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ソーシャルな神様、始めました  作者: 九重市 九十九
プロローグ:チュートリアル
3/59

天使のチュートリアル その1


 意識が戻ると、俺は綺麗な部屋に立っていた。


 真っ白な大理石で出来た壁や天井。

 目の前には、社長が使ってそうな高級感溢れるな執務机があり、足元には真っ赤な絨毯が敷かれている。

 壁際の台座に置かれた調度品も、見ただけで相当な品だと分かるような物ばかり。

 俺には価値が分からないが、そんな俺でも相当金が掛かってるのが分かるぐらい豪華な部屋だった。




 どうやら、夢ではなかったらしい。

 肌に感じる服の感触も、靴越しに感じる絨毯の柔らかさも、夢とは思えない。

 となると俺は、本当にソシャゲの世界に迷い込んでしまったのか?



「ようこそいらっしゃいました。眠りから目覚めし神よ。」



 俺には、冷静に事態を把握する時間も与えられないらしい。

 低く野太い声が隣から聞こえてきた。


 ……凄く。もの凄く、嫌な予感がする。



「私が神様ネットワーク運営機関より派遣されて参りました、天使のガシュエルと申します。短い間ですが、宜しくお願い致します。」



 隣を見ると、背中から真っ白な羽を生やした、筋骨隆々のオッサンが頭を下げていた。


 やっぱりオッサンか。

 俺の望んだ、美人で可憐な天使は何処にいったのだ。


 頭上の光の輪が俺に向けられて眩しい。

 ハゲ頭と合わさって二乗に眩しい。

 さっさと頭を上げてくれ。目が潰れるぞ、オッサン。



「これより、神様ネットワークについて簡易ながら説明をさせて頂きます。宜しいですかな?」


「あ、はい。構いません。」



 そう返事を返すと、オッサンが眉を潜める。



「失礼ですが、貴方様は神様なのです。我々天使や英雄達相手であれば構いませんが、下々の者には威厳を示さねば信仰は集められません。ご注意下さいませ。」



 ああ、そうか。俺は今、神様なんだったか。


 正直言ってあの爺さん神様の勘違いだとしか思えないんだが、それでも俺は神様として振る舞わないといけないらしい。

 小市民な俺としてはなんとも胃が痛くなる話だ。



「これから説明させて頂くガチャなるものも、集めた信仰の力を消費するのです。信仰を集めねば世界を救う事が出来ませんがゆえに、諫言させて頂きました。どうか無礼をお許し下さい。」



 そうか。ガチャか。

 よし、俺は今日から神様だな。

 神様だから威厳が必要なのだ。

 決して、ガチャを回したいから威厳を出してる訳ではない。



「ああ、分かった。これからは気をつけるとしよう。」


「ご理解頂き感謝致します。」



 にしても、このオッサンは堅苦しい。

 眼鏡を掛けた美人秘書に畏まられるなら悪い気はしないが、ハゲのオッサンに畏まられても嬉しくもなんともない。


 更には天使の格好だ。

 いい歳したハゲ親爺が天使のコスプレをして俺に畏まっている。

 そう考えると、なんだか薄ら寒くすらなってくる。



「では。まずは頭の中で、神様ネットワークを起動しようと念じてください。」



 そう言われたので、なんとなく起動しようと考えてみる。

 すると、目の前に半透明のディスプレイが現れた。



「それが神様ネットワークの操作画面となります。出そうと念ずるだけで現れて、消そうと念ずるだけで消えます。画面に表示される項目を選ぼうと念じることで、新たな画面へと移行して……。」



 オッサンの話を聞きながら、俺はさっさと念じて画面を操作する。

 ゲームだった頃と比べると、手で操作するか念じて操作するかの違いはあるが、それでもボタン配置とかは一緒だ。感覚的に操作できる。


 このままオッサン相手に延々と顔を合わせる趣味はないし、こうも畏まられると胃が痛くなってくる。

 さっさとこのチュートリアルを終わらせて、オッサンにはお帰りいただきたい。


 使われてる画像の趣が大分異なるが、ボタンの配置とかはソシャゲだった頃とだいたい変わってないようだ。これなら操作も大体分かる。

 うん。画面がタブレット並に大きくなってたり、一部の機能がオミットされたのか無くなっていたり、見知らぬ項目があるけれど、殆どはソシャゲの神様の箱庭と一緒みたいだな。



「見事に操作なされてますな……長く眠って居られて、記憶を失くした神様だと伺っておりますが……貴方様は智を司る神様だったのかも知れませんな。」



 画面操作の手……思考が止まる。

 智の神って、おい。

 俺はそんな大層なもんじゃないどころか、神ですらないんだが。



「では、始まりの画面から『ガチャ』の項目を選んで下さいませ。」



 よし、ガチャだ。ガチャである。

 俺は即座にホームボタンを押してホーム画面に戻り、ガチャの項目を選択する。


 そこには、ソシャゲだった頃とは比にならないぐらい、膨大な種類のガチャ存在していた。


 ゲームの時もガチャが相当多いゲームだったが、この多さは異常だ。

 一体どれだけガチャがあるのか、大体ですら分からないぐらいの数だ。



「こ、これは……。」


「それが、ガチャの品目で御座います。これらの中から必要とする英雄が入っているガチャを選び、くじの要領で抽選を行って英雄を手に入れることが出来ます。」



 話半分に聞き流しながら、画面を下にスクロールする。

 全然終わりが見えない。ガチャの種類が多すぎて、どこまで行ってもガチャしかないのだ。



「このガチャでは、自分の世界では手に入らない英雄を手に入れることが出来ます。英雄を手に入れる方法には、他にも神々同士で信仰を使って売り買いする場が御座いますが、そちらは強い英雄の相場が高くなっております。どうしても欲しい英雄か、安くて弱い英雄を求める場合以外では、ガチャにて英雄を手に入れた方が効率的です。」



 なるほど。ゲームだとそんな設定はなかったのだが。

 こっちだと自分の世界で手に入る英雄があって、自分の世界以外の英雄はガチャかプレイヤー同士の売買でしか手に入らないのか。


 俺の世界から女性キャラがわんさか出てくれれば嬉しいんだがなぁ。

 でも、軍人英雄ばっかりらしいから、わんさかはないか。


 一人だけでも良いから居て欲しいもんだが。



「それでは、信仰を予め用意してありますので、試しにガチャで英雄を呼び出してみましょうか。」


「よし、ガチャか。どれをやればいい。」


「ええ。今回は一番上に存在する、最も安価なガチャを五回でお願いします。」



 なんだ、安いガチャか。

 ソシャゲだったら最初に良いガチャを引かせて、序盤に最低一体は強いキャラを持たせてくれるんだが。


 まぁ、現実だと架空のポイントを消費するんじゃなくて、限りある資源や信仰を使うんだから簡単にはいかないか。

 そう美味い話は無いってことだろう。


 俺は一番安いガチャを選択し、実行する。

 すると部屋の中心に、大量のカプセルが詰まったガチャガチャが現れた。

 ガチャガチャが勝手に動きだし、小さなカプセルを吐出口から五つ出す。

 出し終えると、用は終わったと言うかのようにさっさと消えていった。


 その様子を見るだけで、気分が高まる。

 女性キャラが出ないかと考えるだけで、なんかワクワクしてくるじゃないか。



「これ、か?」



 カプセルを手にとって見てみる。

 カプセルの中には白く光る石が入っていた。



「ええ、そうです。それが英雄の魂であり、それを用いて『創造』することで英雄を生み出せるのです。白い石は☆1から☆3のレアリティの英雄となっております。レアリティというのは……。」


「珍しさ。ガチャから出易いか出難いかの基準だな。弱いものほど出易くて、強いものほど出難い。」


「その通りで御座います。それでは実際に創造してみましょう。」



 テンションが上がって、ついつい説明の続きを言ってしまった。

 だが、オッサン天使から特に反応はなかった。

 多分、俺を智の神と勘違いしてるから、それぐらい分かっても当然と思ってしまってるのだろう。

 誤解を深めない為にも気をつけねば。


 それにしても、☆1~3が白い石なのもゲームと同じか。

 多分、☆4~6は青で☆7~9は赤なのも一緒なんだろうな。




 英雄キャラは、ガチャから魂という石の状態で出てくるというのは、ゲームだった頃と同じだ。

 これは、キャラの売り買いで不正を防止するために設定されたシステムである。


 一度魂を『創造』してキャラにしてしまうと売れないようになっているのだ。

 だがこの魂の状態なら、売買所で他のプレイヤーや運営相手に売ってしまうことが出来るのである。


 これは確か、育った強いキャラをサブアカウントに譲渡したりするのを防ぐシステムだったよな。

 こんなことまでゲームと同じになってるのか。



「創造するには、まずは魂をケースから取り出し、手の平に載せた状態で『創造』と念ずるだけで御座います。」



 言われた通り、カプセルから石を取り出して創造と念じてみる。


 すると石が強く光だし、俺の手元から離れて目の前の床へと落ちていく。

 着地と同時に光の柱が立ち昇り、光が消えたあとには一人の青年が立っていた。



「我らが神の招集により馳せ参じました、高柳 草太と申します。階級は中尉。生前は小隊を率いておりました。宜しくお願い致します。」



 軍服を纏った青年が、ビシっと敬礼しながらそう言った。



「これが英雄創造に御座います。」


「……生前?」


「英雄は過去に存在し、語り継がれた者達です。生前の記憶を持ち、様々な技能やレアリティに応じた力を持っております。創造された時点で自身が神々の手により英雄となったことも理解しておりますので、毎回細かな説明をする必要も御座いません。」



 伝承を元に産み出された、架空の存在的な英雄だと思ってた。ゲームでも大半はそうだったし。

 しかし、ここだと実在した人物を記憶が残ったまま呼び出すのか。


 なんか嫌だな、そのシステム。

 死んだと思ったら生き返って、また戦うことになるとか。

 俺なら御免だ。



「高柳、草太か。宜しく頼む。」


「ハッ。宜しくお願い致します。」



 どう接すればいいか分からないので、取り敢えず神らしく偉そうに挨拶しておく。


 見た感じは普通にイケメンな若い青年なんだが、挙動も言動も完全に軍人だ。

 というか、見た目は二十歳前後なのに中尉ってどういう事だ?こっちの世界だと階級の名称が違うとかか?

 いや、見た目通りの年齢なのかも怪しいな。



「彼は見た目通りの年齢なのか?」


「彼は……そうですね。若くして死んだらしいので見た目と年齢が一致しているみたいですな。高齢で亡くなった者の中には、全盛期の肉体に若返る者も存在します。」



 って、サラッと言ったけど死んだ時の姿なのかよ。

 ということはだ。この高柳青年は二十歳ぐらいで死んだ上に、その年齢で英雄と呼ばれる何かを成したのか。

 半端ねぇな。



「次の創造に行く前に、石を手に持ったまま頭の中で『開示』と念じて頂けますか?」



 言われた通りにしてみる。

 開示と念じた瞬間、石の近くにディスプレイが浮かんで名前とキャラ性能が表示された。




 高柳 草太 男性 軍人

 レア度:☆☆☆(3)

 戦闘力:D 智謀:D 特殊能力:D 成長性:A

 スキル:『士気高揚』




 ……。

 っておい。

 これ、今創造したキャラのデータじゃねぇか?

 もしかして、今手に持ってる石も、同じキャラなのか?

 キャラが被ってるんだけど。



「これも高柳の魂のようだが……。」


「英雄は人と似ておりますが、厳密には違う存在です。同じ英雄であっても、複数人をこの世に創造することが出来ます。」



 いや確かにさ。

 ゲームでもキャラが被るとか、普通にあったけどさ。

 でも、現実に同じ顔が二人居るってどうよ。

 俺が彼の立場だったら、絶対に精神病むと思うぞ。



「それは、英雄たちの心労にならないのか?」


「多少は戸惑う者も居る様ですが、次第に慣れて問題はなくなるみたいですな。」



 慣れるのか。

 それは英雄という特殊な存在だからなのか。

 英雄になれるぐらいだから、元々の精神がタフなのか。


 まぁ、慣れるならいいや。

 よく考えたら、同じ女性キャラを二人並べて双子シチュって妄想も出来なくはないしな。



「どうしても気になる様でしたら、英雄同士を吸収させて強化する、合成システムも存在します。」



 って、ちょっと待て。

 確かにゲームだと、キャラを素材にして強くしたいキャラに合成することで経験値を貯めるシステムがあった。

 だが、それを現実でやるとどうなるんだ?



「それは、素材となった英雄の人格はどうなる?」


「消滅しますな。宜しければ方法を」


「いや、それは知らなくてもいい。」



 勘弁願いたい。

 神様でも何でもない普通のサラリーマンな俺に、人を実質的に殺せとか無理に決まってるだろ。

 しかも相手は英雄だぞ?英雄をサラリーマンが消滅させるとか。

 字面が訳が分からんことになってるが、俺の中ではあってはならんことだ。



「そうですか。確かに、都市に住む下々の者の多くはその行為に忌避感を抱くので、知られてしまうと信仰を得る妨げになるとの意見も御座います。ですのであまり推奨はされておりません。」



 うん。下々はそうだよね。

 俺、下々とは友達になれそうだよ。

 信仰のために神様として偉ぶるけど。



「ですが。窮地に陥った時のためにも知っておいて貰わねばなりません。やり方は強化したい英雄に触れ、次に吸収させる英雄に触れて『合成』と念じます。最初に触れた方へと吸収されますのでご注意下さい。」



 言ーうーなーよーっ!

 なんで言うんだよこのハゲ!!

 知ってしまうとソワソワすんだろが!夢に出たらどうすんだテメェ!



「それはさておき。次の説明に移る為にも全ての魂を創造して下さい。」



 何がさておきだ。

 深夜に神戸牛のステーキ画像見せる様な鬼畜の所業だぞ。

 そのあと我慢できなくてカップラーメンを食ったら、虚しくて若干辛くなるという悪魔の呪いである飯テロだぞ。

 堕天しちまえ。この、いい歳して天使コスプレしてるハゲ。


 心の中で散々悪態を吐きつつ、俺は次々と英雄を創造していった。




 ―・―・―・―




 創造が完了した。

 出てきた英雄は以下の五人だ。




 高柳 草太 男性 軍人

 レア度:☆☆☆(3)

 戦闘力:D 智謀:D 特殊能力:D 成長性:A

 スキル:『士気高揚』



 最初に出てきた英雄で、初期ステータスはレア度にしては低いが、成長性が高いので育てば多分強くなる。

 英雄全員の戦闘力を僅かに上げる特殊能力があるらしいが、この能力も成長しそうな気がする。

 キャラ性能を見たイメージだとそんな感じ。


 見た目は普通にイケメンな日本人と白人のハーフっぽい軍人で、黒髪黒目。歳は十七歳だそうだ。

 階級は中尉で、架空の小隊を具現化して率いて戦うらしい。




 エーリッヒ・ヴァイツェルン 男性 軍人

 レア度:☆☆(2)

 戦闘力:D 智謀:C 特殊能力:C 成長性:D

 スキル:『逃亡補助』



 能力は全体的に低いが、逃走時に部隊の生存率を上げる特殊能力を持っているとか。


 金髪茶色目の白人男性で、優男風の甘いマスクをしたイケメンだ。

 またイケメンか。

 生きてた頃はさぞかしモテた事だろうよ。歳は二十八歳。

 階級は中尉で、高柳と同じく小隊を具現化して戦うのだとか。




 クロード・ジョンソン 男性 軍人

 レア度:☆☆☆(3)

 戦闘力:B 智謀:D 特殊能力:E 成長性:C



 特殊なスキルは持っていないが、レア度の割に戦闘力が高いっぽいキャラ。


 黒髪碧眼のクルーカットで、顔はちょっとゴツいが男前な三十一歳の英雄だ。

 というか、全体的にゴツい。

 それもその筈で、屋内戦を専門とする特殊部隊を率いてたそうだ。接近戦はお任せあれとの事らしい。

 階級は中尉で、火器やナイフ、格闘で戦うとのこと。




 まぁ、順調に三種類の英雄を呼び出せたのだが。


 高柳 草太……二名。

 エーリッヒ・ヴァイツェルン……二名。

 クロード・ジョンソン……一名。


 なんか、双子が二組並ぶ結果になったんだが。



「……こんなに英雄が被ることがあるのか?」


「最も安いガチャは、この世界の英雄のみが出ますので。」


「この世界にはどれくらい英雄が居るんだ?」


「運営機関の調査によりますと……七名か八名ですな。」



 合計七~八種類。

 レアリティはゲームだと☆1~9までなので、レアリティの全網羅すら出来ない。

 いや、普通は歴史上の英雄って相当な数が居ないか?

 もしかして、厳選してあるとかなのか?



「随分と少ないんだな。」


「システムの都合上、邪神が出現して以降の英雄と限られておりますので……。」



 ああ、なるほど。

 邪神がいつ出てきたのかは知らないけど、そんなに時間が経ってないならまだ納得出来るな。

 それでも八種類はやっぱり少なすぎる。

 残り五種類の中に女性英雄は居るのだろうか。



「それでは、次の解説にいきましょう。次は邪神との戦いについてです。」



 戦闘か。

 ゲームの時は、俺はもっぱら都市管理で信仰を稼いでいた。

 休みの日とか何かの待ち時間以外では、殆ど戦闘をした覚えはない。

 ゲームなら問題なくプレイ出来てたんだが、現実だとどちらか片方だけとはいかないだろう。

 それでも出来れば都市管理の方から説明を聞きたいが。



「都市の管理については良いのか?」


「下々の者達が住む都市ですかな?そちらでしたら官僚という組織が管理運営を行っております。詳しくは後ほど、その者達にお聞き下さい。智の神であられる貴方様でしたら、すぐに覚えることが出来ますでしょう。」



 官僚居るのかよ!!

 元になったゲーム、『神様の箱庭』なんだけど、タイトル半分否定してないか!?


 ってか、まだ俺を智の神とか勘違いしてるのか。神様ですらないんだっての。

 官僚の仕事とか、下手に口出し出来るほど頭の出来が言いわけがないじゃないか。

 まぁ訂正しても、「忘れてるだけですから」とか言われて聞いちゃくれなさそうだが。



「それでは改めまして、邪神との戦いについて説明致します。」



 そう言ってオッサン天使は、ハゲ頭と光の輪を突き出すようにお辞儀した。

 このオッサンといい、英雄五人といい。この部屋の男率が半端じゃない。

 さっさとチュートリアルを全部終わらせて、信仰を貯めて女性英雄を出さなければ。




 ……このままじゃ、俺の精神がもたないぞ。




 初日の投稿は一旦ここまでです。

 なんか色々と準備が足りないまま投稿してるので、途中で随時投稿済みの話を修正していくかも知れません。


 これ以降は書き溜めが尽きるまで毎日更新する予定です。

 宜しければ、今後ともご贔屓に宜しくお願いします。

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