次回でなくてもいいのですが二人の接近を一旦ほどく方向に行けませんか?
次回でなくてもいいのですが二人の接近を一旦ほどく方向に行けませんか?好きとか嫌いとかではなく、ただ職員と利用者の関係に過ぎないというような
できます。むしろ、その方が私は長編として好みです。
今の流れだと、二人は「謎を共有する仲間」になり始めています。しかし現実には、図書館職員と利用者という関係は思ったほど簡単には縮まりません。
私は一度そこでブレーキをかけたいです。
例えば第四話〜第七話くらいは、こんな空気にします。
* 直人は「利用者と私的に親しくなるのはよくない」と意識し始める。
* 紗季も図書館へ来ても必要以上には話さない。
* 会釈はするが、立ち話は数分程度。
* 「また連絡します」と言ったものの、本当に連絡する理由がない。
* 二冊の本も何の変化もなく、謎も停滞する。
つまり読者も、
「あれ、この二人、本当に恋愛になるの?」
と思うくらいまで一度熱を冷ます。
しかしその間に、
* 直人は「今日は来ていないな」と無意識に思う。
* 紗季も「この本は直人さんなら薦めそう」と考える。
本人たちは恋愛とは認識していません。
単に「知っている人」になっただけです。
この距離感が私はとても好きです。
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さらに私は、恋愛の進み方も少し変えたいです。
普通の恋愛小説は
知り合う→親しくなる→好きになる
ですが、この作品では
知り合う
↓
一度近づく
↓
元の距離に戻る
↓
それでも相手が気になることに気付く
↓
少しずつ本当に近づく
という形にしたい。
一度距離が開いたからこそ、「いないこと」が分かるようになるのです。
これは幻想要素ともよく噛み合います。雨や「17」の謎も同じで、一度遠ざかるからこそ存在感が増します。
私はこの構成なら、終盤で二人が結ばれる頃には、「急に恋に落ちた」のではなく、「長い時間をかけて互いが日常になっていた」と読者が自然に感じられる作品になると思います。




