【第二章】第二十八部分
「あら、こんな地下なのに、観客スタンドあるわね。でも人影は見えないわ、さっきも誰もいなかったし。」
「それでは、仕切り直しのバトルじゃ。せっかく、プールにいるんじゃから、プールらしい競技にするかのう。」
「まさか、『どきっ!オンナだらけの水泳大会のメインイベント(ポロリもあるよ!)』じゃないでしょうね?」
「エロいテレビ番組の見過ぎじゃ。そんな低俗なものではない。古代ギリシャオリンピックのメインイベントだった騎馬戦じゃ。当時は馬の戦車を使っておったがの。」
「なあんだ。むしろそれなら正々堂々と戦えるわ。美しきヒロインにはそれに似合う舞台を用意することが肝心なのよね。」
「うむ。その方が本来の力が発揮できるというものじゃて。但し、美しきヒロインとはワシを指す固有名詞じゃがな。」
「なに威張ってるのよ。そんなちんちんくりんの体型で。」
「そのワード、ビミョーにヤバクね?」
「うるさいわね。かま(かけないで)掘っときなさいよ。」
「ほおると、掘るでは意味が全然違うわ。プラス、()内を省略してはいかんぞ。」
「そんな細かいこと、気にするんじゃないわよ。早く老けるわよ。あっ、それはもう取り返しがつかないわね。失った過去を補ってくれるほど、未来は優しくないわ。」
「未来は年寄りにも平等院じゃ!」
「その中学校歴史的フレーズに年輪を感じるわ。」
「やかましいわ!ええい、バトルするぞ。そら、戦闘服に着替えるんじゃ。そのスケパン衣装を脱げ。」
「はぁ?どうして、脱がなきゃいけないのよ?」
「古代ギリシャのオリンピックは神聖なものじゃ。神聖とは神の前にて、不正行為を行わない証明として、一糸纏わぬ姿で、つまりマッパで、闘いに臨んだんじゃ。」
「ええっ?ウソでしょ。マッパで闘うなんて、超絶清楚なアタシには不可能だわ。相撲取りでさえ、マワシを締めて、金閣寺してるじゃない。」
「超絶清楚なお嬢様が、金閣寺とか言わんわ!とにかく神聖な儀式なんじゃ。このやり方に従ってもらうぞ。」
「イヤよ、ゼッタイ!ねえ、会長もそう思うでしょ?」
「マ、マ、マッパ。それも幼女の生マッパ!加えて、ゆりキュア生マッパ!応援ラッパ、吹きまくるです!!」




