別れ
初めまして。小説初心者です。 読みにくいと思いますが、よろしければお読みください。
一弥は、幸せだった。
そう。あの日、あの時、あの出来事がおこるまでは。
「今日も1日お疲れさま。」
一弥は、とびきりの笑顔で、声をかけた。
相手は、正美。
「うん、 一弥もね。」
一弥の胸は、幸福感ではちきれそうだった。
一弥は思い出す。
ちょうど、1年ほど前、
一弥は、正美のまえで、ぼろぼろ泣いた。
「ごめん。本当にごめん。僕が悪かったんだ。」
一弥は、必死で謝った。
そうする間も、涙は止まらなかった。
まさみも泣いていた。まさみは、言った。「かずやが、今日、なんで、私を誘ったのか、なんとなく感じてた。かずやのいおうとしてること、気持ちを言葉では、理解したつもり。でも、内面的っていうか、自分でもわからないんだけど。私のほうこそ、ごめん。」かずやは、じっと、聞いていた。
一弥は、涙を拭いて顔を上げると、
「そうだよね。正美のことだから、気づいてるんじゃないかと思ったよ。」
と、辛そうな、そして、少しだけ嬉しそうな、微妙な表情で、呟いた。
そのかずやの言葉を聞いたまさみは、真剣な眼差しで、かずやの顔をじっと見つめ、視線をさまよわせていた。どこか気まずい空気を、二人は感じていた。沈黙を破ったのは、まさみのほう。「大丈夫だから。」、まさみは、眼に光るものを浮かべながら、毅然として言った。
一弥は、正美の気迫に圧倒されて、ただうなづくことしかできなかった。
ふたりは、互いに微妙な表情で、静かにその場を離れたのだった。
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