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魔皇の魔法とハツミリア  作者: 道草 遊者
東の大国編

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58/263

第57階 ぶつかり合う

「まぁ、負けるわきゃないわな!」

クラーガ君が笑顔で迎えている

勿論フォアローゼズも


「分かってるわね?2人は

幼体でも成体でも殺すのよ?

これと同種の力じゃなかったら..」

クラーガ君がまじまじと見てくる


「これは?」

赤や緑に移り変わる

小さな炎の様な形をしていた


「人類が今の私で考えられる

"最終未来"まで進む要素を全て足して

全てで割った生命の輝きよ」

クラーガ君と倶全君に

説明していたのだけども

フォアローゼズも集まって来た


「なんて綺麗なの...」

マユナが関心している


「ハツミ...でもこれは

必要無い要素を持つ人間を

全て滅ぼすって意味よね?」

マテハ...やめて欲しいなぁ

ただ綺麗なだけで

終わらせたかったのに


「大義の為に小さな犠牲は

仕方ないのよ?

人類は食べなきゃ生きていけない

分かるでしょう?」

マテハはふっと笑みを浮かべた


「それでも子供は未来だと思うの!」

マテハはジュウゼンジュウビを構えた


「少し時間頂けるかしら?」

クラーガ君と倶全君は

コクっと頷いて距離をとった


「どうする?他の

フォアローゼズは?」

スクッとマスカリアが立ち上がった


「私は出るよ、ただしマユナとイムは

出ないでくれ」

マスカリアの微笑みに

マユナとイムは黙ってコクっと頷いた


「今回は死に過ぎた....生かせる事が

出来るならば生かしておきたい」

マテハは唇を噛みしめる


「分かるよ、マテハ!

貴女は"天才"だもの!

だから変えられる未来が

あると信じている

全ての人々が並んで手を取り合える

日々は来ないと知っていても

自分を信じて抗おうとしている

でもね、それが出来るなら

家族も国もいらないの

名前すらね

出来ないから色を付けた

そして分けた

そして多くの色を持つ者達が

並んで手を繋いだ

もうこの際だから言うわね

そうよ!今から893を創った

人間達を皆殺しにする

お願いをしている

クラーガ君と倶全君に

もしクラーガ君に渡した

生命の輝きに拒絶された者を

殺す事になる、赤子も含めてね」

思った通りにマテハは飛び出して来た

此処からはまともな人から

逸脱した者達の世界

マテハは綺麗過ぎる...


「行って、2人は」

了解と言いながらクラーガ君と

頷いた倶全君は行ってしまった


「させない!!!!」

マテハは驚いた


「甘いぞ、マテハ」

マテハの刀を私は

闘神デヤスを食って進化した

闘剣「無神」で受けた


悔しそうな顔をするマスカリア

ごめんね.....私は貴女の力を

受けない程に自身を強化出来るから


私の剣とマテハの刀が混じり合う


マテハは私を本気で殺そうと

かかって来たけれどそれと同時に

通用しない焦りを感じていた

フォアローゼズが私を今回こうやって

動けない様にするのはあらかじめ

分かっていた

だから、常時頼み事をしている

2人に動いて貰った

マテハはとても綺麗な人間でまだ幼い、それに反して余りにも現実は

甘美で残忍過ぎる


この世界のこの座標にしっかりと

結ばれた糸が絡みついて

東の大国を創った

かつての歴史では犬の嗅覚でしか

分からない場所にある様な洞窟で

活動していただけだったけど

まぁ、世界が1つ進めば

大国が出来上がってもおかしく無い

その時は一族まとめて極刑に

されたけども一度歴史に絡みついて

出来上がった紐は解けない

でも私には方法がある

転生世界を創り出した要領で

別途1つの世界を創った

地獄とも呼べる世界に未来永劫

貼り付ける事だ

国を創る以上私は

そういった刑罰の部分も

考えなくてはならない立場にも

あったけども、まぁさしずめ

そちらについては幾分も問題は無いけど


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