ケルビンの特産物
私はケイトと別れた場所から程近い所にあったパン屋で買い食いをしつつ町の美味しい物について訊いていた。
「あんた、よく食べるなー」
「そうでもないですよ」
「いや、そこいらの若い娘よりは、よく食べとる。の割に体つきは貧相だが」
「あんたそんなこと言ったら失礼でしょ。ごめんね家の旦那はパンばっかりだから」
「いえいえ、気にしないでください」
「で、この町のうまいものだったな。それならあれだ『ジャル』だ」
「いや、『ヤキソバ』でしょ」
「おまえは、穀物ばっかし食ってっからそんな体格になるんだよ」
「五月蠅いわね!私だって昔は・・・」
「昔は昔でい」
「この町の美味しいものは『ジャル』と『焼きそば』ですね」
「お譲ちゃんが言うとなんかヤキソバって言葉が妙にしっくりくるな」
「確かにそうね」
「ありがとうございました。また機会があったら立ち寄らせてもらいます」
「ああ、また来な、パン屋の俺が言うことじゃないがちゃんと野菜も食えよ、家の女房みたいになっちまうぞ」
「あんた私がなんだって?私は一応野菜もたべてるわよ」
「食ってねーだろ」
「麦っていう植物を食べてる」
「麦は野菜じゃねーよ」
私は店を後にした。
そこから、少し先にあった八百屋?で
「あのー、ジャルってどんな食べ物ですか?」
「ジャルっていったら、赤くて丸くて甘い果実だろ?」
赤くて丸くて甘い?リンゴでは?と思った矢先
「ほらこれだよ」
店主のおじさんは赤くて丸いおいしそうなアップルを持ってきた
要するにリンゴだ
「じゃあリンじゃなくてジャルを四つください」
「全部で金貨8枚だ」
私はおじさんに金貨を手渡す
「あい、毎度あり。」
私は店を後にし、ヤキソバを売っている店を探して歩くのだった。
レン:「今回はなぜ現代日本のモノがあるのかについて話そう」
作者:「なんであるの?」
レン:「半分は僕が流したの、もう半分は歴代転生者達が技術を伝えたり残したりしたから」
作者:「そうなると、死神科はミスしまくりだね。」
レン:「百年に三人は多いのかな?」
作者:「ミスしないで欲しいところ」




