表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~亜世界転移~  弱虫クソ雑魚鈍才な勇者(一秒のみ)    作者: 赤木野 百十一茄太郎
結局日常の中で無意味に非日常は続くんだね
53/89

幕間 ヨモギ 古賀 ヨモギ 古賀  ヨモギ 古賀 利知 ヨモギ

ヨモギはヨモギである。

古賀は古賀である。


二人は、親友である。

確実に。

お互いにお互いのことを大事だと思っている。

それに大層な意味はない。


だから、だからって。

二人は、お互い理解できていたわけじゃない。


ヨモギが、フォバルナエタ会に入ったのは

親にかまってもらえない少女が不良になるのと何の変りもなかった。


だが、ただ不良になったのではない。


ヨモギは、人を殺してしまった。

一線を越えてしまっている。

おかしく、なっていた最初から。


フォバルナエタ会が、自分たちを潰そうとしている

集団があると知り、先に潰そうとした。

ヨモギも、そこにいた。


古賀が、その集団にいたなんて、知らなかった。


お互い、驚いた。

お互い、困惑した。

お互い、考えるのをやめて憎みあった。

お互い、殺しあった。


残ったのは、ヨモギだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ