幼少期編第二十四話
疲れて更新するのを忘れていたとか、言えない(汗)
前回の授業があってから数日後の今日。
私は暇を持て余していた。
「はぁ~暇だ~!」
暇を持て余していたのには、ちょっと理由がある。
それはお屋敷に今、ほぼ誰も居ないからだ。
こんな事になるのはとても稀だ。
なぜなら、このお屋敷には基本誰かが必ず居る。
例えば鵺黒。
あの人はこのお屋敷の主だから、基本的にはお屋敷のどこかに居る。
それは鵺黒の自分の部屋だったり、お庭で盆栽をしていたりして
あまり外に出ることはない。
しかしその鵺黒さんは今日は居ない。
珍しいことに朝から出かけているのだ。
昨日の夜、鵺黒からそのことを聞かされたのだ。
「明日は少し出かける用事がある。
朝から出かけるから、明日の妖力制御の訓練は出来ない。
すまないな、零。」
そう言って鵺黒は謝った。
それよりも、驚いた。
鵺黒が出かけることはホントに見る事が無いのだ。
どうやら私がこのお屋敷に来る前から、
お屋敷から出ることは無かったらしいし。
滅多に出かけない鵺黒が出かけに行く用事が
どんな用事か気になる。
「ううん、大丈夫。
それにしても鵺黒が出かけるなんて珍しい。
何をしに行くの?」
「ある物を探そうと思ってな。
なかなか見つからない物だと聞く物で
朝から探しに出かける事にした。」
帰ってきた答えは少し不思議なものだった。
探し物、かぁ。
いったいどんなものを見つけて帰ってくるんだろう。
ちょっと楽しみ。
「そうなんだ。
気を付けて行ってきてね。
、、、帰ってくるのは遅いかな。」
「そうだな、遅くなるだろう。
だが、豊火が屋敷に居るだろうから
困ったことがあれば、豊火に言うんだ。
ある程度の事は豊火に出来るだろうからな。」
「わかった。
お留守番してるよ。」
「あぁ、頼んだ。」
なんて会話をした翌朝、今朝の早い時間帯に鵺黒は
お屋敷から出かけて行った。
そして鵺黒に留守の間のお屋敷の切り盛りを任された
豊火おじ様は、
「悪いな、零お嬢。
ちょっと足りないものがあったから、
ささっと買い出しに行ってくる。
なんだったら付いてきても良いが、どうする?」
「うーん、大丈夫すぐに戻ってくるんなら
お屋敷で待ってるよ。
いってらっしゃい。」
「わかった。それじゃ、ささっと行ってくる。」
先ほど買い出しに行ってしまった。
すぐに戻って来るって言ってたから、
ちょっとの間豊火おじ様が居なくても多分大丈夫。
別に私一人になってしまったわけでは、無いから。
「ね~、くり。
一人じゃないもんね?」
「、、、。、、、ぷすー」
「、、、まあ、聞こえてないよね
心地よさそうな顔で、寝てるし。」
そう、私にはくりが居る。
、、、寝てるけど。
でもまあ、かなり私には慣れてくれたのかな
前は寝てるときに私が近づいても
気配を察知してか、すぐに起きて私からぴゃっと逃げていたから
それに比べればかなり慣れてくれたと、思いたい。
ちなみに最近水華お姉さんは、
なにやら忙しいらしくここの所お屋敷には居ない。
いつの間にかお店を経営していたらしく
今はそっちの方に専念しているみたい。
前、ちょうど水華お姉さんが帰ってきていた時に
何のお店をしているのか聞くと
「知りたいの?
う~ん、鵺黒にあたしが怒られそうだから
教えてあげれないわ。
でも零ちゃんのおかげで楽しくやってるわ。
ありがとね。」
「私のおかげ?私、何かしたっけ?」
心当たりがなくて水華お姉さんに聞き返すと
「あら、覚えていないの?
私が、何か面白いコトないかしら
って零ちゃんに聞いたら、
『妖しい感じのお店の経営とか水華お姉さんに似合いそう』
って言ったじゃない。」
そういえばそんなこと言ったかもしれない。
だって水華お姉さん、妖しい感じの雰囲気だから
クラブとか似合いそうだなって思って。
「そ、そういえばそう言ったかも。
もしかして、妖しい感じのお店を本当に経営してるの?」
「うふふ、どうでしょうね?
ああでも、違法な事には手を出しては無いから
ホントに雰囲気だけ、妖しい感じよ。
お酒を出したりはしてるけどね。」
と言う感じで、水華お姉さんはお店経営に精を出してるみたいだった。
それにしても、だ。
「心地よさそうに寝てるくりを見てると、
私も何だか眠たくなってきちゃった。
ふあ~ぁ。ちょっと寝ようかな。」
眠たくなった私は、少し寝ることにした。
まだまだ私のお留守番は続く。
すみません。ついうっかり更新を忘れてましたごめんなさい。
今年は多分これが最後の更新です。
皆様、よいお年を。




