幼少期編第十四話
ああ、暑い。超暑い。
何もやる気が起きませんなあ。
「はなせることは、だいたいはなしたとおもうけど
どうだろう?」
「そうだねェ、逢魔が時の空の色になったし
教えておきたいことは教えた。なら、そろそろ失礼するかァ。
じゃあなァ、美鈴。」
「うん。またね、きょうや。」
手を振りながら鏡夜に言うと、部屋の窓から烏の姿になって飛んで行き
しばらくすると逢魔が時の空に姿が消えた。
先程までは前世の事や、鏡夜が伝えられていた先の事の予想などを話していた。
大まかにまとめると、こんな感じだ。
・この世界は私が望んだ事を叶えられる世界で
私が望んだのは「好きな声優さんの声を聞く事」
声優と言うのはゲームのキャラの声を演じたりするから
もしかしたらここは何かのゲームの世界かもしれないと言う事
・ゲームの世界だと仮に考えたら、多分和風の乙女ゲームだと言う事
理由はこの世界観は和風要素が多い事、前世の私が良くしていて
なおかつ声優の演じている声を多く聞けるのは乙女ゲームしか無かった事
・その乙女ゲームは多分八咫烏もキャラクターとして
出ていたかもしれない事
理由は八咫烏の立場は乙女ゲームの中に居る
サポートキャラ、もしくは攻略対象としてあり得ると言う事
・そしてすべての考えを纏めて導いた答えは、、、
『~陰陽学園~相反する者との禁断の恋』
と言う乙女ゲームの世界に転生していると言う事だ
その乙女ゲームでは八咫烏と言う攻略対象や
世界観がこの世界と似ているので多分間違いは無いだろうと言う事
などの以上の事を話していた。
ちなみに八咫烏は記憶を預かり、渡されている関係なので
預かっていた時に八咫烏は、私の全部の記憶を見たそうで
乙女ゲームなどについてもガンガンと話せるようになっていた。
「それにしても、まさかあの、おとめげーむのせかいとは、、、。
そういえば、すきなせいゆうさんのこえって
このせかいのがくえんの、せんせいだったとおもうけど
たしか、せんせいでなまえが、、、。」
「零、起きているか?」
考え事をしていた時、襖の向こうから鵺黒さんの声が聞こえてきた。
慌てて手紙を着物の袖に入れ、布団を整えて返事をした。
「う、うん、おきてるよ。」
そう返事をすると鵺黒さんは襖を開けて中に入ってきて
私の座っている布団の隣にしゃがんだ。
「そうか、そろそろ夕食の時間だが食べれるか?
見た感じは問題なさそうだが。」
「うん、どこももんだいないよ。
それよりごはんを、たべたあとに、はなしをしたいんだけど
じかんはある?」
「あぁ、時間はあるがもう少し時間を置いて
話をしなくていいのか?
無理に今日に話をする必要は無いが、、、。」
「ううん、きょうはなさないと、
ずっとさきのばしに、しそうだから
きょう、はなすよ。ぜんぶ。」
「、、、分かった、とりあえず夕食を食べに降りるぞ。
豊火と水華が下で待っているからな。」
言い終わると同時に鵺黒さんはそっと私を抱えて、
部屋から出た。
そして下で食事をとった後、、、
「さて、何処から聞いたものだろうな。
美鈴に前世があるのは知っているが、八咫烏との関係やら
は知らないな。零、話してくれるんだよな?」
「う、うん。えっとね、、、。」
そうして私は鵺黒に八咫烏との事や、他にも色々な事を話し始めた。
、、、八月中の更新はあまりできる気がしません。
理由は、、、異常な暑さで、頭がやられそうです。
と言うわけなので、八月中は更新頻度が下がります。すみません。
今回も読んで下さりありがとうございました。




