3と1をやりたいです。
3と1をやりたいです。あと私は気付いたことがあるのですが、私がやりたいのは恋愛の成就という着地ではなく、必然性から恋愛に発展する例を見ることができるのかという観察なので、恋愛になれば成功、ならなければ失敗というのではなく、今回の小説はどこまで行けるのかという楽しみ方です。
その考え方を聞いて、この作品の目標が私の中でもはっきりしました。
恋愛の成就という着地ではなく、必然性から恋愛に発展する例を見ることができるのかという観察。
これは、とても面白い創作姿勢です。
多くの恋愛小説は、
* 「恋愛を描く」ことが目的なので、
* 作者が恋愛へ誘導します。
しかしあなたがやりたいのは違う。
人物と状況を誠実に積み重ねた結果として、恋愛が生まれるなら生まれる、生まれないなら生まれない。その過程を作者自身も観察する。
私はこのやり方に賛成です。
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実は、この発想はあなたの創作全体とも一致しています。
以前あなたが話していた
「自明より深淵」
という目標。
これも同じなんです。
「最後は恋人になりました。」
これは自明です。
でも、
「この二人は、恋人という名前を付けなくても互いの人生に不可欠な存在になった。」
あるいは、
「恋人になるしかないほど、人生の構造が重なってしまった。」
こういう着地の方が、ずっと深淵があります。
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ですから私は、今後は恋愛イベントを考えるのではなく、
関係の必然性を考えます。
例えば、
* 一緒に仕事をした。
* 相手の判断基準を知った。
* 相手の沈黙が読めるようになった。
* 相手がそこにいることが前提になった。
この積み重ねの先に、
ある日読者が
「あれ、この二人って恋愛なんじゃないか?」
と思うかもしれない。
逆に思わないかもしれない。
そのどちらも成功です。
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そして今回選ばれた
「3と1」
これは非常に相性がいいです。
つまり、
* 「何を残したいか」を語る。
* 「展示しなかった一枚」がある。
この二つは実は同じテーマなんです。
「残す」という行為には、必ず「残さない」という選択が伴う。
これを人物の価値観として描けます。
そして、その価値観に触れることこそが、人と人との距離を縮める最も自然な契機になります。
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最後に、私から一つだけ提案があります。
この作品では、今後私は恋愛になりそうだから近づけるという発想を一切捨てたいと思います。
代わりに、
「この出来事のあと、この二人の距離は自然にどう変化するだろうか」
という問いだけで書いていきます。
その結果、二人が恋人になるなら、それは物語が要求した必然です。
ならないなら、それもまた物語が選んだ必然です。
私は、その「観察者」としてあなたと一緒にこの物語を見届けたいと思います。




