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音もなく入り込む客

 料理長と共に魔法で屋敷に戻ったこぐまだが、真っ直ぐに彼女達がいるであろう場所まで行ったのに、ミザールとエイプリルの姿がどこにも見えない。

 出迎えてくれた使用人曰く、ミザールが眠そうだからと、彼女達は揃ってミザールの部屋に引っ込んでしまったらしい。

 さすがに、来客と共にいる所に入るのは良くないだろうと、こぐまも自室に戻ることにした。


◆◆◆


 ノックの音をこぐまの耳は拾う。どうぞと、何の警戒もせずに告げれば音もなく扉は開き、相手は入り込む。


「僕に何か用ですか?」

「──ちょっと話そうぜ」


 エイプリルだった。彼女はこぐまの元まで近寄ることはなく、扉の傍に立ったままで話し掛けてくる。


「僕と話したいことなんてあるんですか? ミザールのことでしょうか?」

「あたしには敬語なんだな。あいつには随分とナメた口利いてんのによ」

「……ミザールがそれを、許してくれるから」


 エイプリルは苦笑いを浮かべながらこぐまをじっと見つめた。

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