プロローグ
初投稿です!
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ここは千葉の最南端、チーバくんで言えば足の先端、南房総のとある高校だ。時刻はとうに午後二十一時時を過ぎていた。俺、生駒壮一郎はある目的を果たすため、同級生の女子二人と教室に来ていた。え?夜の学校で何してるかだって、そんなの…
「魔法陣書いてんだよ!?」
俺は少女に解を返す。
「ねぇ、本当にこれ意味あるの?私信用出来ないんだけど。これ作り始めてもう二時間半よ。もう無理なんですけどー」
少女は持っていたチョークを床に捨て自分の荷物を漁り始めた。
「あと少しだからもうちょい頑張れよ」
俺が後押しをするが聞いていない。すると、もう一人の少女が悲鳴を挙げた。
「いやぁぁぁぁぁ!きょ、教室のか、か、か、角になんかいる…」
もう一人の少女はなんか見ちゃったようだ。
「だ、大丈夫だ、多分あれだよ、学校の怪談の何かだろ、それより魔法陣を書いてくれあとちょいだから」
「ごめん私、腰抜けちゃった…ウゴケナイ。てか、なんでお前は平気なんだよ?」
平気?なにいってんの?平気な訳なわけないじゃん?なに急に変な事言い出してんの?怖えーよ!やばい小便ちびりそう。でもあれだろ?霊的な奴は見えてないフリしとけば大丈夫だよな、な!?
すると、チョークを床に投げた少女が申し訳なさそうに申し出た。
「ごめんなさい…だぶん、それ私のプロジェクターだわ」
「おい、お前今なんて?」
「いや、ほら、夜の学校行くって言うからみんなでホラー映画見たら盛り上がるかなーと思って…」
そう言い、手に持っていたプロジェクターを置き、映像を流し始めた。
「危なく失禁するところだったじゃねーか!?」
俺は憤慨してプロジェクターにチョークを投げつける。
「う゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!?私のプロジェクターがァ!壊れたらどうするのよ。高かったのよ。六万よ六万」
頭のおかしい少女はプロジェクターを抱き抱え俺を睨みつけた。
「な、なんだよ!びっくりさせるなよな!」
腰を抜かしてた少女は安堵の息を吐いたが動けていない、腰は抜けたままのようだ。
「しゃぁあ!終わったァァァ!?」
そうこうしている内に制作時間約二時間半の魔法陣が完成した。
「なぁ、本当にやるのかよ?」
腰を抜かした少女は心配らしい。
「このままじゃ俺らに未来は無いからな」
「正確に言えば未来が無いのはあなただけだけなんですけどね。クスクス、てか早くやってよ。私もう帰りたいんですけど。もう九時よ。明日学校あるんですけどー」
「はぁ」
俺は頭のおかしい少女に呆れながらも、魔導書を取り出し魔法陣の中央までたどり着き、片手で魔導書を開き、つい、スイッチが入る。
「どこの誰だか知らねーがお前が奪った世界は俺らが必ず取り戻す!さぁ受け取れよ、俺らからの宣戦布告だ」
右手をかざし払った。
「お前の世界にカチ込んでやる!」
すると、詠唱と同時に魔法陣が光出した。
「う、嘘…ねぇ、何、勝手に盛り上がっちゃってんの!?壮一郎ォォォ、まだ私心の準備が出来てないの。ちょっと待って、止まって!お願いーお願いだからー」
「ちょ、待って私まだ腰抜けたままなんだけど…」
「さぁ異世界乱入の始まりだァ!」
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