前編
何度も言いますが作者は喪女でございますので
こういう体験は一切したことがないです
なので「普通こんなことしないよ!いきなりすぎるよ!」なんてことがあっても
スルーしてくださいよろしくお願いします。
私と彼は意外と仲がよかったように思う。
まぁ私の一方的な何かだったようにも思えるが。
だからこそ私は彼をカラオケに誘ったのである。
歌を聞いてみたかったし、なにより一方的とはいえ、好きだったから。
私はかばんの中からポッキーとプリッツを見つけた。
どちらも私の好きなお菓子だからチョイスした。ただ、それだけだったのだ。
「…ポッキーゲームってあるよな。あれって正直キスの前戯じゃねぇ?」
彼は笑いながら私に話しかけてきた。
「あー。私のクラスメイトが女子同士でやってたけど。」
私はこの前の遠足のことを思い出しながら返事をした。
「まじかw」
意外に衝撃的な発言だったようだ。
「ファーストキスだったのに、とか言ってたけど」
わたしはそのときのことを思い出しながら彼に話す。その言葉に対しては
「マジか。レズ道まっしぐらじゃねーか」
と返事をしてくれた。私は確かに、と想いながら相槌を打つ。
彼は、私にこんなことを聞いた。
「もし俺が『ポッキーゲームしよう?』って言ったらやる?」
私には冗談で聞いてきたように聞こえて、
「あー、やっても良いけど折る」
と私は軽く答えておいた。彼が私に好意を持ってくれるなど、あるはずがない話である。
「…俺は強引にキスまで持ってくよ?」
なんて彼が言う。
だけど彼の細い、華奢な腕で強引に持っていけるはずがない。と私は高を括っていたのであった。




