ありえない!
短めです
「さて、では続けさせて貰うぞ」
懐から取り出したペンをクルクルと回しながらサンドルは、勇人と冒険者を見た。
「といっても、先ほどの会話から大体は察しているが…」
勇人はそのサンドルの言葉に驚く。
「おお!今ので状況がわかるんですか!?」
勇人の言葉を聞いてフッと笑いサンドルは言った。
「まぁな、つまりこうゆうことだろう?」
一瞬、間が空き
「勇人、お前が全ての犯人だ」
こう言いはなった。
(゜ロ゜)
勇人の顔はなにがなんだかわからないという顔になっていてサンドルの言葉に困惑していた。
そして、たっぷりと間を開けたあと、一言
「は?」
と呟いた。
「おお!どうしてそうなったんだ!?教えてくれよ!」
状況をよく飲み込めてないバカ(冒険者)はサンドルの推理に驚きながら続きをうながした 。
「フッ、まぁ教えてやらんこともないが、いささか面倒だ。続きは裁判所で行うこととしよう」
そう言うとサンドルはガタッと席をたち、勇人に近づき、勇人に付いている鎖を力強く引っ張った。
その反動で勇人の体が無理やり上へあげられ、勇人は思わず、「いてっ」と叫び
「いきなり何すんだ!」
と抗議の声をあげた。
しかし、それを聞いたサンドルは知らん顔で
「うるさい。とりあえず、ついてこい」
と言いはなち、部屋の入り口に歩いていった。
「ちっ」
軽く舌打ちをして、勇人はサンドルに続いて部屋から出て行こうとし、チラッと冒険者を見た。
冒険者は勇人のことを、今まで会った人の中で、一番冷やかな目でみていた
ガチャ
鍵がかかった音を後ろで聞きながら、勇人は部屋の中を見た。
といっても、左側にトイレがあり、右奥に布団が引いてあるだけのまったく物の無い部屋。
つまり、牢屋であるが…
「はぁー」
ため息をつきながら、勇人は振り向いた。
「で、俺はここで何をすればいいんだ?」
「とりあえず、5日後にお前の裁判が行われる予定だ。それまでここでおとなしくしてくれれば良い。」
そう言うとサンドルは、立ち去っていった。
「………。どうしよう、この状況…」
勇人はかなり絶望した顔をしていた




