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101回目の魔王退治  作者: ナレノハテ
2/9

2、団欒

砂丘─


アル

「俺の盾割れたんだけど…嘘だろ?」


雪乃

「防ぎ切っただけ偉いですよ。」


秋葉

「よし!全員倒せたよね!良かった良かった!」


アル

「色々言いたいことはあるけど…一旦逃げるか。流石にやりすぎたな。」


雪乃

「では拠点に参りしょう。」


アル

「至れり尽くせりだな。」



廃れた洋館─



アル

「…ここ?人様の家じゃない?」


秋葉

「ここ〜?幽霊出そうじゃない?蜘蛛の巣がうざいよ〜…」


雪乃

「こちらで合っています。少々お待ちを。」



綺麗な洋館─



アル

「えぇ…」


雪乃

「行きますよ。」


秋葉

「はーい!」


キィー…


アル

「デカイな。とりあえず各々の部屋は後で決めるとして…」


雪乃

「食事ですね。食材は準備いたしますので…」


アル

「俺が作るか。秋葉手伝うか?」


秋葉

「ううん。私お風呂入りたい!さっきの魔法で服に砂入ったから気持ち悪い〜。」


アル

「そう。じゃあ雪乃と一緒に風呂入って来な。」


秋葉

「アルは?一緒に入んないの?」


アル

「俺は浄化魔法あるからいい。どうしても入りたくなったら後で入るよ。ほら、雪乃待ってるから早く行ってきな。」


秋葉

「はーい!じゃあ行ってきます!」


雪乃

「秋葉。ではお風呂でじっくり話しましょうね。先程の魔法のこととか…ね。」


アル


「あ、秋葉頑張れー…」


「こんだけ食材あると悩むなぁ…」


「…まぁ悩んだらとりあえず鍋か。説教で長くなるだろうから時間余ったら明日の用意すりゃいいか。」



食堂─



秋葉

「…でね!雪乃凄く怒るんだよ!ただ威力の加減をちょっとミスっただけなのに!」


アル

「そうか。でもそのちょっとのミスで俺死んじゃうから反省してくれ。」


雪乃

「アルが防がなければクレーターでは済みませんでしたよ。反省してください。」


秋葉

「雪乃が怖い!アル〜!」


アル

「はいはい、肉いるか?」


秋葉

「いる!」


雪乃

「野菜も食べなさい。大きくならないですよ。」


秋葉

「…はーい。」



自室─



アル

「ほら、ゲームはここまでだ。もう眠いんだろ?運んでやるから自分の部屋で寝な。」


秋葉

「…はーい。」


ガチャッ


アル

「はい、じゃあおやすみ。」


秋葉

「…おやすみ〜」


カチャッ


雪乃

「寝ましたか?」


アル

「寝たぞ。なんだ?作戦会議か?」


雪乃

「はい。今後についてです。」



雪乃の自室─



アル

「で、要件…てか何話すんだ?」


雪乃

「先程の奇襲の際、()()()()()()()()。しかも2方向から。」


アル

「…まぁどっかから見てるとは思ってたけど…2方向?1個は魔王で確定として…あと一つは?」


雪乃

「分かりません。両方に逆探知を試みましたが途中でバレました。中々のやり手ですね。」


アル

「こちらの戦力の確認か。まぁ興味本位の愉快犯の可能性も無くはないか。…あぁだから俺だけで防げって指示したのか。」


雪乃

「はい。おかげで私の実力はバレずにすみました。ですが…やはり読まれてましたね。私たちが着いてくること。」


アル

「いつも通りで俺だけなら奇襲はしても監視はしないからな。女神と天使がいるのを把握しとくのはあっちからしたら大事だろう。」


雪乃

「それで対策ですが…しません。」


アル

「賛成だ。驕りかもしれないが戦力で言えばこちらが勝ってる。魔王側ができるのは奇襲くらいだろう。こっちはあいつの居る場所さえ分からないんだ。刺客から聞き出すのが手っ取り早い。もう1個の陣営だけど…敵なら潰す、味方か中立なら情報だけ貰って放置か?」


雪乃

「そうですね。強いひとが居たら勧誘してもいいですが…私たちと渡り合えるレベルはいないでしょう。居ても恐らく魔王側の人間でしょうしね。」


「それと…大学、そして秋葉の中学校の入学ですが…どちらも3日後の8日からです。情報はこちらで細工しますのでお気になさらず。」


アル

「了解。明日は秋葉連れて文房具とか買いに行くか。」


雪乃

「そうですね。秋葉も久しぶりの外ですし、家に置いておくと有り余るパワーで拠点が無くなる可能性もありますし。」


アル

「ここに来てからテンション高いからなぁ…問題起こさないといいんだけど。」


雪乃

「それではまた明日。おやすみなさい。」


アル

「おやすみ。」



とある民家─



??

「…さっきのあれどうする?」


???

「どうするも何もないでしょ。無理だよ無理。正体は分からないけど…地球を壊す規模の魔法を打つやばい子供、それを受け止めて被害を最小限に抑えたやばい男、こっちに気づいてえげつない速度で逆探知仕掛けてくるやばい女、俺たちにできるのは一つ。ただ()()()()()。」


??

「じゃあもう一個の方は?」


???

「あっちもなし。あんなのに喧嘩売る時点でヤバい奴らでしょ。あ〜興味本位で覗くんじゃなかった。」


??

「平和な日本はもう終わりなのかな。」


???

「終わりだね。かと言って他の国に行ける財力が1大学生にあるわけないし…あ、お前絶対友達に自慢するなよ?冗談じゃないからな?本当にあんなのに目付けられたら死ぬからな?」


??

「言わないよ!私もうすぐ中学生だよ!」


???

「ならいいんだが…あ〜本当、これからどうなるんだ…」



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