↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
72/72

【第二章】第三十七部分

鍵はいた。いなくなったのは鍵の先祖だったのである。



日食騒動から一年が経過していた。

凪河はゆりキュア活動に従事していた。それは母親とではなく、憂果莉とであった。

一方、黒霧組が復活して、鍵の母親が組長となり、やくざとしては、細々と活動していた。

ある時、黒霧組に呼ばれた凪河。

「鍵がアタシを家に呼ぶなんて、ついにコク、コク、コックローチなのかしら。そのあと、オレの部屋で、ちょこっとだけいいかとか、いやいやそんなところに留まらなくて、チョコレートとか、いやいや更にチョメチョメとか、いやいやもう一声チョモランマとか。だ、かっら、今日は勝負下着だし♪」

ルンルン気分の凪河は玄関の横引きの扉を開けた。

廊下には学生服姿の鍵が立っていた。

「鍵!チョメチョメ・リクエスト~!」

「俺は先祖の方だ。」

「ガクッ。じゃあ、帰るわね。」

大袈裟に崩れた凪河はすぐにリターン態勢にシフト。

「ちょっと待て、ナギナギ。」

「その声はロリばばあ!」

「超絶美幼女を捕まえてその言い方はやめんかい。久しぶりじゃのう。」

そこには、るとがいた。赤い幼児服姿である。

「ワシらはこの一年ずっとチンモクして世界を見守ってきた。」

「わざわざ、カタカナ語を使用しなくていいわよ。」

「些細なことにこだわるな。さて、想定通り、人間がいる限り、真の悪はなくならなかった。魔界に落とさねばならないやつが一定の確率で生まれてきたし、これからも続くじゃろう。だから、お前は再びスケパンデカになるんじゃ、いやなってくれ!」

「何よ、いきなり。その格好が、どれだけ恥ずかしいと思ってるのよ。」

「と言った、油断した瞬間に変身じゃ!」

眩い光を伴って、見事にスケパンデカの凪河が登場した。

「やっぱりこれは恥ずかしいわよ!」

凪河は透けスカートを押さえた。

「猫柳さん、私とヤルのです!」

凪河にむしゃぶりついたのはスケパンデカ姿の憂果莉だった。

「私はこれを待っていたのです!ゆりキュアだけじゃ、ピュア過ぎて、正義力が発揮できないのです。やっぱりエロが入らないと!すりすり。」

憂果莉は凪河の胸に顔をこすりつけている。さらに、その姿勢をキープしつつ、『幼女、萌えです~!』と叫びながら、るとを小脇に抱きかかえて蹂躙していた。

以降、スケパンデカとしてセクハラに悩む凪河の日々が続いたのである。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。