第四十話 チーフ・対談・妬み
今回はすんなり行けた・・・
第四十話、どうぞ!
「ようこそ、王都アレスへ。君たちがノーミラの街で大活躍したという娘達かい?」
部屋に入った第一声が、チーフと思われる人物からの言葉だった。
俺たちが部屋に入ると、既にチーフと思われる人物がソファーに座っていた。
「まぁ、立ったまま君らと話をするのもなんだ。掛けてくれ。」
俺たちは言われるがままに対面のソファーに座る。
「さて、自己紹介から行こう。私は、シェリル=ラングナーという。よろしく頼む。
あぁ君たちの名前は部下から聞いている。エルマ君とラン君だな。」
「「よ、よろしくお願いします。」」
な、なんだか隙がない人だな・・・ノーミラのギルドリーダーとまた少し違う雰囲気だし、見た目はクールなキャリアウーマンって感じかな?
「早速で悪いが、本題に入らせてもらおう。君らは、私からある物をもらってこい、とノーミラのギルドリーダーに言われたのだな?」
俺たちは首を縦に振る。
「ふむ。ならばこちらから一つ依頼・・・いや。任務を出させてもらう。
ここら一帯で最近活動が激しい「ブラックウォルフ」の討伐、及び首領の抹消。以上が今回出す任務だ。
エルマ君は登録してすぐにも関わらず尋常じゃないほどの討伐数をマーク、ギルド史上最短でカッパーランクに昇進する候補となっているらしいが・・・その実がわからんのでな。
そういえば君は七属性持ちだったね。ならばこの程度楽勝の部類だろう。期待しているよ?」
えっどういう状況?
えっと、部屋に入ったら座らされて、質問されて、急に任務だって?
それはちょっといきなりじゃないか?
「すみませんがs「あぁ、期限なら二週間だ。それ以上かかるなら今回の話は延期になる。頑張ってくれよ?」
と、取り付く島もねえ・・・ってか、目が座っているよ・・・
まぁあの盗賊団は俺自身も潰しておきたいからいいけどさ・・・
「・・・分かりました。それでは失礼します。・・・ラン、行くぞ。」
俺はおもむろに立ち上がると、ランにそう告げて退室する。
ラングナーさんはそれを止めることなくずっと座った目でこちらを見ていた。
「えっ・・・うぇ?ちょ、ちょっと待って~」
しかし、これだけの会話でわかったことがある。
俺に何か気に食わない点があるんだろう、じゃなきゃ初対面であんな邪険に扱われることはまずない。
うーん。自分が妬まれる点・・・か。
ありすぎて困る。
適正とかステとか討伐数とか・・・
うぅ・・・俺何も悪いことしてないよ・・・
試験前だってのに何やってるんだろう私は・・・
ご意見ご感想、誤字脱字感想、質問等なんでも待ってます!




