけるかと」


「魔力を固体化?」


「そもそも魔力ってなんなんだろう」


◇◆◇◆◇◆◇◆


レン:「お答えしよう」


作者:「とりあえず、よくわからないエネルギーってことにしといて」


ジン:「おいおい、設定ガバガバじゃないか」


作者:「とりあえずって言ったでしょ!その内説明があるから!今は何にでも変換されて摩訶不思議で非化学的な現象を引き起こして、圧縮することで物質の状態変化をおこして固体、気体に変化する謎な物体ってことにしといて」


◇◆◇◆◇◆◇◆


『魔力よ、汝魔の陣を描きて魔の力を集め、押し固め魔性の美を秘めし水晶とせよ 魔水晶精製』


フウカの手に白く輝く魔方陣が浮かび上がり、薄紫色の霧を吸い込みポロポロと紫色の透明な結晶を吐き出す


「これなら高く売れるかも」


「アメジストみたいですね」


「あめじすと?」


「向こうにある宝石の一つで紫水晶のことです」


「紫色の水晶ならこっちにもあるけど宝石ともなるとやっぱり相応の値段がするから見ることは少ないわね」


「まあ、石の質によりますね」


「そっちは庶民でも宝石を手にできる程豊かなのかー、貴族ともなるとどんな感じになるんだろうか」


(対して変わらないと思うな…)


三人は下に降りて行く、フウカの通った後には魔水晶がポロポロと転がっている。


地下室は紫色の霧が立ち込めていたがそれだけだった。

他に何か壊れたり、崩れたりはしていなかった。

魔方陣は完全に開いて向こう側から光が入ってきている。

おかげでいつもよりかなり明るかった。


「あれが門で、あの先にあるコアを破壊すれば」


「そうそう、でも注意してね。この門の向こう側にはロック鳥がいるはずだから」


いつのまにか現れたレンが当然のように説明を始めた


「うわっどっから出てきた」


「応援来たよ。で話に戻るけど、向こう側にはロック鳥…って言う物凄い大きさの鳥が居るはずなんだ。数はわかんないよ?数百羽いるかもしれないし一羽もいないかもしれない

。まあそう言うことだから注意して。でも多分話せるからうまく説得出来れば戦闘は回避出来るしコア探しも手伝ってもらえるかも。次にコアのことだけどかなり固い物質の場合とロック鳥が大切にしている物の場合と二パターンあるから注意してね。以上が僕から話せることかな、まあ頑張ってね」


するとレンは足早に?姿を消した


「手伝ってくれるんじゃないんですね」


「レンが手伝ってくれるならあっと言う間に終わると思ったけど、これは時間がかかりそうな案件だ」


「どちらにしてもこれは片付けないといけない案件だからパパっとおわらせましょ」


「さて行きますか」


フウカが魔方陣に片足を踏み込むと、フウカの姿が消え魔水晶が大量に散らばった。


「えっ向こうはそんなに濃いの?」


ソウジは躊躇いながら白い光の中に踏み込む

それにケイトが続く


そして黒い影が続いて駆け込んでいった。

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