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勝利の勝鬨とクールなルール

入学式で俺達(正確には金髪ロン毛野郎)が起こした、ちょっとした騒ぎが有ったものの…


入学式は、つつがなく終わり

俺とタンサは無事に聖クリスマス学園に入学する事ができた。


俺は二年生、タンサは一年生のクラスに入る事になったのだが…一週間もしない内に「やっぱり別々より一緒のクラスの方が良い」とのタンサちの一言により、タンサは飛び級で二年生の俺のクラスに入る事になった。やれやれだぜ。


「え~わたしが今日から、このクラスの担当になる刀名 戒と書いてトウナカイと申します」


「ええ~マジ!」「ヤバいヤバい…」「私この学校入って良かったぁ」等の声が聞こえてくる…


女子がきゃーきゃーと騒いで収集がつかなくなる


この程度は俺の予想の範囲内だ、思考加速を使う必要もない


フッやれやれだ。俺は帽子を深く被りなおす。室内では帽子をとるのが常識?フッそんな常識は俺には通用しない


被りたいから被る。別にカッコいいからとか頭頂部が少しだけ気になるとかではない…それに校則には違反していないからな!

俺は基本的にはルールはクールに守る男だ!


ただしクールなルールに限るがな…


「ハイハイ、静かに静かに!私の事はトナカイ先生若しくはカイ先生と呼んで下さい」


「キャ~」とか「戒さま~」とか言い出して、余計に騒ぎになってるんだが?本当に静かにさせる気あるのか?


因みに男子のテンションはダダ下がりだ…今なら二次元の布教活動も捗るかもな?


そういや、前任の中嶋先生はどうなったんだ?眼鏡をかけた若い女教師だったはずだ…


「え~前任の中嶋先生は以前に受験していた医学大学から急に合格通知がきたと言うことで、そちらの道に進む事になったので退職する事になりました」


なるほどな…そんな事もあるのだな


「え~それから、今日は編入生を紹介します」


「タンサさん、どうぞ!」


その名前を聞いた途端、男子達がどよめきの声を上げた。


ガラガラっとドアを開けると、そこには…


銀色の髪に星型の金のヘアアクセサリーをつけて


白いブラウスに赤いスカーフ、そして赤いスカートをはいた超絶美少女が入ってきた。


「おおおぉぉー」と言う地鳴りの様な声が部屋全体に響き渡る…


「姫~」とか「我が軍は大勝利ですぞ!」とか言う声が聞こえてくる。


まあ、勝ちどきを上げたくなる気持ちはわからんでもない…


「うむ!大増タンサと言う。海外生活が長かったので日本語がおかしいかも知れん。皆の者宜しく頼むのじゃ!えいえいおー!」


「オー!エイ、エイ、オー!」と男子が勝利の雄叫びを上げる。


トナカイも一緒にやっているか…


「私達だって大勝利なんだから、負けないわよ!行くわよ!えいえいおー」


委員長が指揮をとり勝ちどきを上げる女子達…


やれやれ仕方がないな、俺もやるか


まっ、こう言うのもたまには良いかもな…別に普段クラスの奴らとしゃべってないから輪に入りたくてやってる訳では全然ないがな


そうして、隣のクラスの教師が怒鳴り込んでくるまでは、暫く変なテンションのクラス全員大勝利の勝ちどきが鳴り響いた。

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