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8――↑を全力で愛でる話。……あとログアウト

「……《ディエスイレ》の行動原理は故郷への帰還。それか隔離に対する忌避よ」


 額に青筋残したメイが、不承不承大人しくなった平坂さんに解説を再開する。


「同情の余地はあるでしょうね。だからって容認は無理な相談だけど……。

 連中の危険性は、本能最優先の妖魔を凌いで余りあるわ。どんな策謀を企ててくるか分かったものじゃない。この施設を失ったのも連中の暗躍が原因だし」

「さっきの子……澪だっけ? そこまで危険な手合いには見えなかったけど」


 平坂さんが嬉しいことを言ってくれた。

 尻尾が勝手に揺れる。

 犬じゃあるまいし……。


「みぃは晶ちゃん――穏健派筆頭の身内で、危険じゃないから。問題は急進派よ」

「連中は目的を果たすためなら、手段を選びません。電軍からも妖魔と同様の扱いで、《ディエスイレ》がテロ組織呼ばわりされる由縁となっております」


 私が解説を引き継ぐ。

 すると、メイが立場を忘れて疑問を寄越した。


「ねえ、萌。前から気になってたんだけど、何で急進派は別名を名乗らないの?」

「逆ですよ。別名を名乗るべきは穏健派の方でしょう。本来《ディエスイレ》は急進派の理念が主軸で、穏健派は斑蛾さんの主張で台頭した新興派閥です。斑蛾さんが《ディエスイレ》を名乗り続けるのは、おそらく急進派に対する抑え――と」


 そこまで口にしたところで、話題が平坂さんの理解を超えていることに気付く。


「すみません。平坂さんに説明中のはずが、脱線してしまいました」

「お気になさらず」


 実年齢を教えたせいか、平坂さんの口から敬語が飛び出した。礼儀としては正しい対応だと思うが、微妙に居心地が悪い。

 私は咳払いを挟んで話を戻した。


「《ディエスイレ》については以上です。穏健派筆頭のことなど、本気で語ると長くなりますので、詳しくは現実世界に持ち越しましょう」

「もう帰れるんですか?」


 驚く平坂さんの表情に安堵の色が滲む。

 今となっては『演技じゃないのか?』などと、一々疑う気にならない。


「メイ、まずは平坂さんをログアウトさせます。施設機能掌握率の変遷具合は?」

「いいの? ……ふぅん。待って、今すぐ確認するわ。

 えっと……IAI強制同期、全ツール最適化並びに術式付与、結界式解析、術理侵食、負荷破壊完了、セキュリティー更新、攻勢防御設定――ん~……よし、オッケー。施設機能掌握率五十パーセント突破」


 本施設内での通信並びにログアウトが可能となった。

 あと十数分と経たず、防衛線全域でも同じことが言えるようになるだろう。


「もう大丈夫よ、イツキ。萌の許可も下りたことだし、一足先に帰りなさい」

「俺だけ? この状況でそりゃないぜ。乗りかかった船じゃないか」

「だーめ。今を逃したら、次があるか分からないもの。最悪、《チガエシ》がイツキのログアウトを許さず、リアルで身柄を拘束しかねないわ。そんなの、お互いに気分悪いでしょ?」

「俺の身を案じてくれるのは、嬉しいけど……」


 歯切れ悪く眉間に皺を寄せる平坂さん。

 彼が懸念するところを察して、私は苦笑気味に口を挟んだ。


「平坂さん、どうかご心配なく。上への報告は、私が上手くやっておきますので」

「そっか。白波さんなら安心だ」

「どぉいう意味よぅっ!?」


 メイの糾弾に、平坂さんは言葉を用いず慈愛の微笑で応じた。


「納得いかない! 狐耳の幼女信頼して、あたしは駄目っておか――し、っ~!」

「《チガエシ》との連絡方法をメールで送信します。平坂さん、お手を拝借」


 憤然と喚くメイのこめかみを拳骨で抉って、平坂さんの掌を掴む。

 アバターを接触させることで回線を繋ぎ、メールを送信した。これで現実世界に帰還後、新型端末からデータを閲覧できるはずだ。


「真に申し訳ありませんが、事情聴取が必要でして……」

「でしょうね。必ず今日中に連絡します」

「お願いします。一応、送信データには簡易の報告書を入れておきました。偽造不可能な、メイ手製の証明書付きです。そちらを見せれば、そこまで無体な扱いは受けないはずなので」


 せめてもの配慮だ。

 平坂さんは意外そうに双眸を細めてから、表情を和らげた。


「ログアウトの前に一つ、白波さんに頼みが」

「敬語を止めてくれたら考えます」


 自分の体格上、敬語は使用を癖とするくらいだが、逆に使われるのは苦手だ。今まで幾度となく規律尊守を理由に年上から敬語で接され、事情を知らぬ第三者から奇異の視線を集めてきたので。


「白波さんがそう言うなら……分かった。さすがに敬称は構わないだろ?」

「妥協しましょう。それで、何用ですか?」


 促すと、平坂さんは真剣な顔付きでその場に屈み込んだ。

 きちっと膝を揃えて座り、両の掌を床に。人差し指と親指で三角を作り、そこに額を叩き付けるような勢いで頭を下げる。


 制止の言葉を挟む隙もない、それはそれは綺麗な土下座だった。


「頼む、その狐耳と尻尾を愛でさせてくれッ!」


 一瞬、私の聴覚が機能不全を起こしたのかと思った。


「……ど……げ、ざ? イツキ、あんた……そこまで、する……?」

「こういうのは初手で示した誠意こそが重要なんだよ」


 私の気持ちを代弁したメイに、平坂さんは頭も上げずに平然と言い返す。


「よく見ておけ、メイ。これが男の子の生き様ってやつだ!」

「謝れ! 世の中で真っ当に生きてる全ての男の子に謝れ!!」


 この人、いろいろ酷い。


 凄まじい脱力感にため息を吐きながら、私は二人の漫談に割り込んだ。


「触るくらいなら別に構いませんよ」

「マジで!? ぃぃぃいぃよっ、しゃぁぁあああああああ――――――ッ!!」


 跳ね起き、拳を天に突き上げての大喝采。

 何がそんなに嬉しいのやら……。


 狂喜乱舞中の彼に、メイが冷ややかな眼差しを送って、私の肩を突いた。


「吃驚するくらいテンション高いんだけど……本当にいいの?」

「ええまぁ、少々思うところがありまして。

 ……耳と尻尾触るだけですよね?」


 態度悪く疑った件の侘びのつもりが、それ以上の何かを許可したような……。




「――よし。それじゃ触るぞ」


 ひとしきり騒いでから、平坂さんが私の狐耳に手を伸ばした。

 どうやら緊張しているらしい。指先には震えが見られる。


 あまり畏まられると、こちらも居心地が悪いのだが……。


 そんな冷めた思考は、彼の指が触れた瞬間に消し飛んだ。


「!?」


 ぞろっと得体の知れない何かが、狐耳から背筋を伝って落ちていく。


「そっ、な……ぁ……?」


 何が起きたのか、理解できない。


 今のは、何だ……?


 指が触れた。優しく、丁寧に、毛並みをなぞった。ただそれだけのことだ。なのに……どうしてこんなに気持ちイイの!?


「ぅわ、感激。最高の手触りだ」

「……~~っ!」


 混乱冷めやらぬまま、今度は平坂さんの声に耳の中をくすぐられた。

 キンッと細い針のような快感が脳裏を貫く。


 っ、ぜ……絶対、おかしい……ありえない! さっきまでは痛痒も覚えなかったはずなのに!! 何でこんなっ、声を聞いたくらいで!?


「尻尾も失礼するよ」

「ぇ……? やっ、ちょ――」


 平坂さんの手が、私の素足を避けて尻尾をそっと掴む。

 途端、強烈な快感が爆ぜた。

 拒絶の言葉と意思が蕩ける。尻尾も彼の腕に甘えるかの如く絡まった。


「……、……ぅ」


 その後も立て続けに、ありとあらゆる手練手管が試された。

 狐耳は外から中からぐっちゃぐちゃに。尻尾は芯を揉みほぐされたかと思えば、根元付近から先端までを毛繕いの如くじっくりねぶられる。


 どれもこれもが、たまらなく気持ち良くて……。


「ぁ、は……っ、ッ」


 鼓動が早まり、呼吸が荒れる。

 視界は涙で薄っすら滲み、全身が火照るのを感じた。

 ひどく熱っぽいのに、不快な感じは一切しない。

 それどころか、刻一刻と恍惚感が増していく。

 抵抗できない。

 違う。抵抗する気にならない。

 ううん、それも違う。抵抗したくない。


「――ぅ、やぁ……ぃ、」


 力が抜ける。

 思考が溶ける。

 意思が緩む。

 平坂さんが何かするたびオカシクなる。


「ぁ……、ん……く、ぅあっ! ――ッ」


 ついに、はっきりと喘ぎ声が漏れた。

 冷や水を浴びたように意識が復活する。


 幸いにも、平坂さんは狐耳と尻尾を愛でるのに夢中で、気付いていないよう。でも、メイは怪訝そうな表情を浮かべていた。

 これ以上はよろしくない。


「そ、そこまで!」


 なけなしの理性を振り絞り、私は頼りない足取りで平坂さんの魔手から逃れた。


「時間も限られていることですし、この辺で満足してください」


 半ば自らに言い聞かせるような気分で説得した。


 平坂さんが「えー」と悲しげに呻く。

 しかし、すぐに気持ちを切り替えてくれた。


「ま、仕方ないか。触れさせてもらっただけでも御の字としよう」

「あんだけ弄くり倒しておきながら、まだ足りないの……?」


 メイの湿った視線を無視して、平坂さんが胸元の指輪に手を触れる。


「それじゃ二人とも、またな」


 再会の誓いを紡いで、平坂さんは現実世界に帰還した。






 それから――ネットワーク機能の完全復活を待つ間、私は本件の報告書の作成を、メイは万が一の事態に備えて篭城の構えを強固にしていった。


「結局、イツキが手に入れた端末は、萌が頼んだ正規品で間違いなかったの?」


 余裕顔で施設全域のセキュリティーを再構築中のメイが、無駄口を叩く。


「ほぼ確定かと思われます。それが何か?」

「……イツキには黙ってたけど。あの端末、未知の異能に汚染されてるわ」

「汚染……。原因は、やはり平坂さんでしょうか」


 可能性を示唆すると、メイはあからさまに面白くなさそうな顔を見せた。


「まっさかぁ~。萌ってば、まだイツキを疑ってるの?」

「それこそ、まさかです。疑ってるなら先に帰したりはしません」


 怪しいのは事実だが、彼は疑惑を払拭するだけの言動を示してきた。

 澪の発言も考慮すると、平坂樹が私たちの敵である確率は極めて低い。


「だったら何で――……はっ。そ、そうか、しまった! ホルダーのタイプN!」


 メイが顔色を変えて手を打ち、私の懸念をずばり言い当てた。


 ホルダーとは、種別や強弱を問わず超常の《力》の保有者全般を指す。

 中でもタイプNは無自覚な一般人のカテゴリ。

 無意識に《力》を発動して隔世結界の被害に遭う可能性や、《ディエスイレ》接触の危険性から、電軍が動くこともあった。


 しかし、そんなのはレア中のレアケース。

 普通は放置しても無害の者ばかり。

 彼らが一様に問題を起こすのは特定条件下に限定される。それが――。


「バースト。ホルダーのタイプNが異界アクセスを切欠に、溜め込んだ《力》を暴発させる特異現象ですね。私と同じ人外の因子持ちか、突然変異の異能力者かは不明ですが、バーストが端末本体にまで影響を及ぼした可能性は十分考えられます」

「あちゃー。滅多にいないからタイプNのバーストは盲点だったわ。てっきり、急進派の仕業だと思ってたのに……。うぅ……萌、どうしよう?」


 どうもこうも、基本的にバーストの発現は初回アクセス時のみ。

 平坂さんのケースは手遅れだ。

 二度寝した子を起こさないように、内緒で後始末に奔走するべきだろう。


 そんなマニュアル仕立ての対応を想像していると、メイが察したように頷いた。


「あたしも基本はノータッチで賛成。ただ、みぃの言動が気になるのよ。あの子も事態を正確に把握できていない感じがして……。裏で急進派が暗躍してるのかも」

「なるほど。では念のため、義兄と菊理さんに伺いを立てておきましょう」


 問題の元凶が澪の悪戯ならまだしも、ホルダー平坂樹を狙う《ディエスイレ》急進派の暗躍だとしたら、看過できない。平坂さんの身が危険だ。

 場合によっては、彼の護衛任務を命令されるかも。


 その可能性に思い至ると同時、私の心中に波紋が生じた。


 メイがニグレードのオーナーに認め、澪が好感を懐くホルダー。


 ……条件は完璧だ。もし今後も《ディエスイレ》急進派が、平坂さんに災禍を与うのなら、私の願いは――。


「萌? 急に怖い顔して、どうしたの?」

「っ、……いえ、何でもありません」


 心配そうなメイから目を逸らす。

 浅ましい妄想を追い出すように頭を振ってから、何食わぬ顔で話題を変えた。


「メイに質問があることを思い出しました。ニグレードのユーザー変更を渋った理由について。あれは何の意味があったんですか?」

「うっ。あ~……それは、その……」

「新規で零から組み込むのと切り替えるのとでは、作業量の桁が違います。メイの処理能力なら、後者は数秒で終わるはず。平坂さんが気付いていない様子だったので、あの場は話を合わせましたが、そろそろ理由を教えてください」


 私が追及の手を伸ばすと、メイは歯切れ悪く瞳を泳がせた。


「いやぁ……だから、ね? ほら……うん。…………怒らない?」

「内容次第です」


 予防線をサクッと両断する。


 メイが観念するかのように肩を落とした。


「……端末の汚染具合は、萌が考えてる以上に深刻なレベルなの。データに留まらず物質面でも、同化もしくは変質してる。電軍の汚染規格でS(-)ってとこね」

「異界データによる重度の物質汚染……?」


 本来なら、機械類は全て機能停止に陥り、隔世結界が周辺の生命体を問答無用で隔離していくはず。規格S(-)クラスともなれば、付近の霊脈が死に絶えて、一部が異界化しても不思議じゃない。


「ですが、指輪の電子機能は生きてました。となると、平坂さんの手に渡った新型端末は呪具の領域を超えて、神器に手を届かせているんじゃ……」


 事実なら一大事だ。

 でも、それがユーザー変更を渋る理由と、どう繋がる?


 腑に落ちないでいる私の心中を察してか、メイが言い訳のように迂遠な説明を再開した。


「汚染の核は、あたしの解析すら拒む呪詛に似た何か。ある種のウイルスかも。

 ……いくら《禍異》に襲われていたからって、ろくに調べもせずオーナー権限を与えたのは失敗だったわ」

「待ちなさい」


 さすがに、そこまで聞けばメイの言わんとするところは察せた。


「オーナー権限って……ニグレード限定ですよね? いえ、だとしても――」

「うん、あたし呪われちゃった。機体設定がユーザー変更含め、大半弄れないや」






          ≠          ≠          ≠






 仮初の肉体が容を失うや否や、俺の意識は見えない力で此方に引き寄せられた。

 重力に従うように自然と、しかし落下ではなく上昇する。不気味な混沌の膜から這い出て、何重にも錠のかかった重厚長大な隔壁を超え――

 ――祈るような心地で目を開いた。


 視界に広がる見慣れた天井。


 壁際に多種多彩なスポーツ用品が居並び、床では棚に収まり切らない書籍やゲームの箱が塔を作っていた。その一方で、衣服などの生活必需品は端へ追いやられている。清潔ながら、綺麗とはお世辞にも言い難い。

 間違いなく平坂樹の自室だ。


「……本当に、帰ってこれたのか」


 我知らず安堵の声を漏らしながら、コードを手繰って携帯電話を掴んだ。

 ディスプレイには新着メールの報が。

 カクリヨで白波さんが送ってくれたデータかな?


 目を通すべきとは理解してるが、気力が湧かない。

 首輪を外すのも億劫だった。


「つっかれたぁ~」


 肉体的な疲労は皆無でも、精神の方が参っていた。


 当たり前だ。

 魑魅魍魎が跋扈する戦場に、いきなり放り込まれたんだぞ。これで何の負担も感じず、平静を保っていられるほど、俺は異常者じゃない。


「…………」


 ふと、室内の惨状が目に留まった。

 雑多な品々であふれる五歳児の玩具箱めいた有様だ。スポーツからサブカルチャーまで、手広く嗜んでいるのが一目で知れる。


 俺のこの無軌道な多趣味は、格好の良さに対する渇望が支えていた。

 肉体や根性を鍛える運動全般は言うに及ばず、物語の鑑賞も例外じゃない。好みの登場人物を見習い、逆は反面教師とする。

 俺にとって趣味は娯楽であると同時に、修練でもあったのだ。


 今日は多趣味の成果を示すことができたと思う。

 何度か危ない場面はあったが、少なくとも最悪の醜態は演じずに済んだ。点数を付けるなら八十前半ってとこか。


 ……まぁ、傍目にどう映ったかまでは分からないのだが。


「IAIメイと、軍人白波萌ねぇ……」


 飴玉でも舐めるみたいな調子で二人の名前を口にして、俺は苦笑を浮かべた。


 格好付けなきゃ格好良くなれない、って持論が仮に事実だとしても、格好を付けたら必ず格好良くなるとは限らない。

 俺みたいなカスの場合は、特にそう。

 在るがままの自分を好まず受け入れず、一から十まで虚飾で塗り固めて――これで報われようなど、虫が良すぎるって話だ。


 全て承知の上ではあった。

 しかし、自戒のように反芻すると疲労感が倍増した。


 ……少し休憩しよう。

 電軍《チガエシ》への連絡は、一休みしてからでも間に合うはず。


 双眸を閉ざして枕に顔をうずめる。

 しばらく何も考えたくなかった。


 連絡することで生じるだろう面倒事についても、カクリヨに残ったメイと白波さんの安否についても――外で数を増しつつあるサイレンの意味についても。





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