3、お出かけ
アル
「…」
秋葉
「…うん…むにゃむにゃ…」
アル
「起きろー朝だぞー」
秋葉
「…うるさい…起きるから…あとごふん…」
アル
「…パンケーキとフレンチトーストどっちがいい?」
秋葉
「…フレンチトースト…出来たら起こして〜…」
アル
「分かった。じゃあ秋葉のフレンチトーストは俺が食べるからな。食べられたくなければ早く起きることだな。」
秋葉
「お、起きる!フレンチトースト食べる!」
アル
「はいはい。1階に洗面台あったからそこで顔洗いとうがいしてきな。終わったら運ぶの手伝って。」
秋葉
「はーい!」
アル
「次は…」
ガチャッ
雪乃
「うーん…」
アル
「起きろー。」
雪乃
「…アル…まだ朝です…カーテン開けないで…」
アル
「もう9時だよ。秋葉はもう起きたんだぞ。」
雪乃
「…では先に秋葉とご飯を食べていてください…私はまだ寝ます…布団返して…」
アル
「今日はお前の好きなフレンチトーストだぞ。」
雪乃
「…!それなら話は別です。直ぐに行くので早く出ていってください。着替えますので。」
アル
「はいはい。本当にお前らは…」
食堂─
アル、雪乃
「「ご馳走様でした。」」
秋葉
「ご馳走様でした!準備するから待ってて!」
雪乃
「私も準備してきます。」
アル
「了解。準備終わったら声かけてくれ。」
「…新聞久しぶりだな…えっと…【驚愕!突如鳥取砂丘に発生したクレーター!!】」
「…」
「…掃除でもするかな。」
ショッピングモール─
秋葉
「うわぁ〜凄い!デカイ!人多い!!」
アル
「迷子になるなよ。…それで雪乃、とりあえず文房具売ってそうなとこ行くけど…金あるの?」
雪乃
「ありますよ。大量に。」
アル
「…犯罪?」
雪乃
「この世界では便利な言葉があるらしいですよ。なんでも…バレなきゃ犯罪じゃない、らしいです。」
アル
「よし、俺は何も聞いてない。秋葉!そっちじゃないぞ。こっちこっち。」
秋葉
「ん?はーい!待ってー!どーん!」
アル
「うっ…!秋葉…突っ込んでこないようにって教えたよな?他の人に当たったら危ないんだぞ。」
秋葉
「大丈夫!アルにしかやらないよ!」
アル
「いや…うーん…ならいいか。」
文房具店─
アル
「よし、とりあえずペン、ノート、消しゴム…くらいか?」
秋葉
「アル!このペンでどうやって書くの?」
アル
「ん?あぁそれは上のとこを押すと書けるようになるよ。シャーペンって言うんだ。」
秋葉
「これはこれは!?」
アル
「それはボールペン。使い方は見せた方が早いか。はい貸して。」
秋葉
「はい。…わぁ!こうやって書くの?わわ!色変わったよ!また変わった!凄い!」
アル
「他のやつも使い方は一緒だからこん中から好きなの選びな。さっきのシャーペンとボールペン1個ずつな。」
冬乃
「アル…このノート…というのはどちらが良いのですか?大きさだったりが変わってるらしいのですが…あとこのるーずりーふ?はノートと何が違うのですか?」
アル
「中学校ならとりあえずA4のやつだな。B罫とかあるけど…まぁそこは気にしなくていいよ。ルーズリーフは…ノートの亜種みたいなやつ。説明はめんどいから省く。まぁノートで事足りるよ。」
秋葉
「アルー!これにした!」
アル
「これとこれね。OK。必要なのはとりあえず終わりか。じゃあ支払ってくる。」
冬乃
「払うのは私ですけどね。」
アル
「…そうでした。」
帰り道─
秋葉
「いやー日本はすごいね!ご飯も美味しいし…特にゲームセンター!凄い面白かった!」
アル
「それは良かった。俺も久しぶりだったから楽しかったよ。」
冬乃
「なんだかんだ夕方ですしね。晩御飯の食材は昨日のもので足りますか?」
アル
「足りる足りる。」
??
「お、お兄ちゃん!あれ!あれ!(小声)」
???
「なに?…え、や、やべぇ!隠れるぞ!(小声)」
アル
「冬乃」
冬乃
「すでに」
秋葉
「?」
洋館─
アル
「じゃあおやすみ。明日はとりあえず予定ないけど…明後日が入学式だから夜更かしはしないようにな。」
秋葉
「おやすみなさい!明日になったら私の制服姿見せてあげるからね!期待しておいて!」
冬乃
「おやすみなさい。」
「では、行きましょうか。」
アル
「あれ?冬乃も行くの?俺一人で足りると思うけど…」
冬乃
「わざわざあとで情報を共有するのも面倒ですからね。どうせ一人も二人も変わりません。では、お手を。」
民家─
??
「あの人たち…普通に買い物してたけど…顔隠さないのかな…あんだけ目立ってると苦労しそうだけど。」
???
「あぁ…まぁ人間離れした見た目してた気がするけど…怖すぎてまともに顔見れてねぇよ…」
アル
「俺たちの話?」
冬乃
「でしょうね。実際私たち目立ってましたし。」
??、???
「「…!」」
アル
「確かに日本じゃ見ない見た目してるか。冬乃も秋葉も顔が良いからなぁ…」
???
「え、えっと…俺たち何かしました…?」
アル
「ん?いやいや!そんな訳ないだろ?ただ…なんで俺らのことを見てたのかなって気になってな。」
???
「…殺しませんよね?」
アル
「場合によるとしか言えないな。とりあえず話してくれたら助かる。あの夜、俺たちのことを見てた理由と…あと魔王について。」




