時は3通りに現される。未来は躊躇いがちに近づき、現在は飛び去り、過去は永遠に静止している。
・・・その「ピエロ」に扮した「ウグイス坊や」にギターをフルスイングして、殺したのを忘れたのか?
相変わらず、この「ギタリスト」の「正気」を疑ってならない。まあ「彼」としては「どっちが「ピエロ」だったのか」があるのかもしれないが。
そして「どこか寂しさを感じる日本での最初のシングルのクリスマスversion」の後に「ギタリストが最初の楽器」を叩く曲が弾かれた。
非常に驚いた。あまりセットリストには乗らない曲。リクエストの中間結果にも入っていなかったはず。白いピアノに「叩き出されるラブソング」。
この曲は「ギタリスト」が「1人で歩く」と決めたアルバムの曲。「ヴォーカリスト」が「仲間」から「元仲間」になった後に「ギタリスト」を「評価」したアルバム。
そして「waltzは1人では踊れない」と「ギタリスト」が「気が付いた」と歌った曲。
1人で歩くと決めながら、自由を選択したことによる1人の、孤独である寂しさを歌った曲。
この曲は「音色が白かった」。ライティングも含めて、とても「白い」。まるで「サーカスの裏側」。
不思議と何故か、ピアノを弾いている「彼」がずっと見えていた。
どこか、泣いているように見える「若い彼」に寄り添う「ピエロ」。
ここまで「呑まれる」と心象風景なのか、現実に見えてることなのか、本当にわからなくなっていた。三現主義者がバグった。
そう、何度も眼鏡を拭いたが、どうやっても「彼が若く見えている」。
モニターは「年齢よりは若いがそれでも年老いている」のに。また、モニターはわざとか「雨」のような「ノイズ」が走らせてある。
余計に、その「ピエロ」が指し示すのが「特定の人物」に見える。
曲の最期は、アコーディオンとピアノ、ピエロが楽しそうに寄り添う場面。柔らかな。
あまりに綺麗で、まるで一枚絵のような「痛々しさ」。そして、